大雪以来寒い毎日、未だ雪に閉ざされて孤立状態の町もあるとのことで
オリンピックの金や銀のメダルに一喜一憂していることも気が沈みます。
とは言えオリンピックは4年目に一度とてそれぞれの選手達に声援は送り
たいものです。しかし昨日今日は二つの競技で明と暗が見られました。スノー
ボード女子(パラレル)竹内智香選手の女子始めての銀メダル(スノーボード
でも初めて)でした。30歳でのメダルお見事でした。
一方女子フィギュアショートが始まり、一番期待された浅田真央選手の
ジャンプ失敗での16位は見て居る者も唖然ですが、本人は尚のこと予期せぬ
出来事に全く呆然だったと思います。「何も分からない。」との最初のコメントで
した。
選手達はこの日のために何年間も必死の努力をして、それなりの結果を出
してきているのですが、どうも”やっただけの結果は出る”こともまた”やっても
出ないこと”もあることを見せられた思いです。
「明」に出た竹内選手も自分の意思を貫く強靭は精神の持ち主でスイスへ
と単身行き、ドイツ語まで学び、今回のオリンピックでは自信を持って望んだ銀
でした。「暗」と出た真央さんもこれを最後にと集大成のつもりで難易な技術も
取り入れてのプログラムでした。
やはりオリンピックは何かが違うのでしょう。まして早くから”金メダル”を
と言われて、プレッシャーが無かったとは言えないでしょう。沙羅さんもそう
でしたが・・・・・沙羅さんには今後があります。
真央さんもフリーの演技で”真央さんらしい演技”を見せてくれることでしょう。