今年もいつものように母宛に年賀状がきました。
でも、右半身が動けなくなった母には書くことができません。
それで、前回会いに行った時にそれを見せながら
「私、返事書こうか?」 と聞くと、うん、とうなづきました。
「ママの今の状況を知らせていい? 嫌なら書かないけど」、というと
「いい」との答えだったので、家に帰ってから
母に賀状をくださった方々に母の現状を記した返事を書きました。
昨日、ポストを見ると、知らない方からの手紙が。
私が出した母の近況を知って書いてくれたものでした。
そこには、
母のことは驚いたし、ショックだったけれど、
心配していたので教えてもらって有難かった。
施設に入れるのは辛い決断だったでしょう・・
でも自分の生活を守るためには仕方がないこと、
お母さんを見舞いながらも、ご自身のお身体に十分気を付けてほしい
というようなことが愛情溢れる言葉で綴られていました。
私が驚いたのは、この文・・・
「私も今年三月で九十二歳になりますので体調と相談しながら出歩いております・・・」
!!!
私はこの方が母とどういう関係なのか全く知りません。
でも、丁寧なお手紙とこの年齢や様子を見て
なんだかとても嬉しく、元気をいただいた気がしました。
次回行った時、忘れずこの手紙を母に見せようと思います。
何だろう・・・
礼を尽くすことは私の中でとても大事で・・
今、それがどんどんなくなって来ている気がするのです。
お手紙、とても嬉しかったのです。
だからこの思いはまた、どこかにつなげたいと・・
貴女の出した賀状(手紙?)が、回り回って、ご自身のもとにきっちり帰って来ます。
貴女がちゃんとしてれば、きっと良い1年が過ごせるでしょう。
だからジュリアさんは、幸せです。