さすが大寒ここ2,3日の寒さは外に出るのも足がすくみがちの日です。
しかし、用もあり昨日は隣町の耳鼻科へ親戚のTさんを車に乗せて出かけま
した。。Tさんは3年余り前から補聴器を使用で時々(3ヶ月単位)調整や検査
に行きます。一旦補聴器を入れると無しでは駄目のようです。中には補聴器
を作っても、馴染めないらしく、いつもいつもは使用しないでいる人もいます。
異物を入れるわけですから、多少は違和感もあるでしょうが・・・・入れ歯で
も最初は食べにくいとか味が今一だとか、いろいろありますが慣れると気にな
ら無くもなり、からだの一部として適応しているようです。わたしなども入れ歯は
ありますが、何でも食べられるからまあいいかと納得しています。
今日は町の図書館から頼んであった本が届いたと言うことで行きました。
時々新刊書を予約したりはします。
90歳を過ぎて尚お元気の佐藤 愛子さんの最終となる著書「晩鐘」です。
昨年、今年と、そして今日叉河野多恵子さんと80歳台の女流作家が亡くなら
れ、淋しいですが、佐藤愛子さん 時には辛口エッセイも面白く書かれていて
好きな作家です。
晩鐘 はご自分の人生を懸けて描く鎮魂歌として、自らも最後になるだろうと
書かれた本です。
一節 みんないなくなったーこれが長生きするということですね。
長生きがめでたいなんて、何も知らない者がいうことですね。
老人が無口なのは孤独に耐えているからなのですね。耐えている
とは思わずに耐えている。
その孤独をどういう言葉で言えばいいのかわからない。
こちらも長生きの部類に入り、孤独の身分ですが、先日も孤独と言う言葉
に淋しさや哀れを感じるが、単独と思えば悲壮感を感じないと・・・・・
さしづめこちらはもうしばらく単独生活で自由に生きますか。