今日のシネマ ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0058.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ae/4ecb535fb68dbe954c314df7a90841d4.jpg)
2019年 イギリス
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れます◆
公開初日に観ました。
とってもとってもとっても面白かった!!
ビートルズファンのあなたなら飛びあがるほど感動すること間違いなし!
そして、あちこちに散りばめられた小ネタにほくそ笑むことも間違いなし。
残念ながら私は、ごく一般的な ”ビートルズの有名な楽曲は知っている” くらいの位置なので
ファンなら100倍楽しめるはずのポイントをスルーしてしまって悔しかったです。
主人公の、売れないシンガーソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)が事故に合い、
目覚めると自分以外、誰一人ビートルズのことを知らない・・・
wikiで調べてもカブトムシが出てくるし、
”ポール・マッカトーニー” でヒットしたのは、なんとヨハネ・パウロ二世・・・
どうなっちゃってるの~~~!?!?っていうパラレルワールドの中で
ジャックは彼らの曲を演奏してどんどん売れて劇的に生活が変わっていっちゃうんですね。
でも、やっぱり葛藤はあるわけですよ。
だって彼が作った曲じゃないし、どんな背景があるのか聞かれても答えられるわけが無いし。
売れた喜びよりもどんどん後ろめたさが増していって
おまけに献身的に彼を支え続けた彼女を思いやれる余裕もない。(彼女は『シンデレラ』の リリー・ジェームズ)
エド・シーラン が本人役で出ていて歓喜したり、
なんと、後半、あの方が登場した時には自然と涙が・・・
これ、ファンにはたまらないシーンじゃないですかぁ。
というわけでとにかく楽しめました。
パパにあらすじを説明したら 「観たい!」 というので
時間が合えばまた行くかもしれません。
余談だし私事ですが、(前にブログに書いたような気もする)
小学校6年生の時にクラスにビートルズに傾倒している男子がいて
学校内で行われるクラス対抗合唱コンクールに
どうしてもビートルズの「イエスタデイ」を歌いたいと訴え
特に他に案も出なかったのでなんとな~くそれに決まったものの
そもそもあれは、ギターをつまびきながら歌う静かな曲であって
合唱曲には全くそぐわないことに当時は誰も気付かず、
「何だか盛り上がらないよなぁ~」と思いながら毎日放課後練習するも
散々な結果でコンクールが終わった、という・・・
「イエスタデイ」を聞くと、どうしてもその思い出が蘇るのです。
サクライくん、元気ですか?
どこかでこの映画を観て、当時を思い出してくれてたら、ちょっと嬉しい。
なーんてね。