初めてのお店はワクワクしますね。
存在は知ってたけどチャンスがなくて。
期待していた富士山は残念ながら雲に隠れちゃって見えなかった。
アットホームなこのお店はどこ?
ここ。
あ、これは先週のお話。
抜歯の前です。
初めてのお店はワクワクしますね。
存在は知ってたけどチャンスがなくて。
期待していた富士山は残念ながら雲に隠れちゃって見えなかった。
アットホームなこのお店はどこ?
ここ。
あ、これは先週のお話。
抜歯の前です。
今日のシネマ
日曜日。
午前の用事が急にキャンセルになったので じゃあ、行こう! とパパと慌ててネットで席を取るも
良い席は既になし。
久しぶりに劇場がほぼ満杯、っていうのを味わいました。
御存知シリーズ三作目。
東京オリンピック開催の昭和39年が舞台。
「ロクちゃんの恋」と「父と子の絆」が軸になっています。
後者では、茶川が子と親の両方の立場で苦悩する。
なんなんだろう。
相変わらずどれもこれもベタな話なのに
全編に渡って涙腺がユルユル。
144分間、すっかり三丁目の住人になりきって泣いたり笑ったりしていました。
宅間先生が言った 「皆が上を向いている時代・・・」 という言葉に
あ・・って一瞬思考が止まり、
この時代、私はまだ子どもだったけれど
皆が同じ方を向いて今よりももっといろんな事に必死に生きていたよなぁ、なんて。
ハングリー精神て便利さが増すほど失せてしまうもの。
懐かしさだけじゃない「忘れちゃいけないもの」を
三丁目の熱い人たちに改めて気付かせてもらった気がしました。
一つだけ小言を言わせてもらうとすれば3Dについて。
私は2Dで観ましたが3Dにする必要があるのかしら。
せっかくノスタルジックな時代にタイムスリップしてるんだからそれで充分だと思いますが。
後は文句なし。
今日のシネマ
2010年 アメリカ
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れます◆
ケビン・スペイシー に会いたくて借りました。
妻の自殺により心を病んでしまった精神科医カーター。
出す本は売れるし、彼の元に通ってくるのもセレブが多い。
しかし、誰もが羨む生活の裏では酒やドラッグにまみれた自暴自棄の姿があった。
ある日、テレビの対談番組の中でカーターは
自分がどんなにダメな人間なのかを吐露し、カメラの前で自著を破いてしまう。
その様子を見ていた彼の患者達が
その後ちょっとずつ前に進み始める。
皮肉なものですね。
やっぱり人って他人の弱いところを見ることによって
自分が特別じゃないことに気付くのかも。
カーターの患者役で ロビン・ウィリアムス が出ています。
それほど重要な役ではないんだけど
この怪優二人が揃う場面はやっぱりゾクっとしました。
精神科医も心を病む。
人間だもの。
続いてまたまた 森絵都さん。
今回読んだ(妹から借りた)森4作品の中では 私はこれが一番好きでした。
「おめでとうございます! あなたは抽選に当たりました。」
こんな言葉で始まる物語。
宝くじに当たって人生カラフル三昧の話かと思いきや
なんと当てたのは、大きな過ちを犯して死んだ魂が
再び下界に戻ってやり直すチャンス!
つまり天使業界の抽選に当たった・・・!?
