夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

ゴルフ仲間との話より

2014-03-04 15:24:09 | Weblog

   ゴルフでの組み合わせ仲間で一日回っているといろいろ話題が出ます。
 殆どが男性ですから、女性のように家族や衣食、健康の話だけでなく、身の
 周りでも社会情勢や政治の話にまで至ります特に寿会の仲間は異なる
 社会経験の方々でスポーツ以外の楽しみにもなっています。これもゴルフ
 のお交き合いの良いところでしょう。

  昨日は最近の葬儀事情が話題となりました。町内の大きな区の区長をして
 いるMさんの話で、わたしの区では殆どが葬祭場(セレモ葬祭・JA葬祭など)
 で行なわれ、それなりに面倒でなくおまかせのようになっていますが、Mさん
 の区では、5~6年前に区で葬儀のできる場所を造り、祭壇も購入して区内
 で行われるため、区民が歩いて参列でき、多くの人に送っていただけるのです。

  昔はわが町はどの区でもお墓の傍にある小屋(葬礼殿とは呼んでいたが)
 で行ったものでした。食事だけは親戚の多くが区の広間で仕出をとったり、
 またご飯などは炊いたりと結構手が要りました。何しろ100人分ぐらいの食事
 ですから、大変でした。それも通夜から葬儀、花折りと3日間はかかったもの
 です。

  それらは簡素化されましたがその分金銭面ではかなりの出費です。
 葬祭場では50万~100万が必要とか。Mさんの区では5,6年で元を取った
 のではとも話していました。
   葬儀を仕切る人もだんだんと少なくなってきている時代、厳かには送りたい
ですが、なるべく簡素にとも考えます。

  都会でも最近は家族葬などで後でお別れの会をと言うのも伺います。
 著名人の中にもそうした送りをしているようです。

  一方高齢者の多い昨今、葬祭場が足りないと各地に作られてはいます。
一時は結婚式場ブームでしたが・・・・今や葬祭場です。

  埋葬の仕方も様々で海、山への散骨、樹木の下に撒く、など、故人の
遺言もあり、お墓もお参りする人のいない無縁仏が増えているとのことです。

   3,11の大震災では家もお墓も津波で持っていかれたのですから、・・・・
切ない思いです。行方不明者にはお骨すら無いのです。

 我が身もそろそろ「終い支度」を考える齢となってきました。

 今日は朝9時過ぎ散歩の途中で「蕗の薹」が出ているのを見つけ、20個
ほど採ってきました。途中友だち宅にもおすそ分けをしました。10時過ぎか
らは雨となりましたから、丁度良かったでした。
 蕗味噌を作り少しほろ苦い春の香りを味わいました。