2月も終わり近くとなり、各所に春の訪れも感じられるようになりましたが、
この時期「あかぎれ」の痛みに困ります。特に手のつめの周りがぱっくりと切れ
てきます。日常の水仕事のせいですが、12月1月はさほどでもなかったけれど、
春めいてくると切れだすのです。
「 母さんの歌」に ーかあさんのあかぎれ痛い 生味噌をすり込むー と
ありますが、昔は切れた箇所へ生味噌を入れたのでしょう。わたしの母はよく
「アザイ膏薬」を火で炙って溶かし練りこんでいました。黒くなるのですが、よく
効いたようでした。
今のわたしはただハンドクリームを塗っておくだけで、切れた箇所はなかな
か癒えないです。時々「水ばんそこう」を塗ったりもしますが・・・なにしろ水仕事
をしないわけにはいけないから治りは遅いです。
子供の頃はあかぎれでなく「ひび」の手でした。友だちには「しもやけ」で
かわいそうな手もあり、赤くなるだけならですが、崩れたりもしていました。
皮膚の体質により しもやけ・ひび となるようでした。さすがに大人になって
からはあかぎれだけとはなりましたが、・・・・・しばらく痛さに我慢の日々です。
ライブラリーへ 借本
「レジェンドー伝説の男ー白州次郎」 北 康利著 朝日新聞社
「話して考えること」と「書いて考える」 大江健三郎著 集英社
「南冥の雫 -満州国演義ー」 船戸 与一著 新潮社
「こ と リ」 小川 洋子著 朝日新聞社