恒例の大学箱根駅伝が２日、３日の二日間あり、今日は往路で予選を通過
した２０校と学連選抜が東京を出発点に箱根の山路を走りました。往路５区は
有名な権太坂を上るという苛酷なコースで各校エースクラスが走りました。
応援で見ている者は手を叩いていればですが走る選手達はたすきを受け取っ
た時点では元気そのものですが、２０K余のレースに、しかも選手同士のデット
ヒートともなると必至での走りです。たすきを繋いだとたんに倒れこむ選手が
ほとんどです。
今日も最終５区で駒沢の馬場選手が、２０K過ぎ当たりから体に変化が起きた
のかだんだんと遅れだし、ゴール寸前には倒れこむこと数回、見ている者を
ハラハラさせました。とにかくたすきを繋ぐまでは祈るような気持ちでした。
マラソンの場合は自分がリタイアすれば良いわけですが駅伝の場合はたすき
を渡すことができなければレースにならず、箱根を走るために苦しい練習をして
きた１０人の選手を悲しませる結果ともなるのです。
結果は駒沢は青山学院に抜かれ、明治、東洋の後となり、順位を４位と
下げました。（昨年は優勝）最後の青山学院の神野選手は２位と５分の大差で
往路初優勝を果たし、明日の復路への選手に大きな期待をもたせました。
山登りの神様と呼ばれた柏原選手の記録を抜いての区間賞でした。
