夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

日米同盟 安倍総理パールハーバーへ 哀悼と不戦の誓い

2016-12-28 17:27:33 | Weblog

  昭和16年12月8日 日本がアメリカへ奇襲攻撃を掛けアリゾナ号を沈没
させて始まった太平洋戦争(当時は大東亜戦争と呼ばれた)です。
   小学生だったわたしにとって、その後は戦時下で軍国少女として毎日ラジオ
から聞こえる軍艦マーチ、大本営発表のニュースを信じて聞きました。敗戦
など
思いもよらなかったです。
      

  ハワイでのアリゾナ号を沈没させた特攻兵士は9軍神として崇められ、後も
度々若き特攻隊がさくらとして散っていきました
戦争は勝っても負けても、
犠牲者にとっては哀しみ以外にありません。

   昨日からハワイを訪れている安倍総理は今朝は真珠湾に浮かぶ記念館
にてその下に眠るアリゾナ号と共に命を失った米軍兵士への哀悼を捧げ
ました。パールハーバーをバックにオバマ大統領と声明を発しました。殆ど
文を読み上げるでなく自分の言葉としてのスピーチでした。

    
    
   安倍総理は「和解の力」を強調、オバマ大統領も日米同盟平和への願い
としての誓いでした。
 
   パールハーバー、真珠の輝きに満ちた、この美しい入り江こそ、
寛容と、そして和解の象徴である。  ー安倍総理の言葉から
    
   海が退役軍人を見守り、皆が私たちのために番をしてくださいますよう
に私
たちに神の御恵みを。 ーオバマ大統領の言葉から

  また退役軍人たちの前では腰を低くしての握手やハグなど、オバマ大統領
が広島市で被爆者との接し方を彷彿しました。

  退役軍人の1人が語っていましたが、「わたしは日本を怨んだことは無い」
と・・・・・わたしも戦争で2人の兄を失くしていますが、あまりにも怨む
矛先が
大き過ぎ(太平洋戦争を仕掛けた軍部でしょうが)多くの犠牲者
に我が身だ
けではないと・・・・・哀しみだけが今も癒えないです。

   昨日 一昨日 は父と姉の命日で甥と共にお墓参りをしました。それぞれ
55年、21年と経ちますが思いは忘れないです。わたしはすでに故人の年齢
をはるかに越えました。
生命ある限りは生きるのが宿命でしょう。