11月23日(土)
山梨県の御坂山地にある、日本三百名山の黒岳に行ってきました
なんと、8月の 木曽駒~将棋頭山 以来、約4ヶ月ぶりの山歩きでした
最近、富士山に嫌われていた私なので、2024年登り納めは
絶対に富士山が見える山へ!と 逸る気持ちを抑えながら出発
家を出たのが我が家にしては遅い5時半
案の定、渋滞にはまり30分ほどロス・・
でも、高速からいきなり顔を出した富士山にテンション爆上がり!
いつも通り 「キャーーーーーッ!!」と大声を出して
車内を不穏な空気にしちゃいました
河口湖ICの向こうで 「いらっしゃ~い!」 と迎えてくれる富士山
このインター、ほんとたまりません
すずらん群生地のPに車を置こうと思ったら
数年前に新しくできたFUJIYAMAツインテラスの
シャトルバスを利用する人しか車を置いちゃダメ、みたいな看板があったので
仕方なく戻って路肩に停めました(登山者用のPは既に満車)
シャトルバスに乗れば10分でテラスに着きますが、けっこうな料金・・
私たちは50分ほどかけて歩きました
ファーストテラスに到着
観光の方、登山者、みなさんここで
「わあ~っ!」とか「おおおっ!」ってなります
もちろん私も・・・
この景色ですもの!!!!!!
少し先にセカンドテラスがあり、そこにはベンチなどもあって休憩できます
ここで既に心が満たされましたが 今日のゴールはまだ先なので前に進みます
ここからは登山者のみ
雪はありませんでしたが、時々霜柱が。
風が吹いていて めちゃめちゃ寒かったです
登山道は危険箇所はありませんが そこそこアップダウンがあり
頂上直下の登りはかなりの傾斜で、ヒーハーしながら登りました
やっぱり4ヶ月ぶりの身体には堪える・・・
ん? 着いたかな?
はい、到着
標高1793m、お疲れ様~!(実はそんなに歩いてないけどね)
黒岳の頂上は展望がよくありません
なので、200mほど先の眺めの良い場所に移動します
正直、FUJIYAMAテラスと、その先の破風山前の展望台からの眺めに目が慣れてしまっていたので
感動は薄れていました ・・なんて贅沢・・・
南アルプスの写真も息子がしっかり撮っていてくれました
さて、お昼も近いので山ごはんにいたしましょう
今日はね・・・
手作りの肉まんとあんまんだ~!
・・って山の上で作ったわけじゃなくて、前日 家で仕込んできました
お鍋で再びスチームするだけなので、10分かからないくらいで温まりました
家で作る中華まんは最高で、もう買って食べる気がしません
前日、肉まんとあんまんを10個ずつ、計20個作り、この日に持って来た以外は冷凍したので
いつでもふっかふかの中華まんが食べられて嬉しいです
以前、どこかの山でもコンビニの中華まんを食べたことがあるのですが
山ごはんとして食べる時、あんまんの方がより美味しく感じるのは何故でしょう
歩いた後は身体が甘いものを欲しがるのでしょうかね
パパさんも、あんまん上手い! って言いながらハフハフ食べてましたっけ
ちなみに、息子は餡子が苦手なので、肉まん2個食べました
オレゴンの友人からもらったカップでホットココアを
持ち手がカラビナになってます
さて、1時間ほどまったりしたので下山します
写真ではわかりませんが、次々にハイカーさんがやってきて
頂上近辺はすごい人になってました
下山はすずらん峠からショートカットしました
実はこのルート、来る前にYouTubeで見たら危険箇所の看板ががあり
実際のルートもすごく危なかったので、通るつもりはなかったのですが
何人かの方が降りて行ったのと、その看板がどこにも見当たらなかったので
行ってみるか、と向ったら 確かに道が狭い部分はありましたが
すっかり整備されていて通ることができました
良かった・・・
林道に出た後はスズラン群生地の中を通って戻りました
この規模でニホンスズランの群生が見られるのは全国でも珍しく
山梨県の自然記念物に指定されているそうですよ
山の紅葉は既に終わっていましたが
足元にはその名残がいっぱいでした
そして、河口湖周辺にはまだ紅葉してる木があって大賑わいで、ここでも渋滞につかまりました
紅葉と富士山
そして高速入り口に向う道路からも・・・・
ああ、今回は富士山をたくさん見られて本当に幸せでした
いつもなら午後には雲が出て隠れてしまうのに、
「最近、姿を見せられなくてごめんね」って言ってるかのように(勝手なこちらの思い込み)
一日中隠れることなくその秀麗な姿を見せてくれました
*
これにて2024年の山歩きはおしまいです
毎回膝の痛みと闘いながら鎮痛剤を飲んで歩いていますが
気持ちだけはいつまでも登れる気でいる私・・・
そしてパパさんの気力もつるべ落としのように毎回下がっています
息子「来年は白馬にまた行きたい!」
パパと私「無理」
私「奥大日か蝶ヶ岳がいいよ!」
パパ「無理」
山の会話は止まりません・・・
来年も素敵な景色にたくさん会えますように
最後までお付き合いいただき ありがとうございました