って、こんな奇想天外な序章にビックリしながらも
どんどん惹き込まれてあっという間に読めちゃいました。
抽選を当てた「ぼく」は その時ちょうど息を引き取った「小林真」という見知らぬ少年の身体に戻され
真の身体を借りて「ホームステイ」しながら修行を積むことになります。
大半の人が中盤で話の「落ち」に気づくはず。
そのままラストにつながっていきますが
「なぁ~んだ、やっぱりそうだったのか」ってガッカリするんじゃなくて
「ああ、良かった。予想通りで」って私はすごく安堵しました。
『みんなそうだよ。いろんな絵具を持っているんだ。
きれいな色も、汚い色も。
人は自分でも気づかないところで
誰かを救ったり苦しめたりしてるんだ。
この世があまりにカラフルだから
僕らはいつも迷っている。
どれがほんとの色だかわからなくて。
どれが自分の色だかわからなくて。』
大好きな一冊になりました。
お義母さんが「久しぶりに川崎大師の葛餅が食べたいねぇ」
って言ったら なんと数日後に届きました。
ウソみたいな本当の話。
川崎大師のすぐ近くにお義母さんの姪っ子家族が住んでいます。
姪っ子と言ってもお母さんよりちょっと若いくらい。
昔は兄弟姉妹が大勢いたから一番上と一番下はけっこう年が離れてたりしますでしょ。
で、その姪っ子の孫が小さい頃からうちのお義母さんにとても懐いていて
「アルバイトでお金もらったから埼玉ばぁば(お義母さんの事をこう呼んでいる)に葛餅送ったよ」って電話があった。
まさに 以心伝心。
私もご相伴に預かりました。
シアワセラッキー♪
今日のシネマ
2007年 イスラエル/フランス
好き好き。
私、これとっても好きです。
ゆる~いテンポも〝間"もすごく私好み。
エジプトの警察音楽隊のメンバーが文化交流のためにイスラエルに呼ばれたのはいいけれど
迎えはこないは自力でバスに乗ったら場所を間違えて砂漠の真ん中の田舎町に着いちゃうは・・・
で、結局食堂の女主人のはからいで一晩泊めてもらう、その一夜を綴った内容です。
中東情勢が良くわかってない私ですが
食堂に掛けてある写真やイスラエルの家族のちょっとしたしぐさで
敵対感情を持っている間柄というのはわかりました。
どちらの国の人達も不慣れとはいえ英語を話せる人がいて
意思の疎通はできるんだよね。
やっぱり英語ってすごいんだ、って改めて思いました。
学生時代からもっとちゃんとやっとけば良かった・・・
ぎくしゃくした時間の中、口ずさむ音楽で互いが通じ合う瞬間や
少しずつ距離が縮まっていく様子が楽しくて。
スケート場での一幕は笑っちゃいました。
翌日の別れ際、お世話になった女主人に向かって音楽隊の隊長が手を降るんだけど
なんて言うか、たまりませんでした。
隊長、最高です!
こういう映画、いっぱい観たいな。
昨日は『成人を祝う会』に行ってきました。
二男が通っていた療育機関の保護者会で毎年行われる行事です。
今年は10名の対象者がいましたが、同じ指導室だったお友達がそのうち5名。
小学生の頃から一緒に大変な時期を過ごしてきた仲間が成人するのは感無量でした。
療育は昨年卒業し、我が子もOBとなりましたが
ここに来ると仲間や保護者や先生・・懐かしい人たちに会えてホッとします。
今、息子が仕事の事で悩んでいることも 昨日お世話になった先生方に相談すると
共感してくれる先生、分析してくれる先生、叱咤激励してくれる先生、
それぞれの言葉が私の胸に響きました。
息子も自分から先生に話をしている場面もあり、
ああ、やっぱりここは特別な場所なんだな、と改めて思いました。
最初、行くのを嫌がっていた息子ですが きっと何かしら感じてくれたと思います。
最後は、毎年ホールの出口まで皆でアーチを作り、
その中を成人した仲間と保護者がおめでとう!のシャワーを受けながらくぐります。
来年はこの中を息子と一緒に歩くんだなぁ、と、
昨日は特別な思いでアーチの一部になっていました。
成人した皆さん、本当におめでとうございます。
この先も幾多の困難が待ち受けているかもしれません。
でも、今まで頑張ってきたように、これからも皆で力を合わせて乗り越えていきましょう。
その後にはたくさんの感動が待っていると信じて。
日のシネマ
2010年 アメリカ
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れます◆
レビューを見ると感想がものすごく分かれていますが
私は何度も泣きました。
「ヒアアフター」 というのは 来世という意味だそうです。
スピリチュアル、死後の世界、霊能者・・・
以前の私なら全く取り合わなかったものたちですが
あの日以降、素通りできないものに変わりました。
こういうものに救いを求めている部分が、はっきり言ってあります。
この映画は昨年の2月に公開されましたが
東日本大震災の直後に公開中止となりました。(後から知った)
