夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

靖国神社への誘い

2017-01-18 20:51:44 | Weblog

  戦没者遺族会のお世話をしている友だちH・Nさん(女性)から今年の靖国
神社行きの誘いを受けました。3月20日からの3日間と言うことです。
  政府の方では今や総理や大臣の参拝は、アジアの諸国からA級戦犯も合
祀されていることから非難されたりもあり、個人的にお参りすると言うことの
ようです。

  わたしの父母や姉は一度は行っていますが、わたしは仕事もあり東京へは
何度も行っても靖国は行っていません。靖国
の近くの九段会館へも行きました
靖国神社の鳥居を眺めただけでした

  わたしの2人の兄は靖国に祀られています。退職前でしたが、三重県でも
慰霊の旅があり、ビルマと言うことで行くことはできないでしたが、団長さんに
手紙で戒名を書き送ったことがあります。その後丁重に慰霊の様子が写真で
送られました。今尚何万と言う遺骨が眠っていることでしょう。

  戦後72年という年月ですが父・夫・兄弟を失くした人たちの多くが亡くなり
子どもでさえ若い世代で72歳、わたしの2人の友達(夫々82歳)は父が戦死
です。今回はこれらの友と4人での申し込みです。

 毎月「日本遺族通信」と言うのが送られますがその中に「愛しきものへ」と題し
て遺言状となった手紙が掲載されます。どの一つを読んでもわたしは涙をします。
毎回切り抜いて保存してはいます。その中からの一句

   「散りてのち なほ白雲と とどまりて すめら御國を 永久に守らむ」

  太平洋上紺碧の空に聖寿の万歳を寿ぎつつ散華するにあり・・・・特攻兵士
これらの気持ちは今の若い世代には理解し得ないでしょうが・・・・・