やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

理科の実験

2017年01月28日 | 日記(息子・小5)

金曜日は、小学校のフリー参観でした。

3時間目から5時間目まで自由に参観出来るのですが、理科の実験をするという5時間目を参観しました。

 

さて、実験の内容は、食塩とミョウバンをそれぞれ溶かした水溶液をろ過し(ここまでは前回の授業でやった様子)、

その液を熱して蒸発させるとどうなるかを調べるといったものです。

 

今は、小学校ではアルコールランプは使わないのですね。

実験用の小さなカセットコンロを使っていました。

それと、簡単な実験でも、全員が安全眼鏡(ゴーグル?)を装着していました。

 

女の子の中には安全眼鏡をするのを嫌がっている子がいましたが、男の子はとても嬉しそうで、安全眼鏡が変身アイテムになっていました。

息子も、ウルトラセブンになって、変身した時のポーズがグーだとかパーだとか、班の男の子と盛り上がっていました。

(おいおい、授業中だよ~!)

 

家では電気鍋を使っているので、カセットコンロに馴染みがない息子。

スイッチを回す速度が微妙なのか、なかなか点火出来ないようでした。

 

事前の説明で、「蒸発皿に近付き過ぎると、火傷をしたり大変なことになる場合がある」と指導されていて、子ども達の距離がカセットコンロから遠いこと!

火を消すのも恐る恐るの様子で、見ていて面白かったです。

(もちろん、中には、普段から料理などで火を使うことに慣れているのか、全然動じない子もいましたが。。。)

 

全ての班が実験に成功!

無事に食塩とミョウバンの粒々をとり出せたようです。

 

45分のうち、大半が事前の説明に費やされていたので、実験はあっという間でした。

でも、火を使う実験はこれぐらい慎重に指導していただいて、うちの子にはちょうどいいかもしれません。

 

机に向かったままの授業と違って、観ている方もやはり楽しいですね。

教室の後ろに立って参観しているときは意外に平気だったのですが、その45分の代償でしょうか、夜中に股関節とお尻の辺りが痛んであまり眠れませんでした。

痛みが治まるまで、またしばらくかかりそうです。。。

 


負けない!

2017年01月25日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、積もるほどではありませんが、雪が降ったり止んだりの天候のため、早めにサッカースクールが終了し、1時間ほど早く息子が家に帰ってきました。

 

「レガース(脛当て)の角度が気になって、全然集中出来へんかった・・・。」

目にいっぱい涙をためて、立ちつくす息子。

 

「そうやったん。」

息子を抱きしめると、頬も耳も氷のように冷たくなっていました。

いつもは、スクールから帰宅後にすぐお風呂に入れるようにしているのですが、終了時間が早かったため、まだ沸かしていません。

急いでスイッチを入れ、タオルで濡れている髪を拭いてあげました。

 

「だいじょうぶやで。絶対治るからな。

先生も言うてたやろ。

『強迫性障害は、治ります』って。

ちょっと時間かかるけど、絶対に治るから、心配いらんで~。」

 

サッカークラブはともかく、スクールでここまで調子が悪くなるのは初めてです。

頑張り過ぎて、帰宅後に電池切れになることはありますが、スクール中に思うように動けないなんてことはありませんでした。

 

悪くなってるの?

薬を減らして3日。

まだ減薬の効果は出ていないと思いますが、それにしても、強迫性障害がどんどん悪くなっているような気がします。

 

風呂に入って、夕食を食べ、その後、宿題をする段階でも、息子は集中できずに苦しんでいました。

算数プリントの割り算の筆算が出来ないのです。

 

「割り切れへん! 問題がおかしい!」

と、ぎゃ~ぎゃ~言っているので、

「もう一度ゆっくりやってみたら。」

と、私が横に座ると、落ち着くのか、計算することが出来るようです。

 

息子は、

「問題が分からんのとちゃうねん。

自分の心がどうなってんのか分からんねん。」と。

 

「前のイスが気になる。」

「座布団の角度が気になる。」

息子は、そういうことを繰り返すので、その度、

「だいじょ~ぶ。」

「問題ないよ。」

と、答えます。

 

確認行為に手を貸すのはあまり良くないそうなのですが、息子の場合は、「止むをえないでしょう」と、医者からも言われています。

 

切ないのは、息子が、

「迷惑かけてごめんね。

確認ばっかりさせて、悪いと思ってんねん。」

と謝ること。

 