それは映画の冒頭シーンが大津波から始まるからです。
CGとはわかっていても、リアル過ぎて怖くて苦しくて
胸の鼓動がどんどん早くなりました。
フランス人ジャーナリスト、マリー(セシル・ド・フランス)。
特殊能力を持つアメリカ人ジョージ(マット・デイモン)。
イギリスの少年マーカス。
国籍、性別、年齢が全く違うこの三人が それぞれ形の違う〝死"という体験から、
何かに導かれるように出会うことになります。
監督は クリント・イーストウッド。
今までの彼の作品とはちょっと異質な感じを受けました。
製作総指揮のスピルバーグ色が濃いのかな。
霊能者のジョージを金儲けの材料にしようと
彼の兄貴がしきりに「才能」と持ち上げますが
ジョージは「違う、これは呪いだ」と言うシーンがあります。
「シックス・センス」の時も思ったけれど
こんな能力を持ってしまった当人はものすごく苦しいでしょうね。
四六時中、自分の意思とは関係なく霊を感じてしまうんだもの。
でも・・・自分が今こういう立場に置かれてみると
会えるものならジョージに会いたい。
お金払っても遠い場所にいても
彼を通してメッセージを聞きたいって思っちゃうんですよね。
どうしたのよ お兄ちゃん、あの時いったい何が起きたのよって。
これは大切な人を亡くした人には たまらない映画だと思います。
続いてまた 森絵都さん。
直木賞受賞作品。
短編です。
「器を探して」
「犬の散歩」
「守護神」
「鐘の音」
「ジェネレーションX」
そして
「風に舞いあがるビニールシート」
今さらこんなこと言うのもなんですが、作家さんの知識の広さには驚きます。
広いからって決して浅いわけではなく、
一つ一つの造詣の深さにただただ感心しちゃいます。
「ジェネレーションX」は話がわかりやすくて私向きだったかもしれません。
「鐘の音」も好き。
もう全部いいです。(笑)
妹は「風に舞いあがる・・・」で泣いたそうです。
私は泣かなかったと言ったら
「あんたとはやっぱり感じるところが違うんだよね」 って。
私と妹は十歳も年が違うし、性格も環境も今に至る過程も全く違う。
だから違って当たり前だし だからこそおもしろい。
この世の中に全く同じ価値観、感性の人がいたら
それはそれでちょっと気持ち悪いかもしれないしね。
本の話に戻りますが
全ての主人公が大切な何かのために一生懸命生きている。
そんなお話が詰まってる本です。
二男が仕事に行き詰っています。
毎日帰ってくると「嫌だな、辞めたいな」って。
頑張ってる子にこれ以上頑張れとは言えないし
じゃあ、辞めちゃいなよ、とも今の時点では言えない。
色々双方の問題があるようなので
お世話になった就労担当の先生に相談したら
来月職場で支援会議を開いてくれることになりました。
全てはそれから。
苦しくても楽しくても同じように一日が始まり終わって行く。
大丈夫、きっとうまくいくから。
昨日はパパがお休みだったので
午後から近くの公園の中を二人でスロージョギングしました。
私は体重増加、パパはコレステロール値増加。
増加夫婦だね。
スロージョギングってワーキングメモリを大きくする効果もあるんだって。
でも、歩いている人にどんどん抜かされる二人を見て
池のカモさんも呆れ顔でしたっけ。
昨年の秋から予約してあったバラの苗が届きました!
待ちに待ったバラさんです。
「ガブリエル」 と 「ブラックバカラ」
大苗ってことだったので ドッカーンと届くのかと思ってたら
そっか、剪定をし終わったものだったのですね。
じゃあサンダンスちゃんも、と初めての冬剪定に挑戦しました。
株元から30~50㎝くらい。
新芽の上、1㎝くらい・・と何度解説を読んでも
やっぱり初めてハサミを入れる時はドキドキしちゃいました。
休眠期を経て三人(笑)が元気に花を付ける日を楽しみにしたいと思います。
それと、北の友と一緒にガブさんを育てる時間も。
今年は、生きていくよりどころ をいっぱい作ろうと思っています。
森 絵都 著。
絵都さんの二冊目。
私は幼稚園から中1までピアノを習ってました。
何故そこでやめたか、っていうと 「サインはV」の影響でバレーボールにはまったから。
バレーボールとピアノは指の立場からすると天敵関係。
泣いてすがって買ってもらったピアノだったのに
あっさり私はバレーを選んだわけです。
そんな薄情な私がクラシックを語れるはずもなく、
今じゃ「昔ピアノやってました」っていうのもおこがましくて・・
今回のこの本は そんな私が気後れしそうな
シューマン、バッハ、サティ の調べに添った三編の短編集。
「子供は眠る」
「彼女のアリア」
「アーモンドチョコレート入りのワルツ」
全部が中学生が主役なのに、なんだか得心できちゃうのは何故だろう・・・
「解説」の角田光代さんがその答えを書いてくれました。
「アーモンド入りチョコレートのワルツ」 に出てきた絹子先生。
kahroさん? って思っちゃった。 (ごめんなさい、勝手に)