夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

休養日 読書「佐賀のがばいばあちゃん」

2006-07-30 21:32:38 | Weblog

  1週間遅れの「梅雨明け宣言」が出されました。これからしばらく暑さとのかかわり
 です。
   少し今日は体を安めることにしました。掃除の後は読書となりました。暑いときは
 あまり硬い本も敬遠しました。
  「佐賀のがばいばあちゃん」 漫才師[B&B」の一人島田洋七さん(1950年生
 まれ)の書かれた本で最近話題となり、吉行和子さんで映画化もされています。(封切りはまだのよう)
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  父が広島の地で原爆症に侵されなくなった後、母は働かねばならず洋七さんは
 8歳から中学卒業までの8年間を佐賀の田舎でおばあさん(おさのさん)のもと
 で、 少年時代を過ごしたときのことを書いた本です。
                
  「がばい」(すごい)と言う意味  昭和33年頃からですから何処もまだ貧しい生
 活の最中でした。充分に貧乏生活をしながらも明るく笑顔を振舞うばあちゃん
 ばあちゃんの一つ一つの言葉(語録)に含蓄があり、読んでいても思わず笑いがこ
 み上げました。 
    洋七さんの原点はこのばあちゃんとの生活にあるのでしょう。

     「がばいばあちゃんの語録」をいくつか挙げてみます。

  。「暑い」「寒い」とうるさく言うな。夏は冬に感謝し冬は夏に感謝しんしゃい。
 。二股の大根も、切って煮込めば一緒、曲がったきゅうりも、きざんで塩でもんだ
    ら同じこと。
  。貧乏には二通りある。暗い貧乏と、明るい貧乏。うちは明るい貧乏だからよか
    先祖代々貧乏だから。自信を持ちなさい。
  。人間は死ぬまで夢を持て、その夢が叶わなくても、しょせん夢だから。
  。人に気づかれないのが本当の優しさ、本当の親切。
  。生きていることが面白い。なりふりかまうより、工夫してみろ。
 。ケチは最低!節約は天才!
  。世の中には、病気で死にたくない人がいっぱい居るのに、自殺なんて贅沢だ。
  。鰯を食べてるかっらて貧乏じゃない、昔の人が鰯を見て鯛と名前をつけていたら
   鰯は鯛ばい。
 。2,3人に嫌われても、反対を向けば一億人居る。 

 洋七少年は野球少年で中学を卒業すると、広島の名門広陵高校へ特待生として
  入学したのです。  今は漫才で師匠をされています。
             
              「 はまぼう」 ハイビスカスに似た花です。5ヶ所(南伊勢町)には
         群生地があります。これは4,5年前に買って植えたものです。

             



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2 コメント

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先日はありがとう (yukiko1939)
2006-07-30 21:51:03
疲れ取れましたか?なかなかいい本のようですね。新谷先生の本をよんでから、食べ物が、気になりましたね。明治時代にもどらないといけないね、食べるものが、なくなってしまうね。
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今日は一日ゆっくりしました (純子)
2006-07-30 22:05:38
 食べ物も自然のもの、素朴なものですよ。わたしなんか野菜と魚の生活ですよ。

 本は同じく「がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい」と2冊とも読みました。面白いですよ。映画も評判みたいです。
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