「迷惑ちゃうで。悪いことなんかしてないやん。

心配せんでも、そのうち気になれへんようになるわ。

そしたら、確認なんかいらんようになる。」

 

今は、信じるしかない。

必ず治ると信じて、不安に負けないようにするしかないのです。


「ありがとう」の言葉

2017年01月24日 | 日記(息子・小5)

月に数回、小学校の購買ボランティアをさせていただいています。

子ども達の登校時間から始業時間まで、文房具や体操服、上靴、帽子などの物品を販売し、始業のチャイムが鳴ったら、購入用紙を計算して売上代金を確認し、納金票を書いて、在庫を落としたら終了です。

ママさん達3人で担当し、子ども達相手の楽しいボランティアです。

 

購買ルームの鍵と金庫は職員室に保管されていて、学校に着いたら、まず職員室に向かいます。

昨日は、そこで、息子達5年生の算数を担当してくださっている先生にお会いしました。

 

「〇〇君、いつも頑張っていますよ。」

「ありがとうございます。

いつもお世話になっています。」

「いえいえ、〇〇君、一番前の席で扉のすぐ側に座っているのですけど、算数の授業が終わって私が教室を出る時にね、『ありがとうございました。』って、言ってくれるんですよ。」

先生は、嬉しそうに笑顔でそう仰ってくださいました。

 

「そうなんですか~!」

息子の学校での意外な一面を聞いて、私は驚きました。

「授業も一生懸命聞いてくれています。

それに、お母さんも、今日は寒い中、ありがとうございます。」

「いえいえ。これからもどうぞよろしくお願いします。」

 

先ほどまで「寒い寒い」と縮こまっていた私の心は、ほっこりと温かくなって、購買ルームへと向かいました。

 

「ありがとう」は不思議な言葉ですね。

その一言で、嬉しくなって、心が温かくなり、元気が出ます。

 

1年程前まで、息子は、歯医者さん等お世話になった人に、

「『ありがとう』って言おうと思ってるけど、言うタイミングが分かれへんねん。」

と、言っていました。

それが、いつの間にか、学校の先生にまで「ありがとう」を伝えるようになっていて、びっくりしました。

 

「ありがとう」は、感謝を伝える言葉です。

でも、先生に「ありがとう」なんて、小学生の頃の私は、終業式や卒業式など先生とお別れの時にしか伝えていなかったように思います。

授業や何かで先生にお世話になっても、それが「当たり前」のことだと思っていましたから。

「ありがとう」を伝えることで、自分の心も潤う、ということを知ったのは、私が随分大人になってからのことです。

 

息子のそういう純粋なところを大切にしたいと思います。

そして、見習いたいなと思いました。

 

いつもブログをご覧になってくださっているみな様、「いいね!」や「ランキングバナー」を押してくださった方々、

なかなか感謝の気持ちをお伝えすることが出来ませんが、ブログを続ける支えになり、とても励みになっております。

 

ありがとうございます!!


心がしんどい・・・

2017年01月22日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

金曜日、学校から帰って来た息子は、

「心がしんどい・・・。」

と言って、調子が悪そうで、早くから布団にもぐって眠ってしまいました。

 

レクサプロの量を1錠に増やして半月。

この調子の悪さは、薬を増やしたせいでしょうか?

それとも学校が始まったせいなのか、私には分かりません。

 

「3/4錠の時の方がましやった!」

と、息子が言うので、急きょ土曜日にメンタルクリニックの予約をとり、診てもらうことになりました。

 

「調子はどうですか?」

先生の質問に、息子は、

「3/4錠の時の方がまだまし。

落ち着けへんし、頭が痛かったり、震えてくる時もある。」

と、答えていました。

 

「え~、それは困りましたね。

頭痛をなくす薬でもあるのですが・・・。

確認の方はどうでしょう?」

「ある。」

「ましにはなった?」

「う~ん・・・。」

 

息子が考え込んでいるようだったので、

「増えているような気がします。」と、私は答えました。

事実、病院に向かう車の中でも、ペットボトルのふたがきちんと閉まっているか気になり、かぶっていた帽子の角度が気になり、それらを息子の目に入らない場所に移動させても、気になってしまうようでした。

「(気にする必要がないことは、)分かってんねんで! でも、気になってしょうがないねん!!」

泣きそうな声で、そう言っていました。

 

「3/4錠の方がましなら、戻しましょうか。」

「3/4錠で良くならないから、増やしたのですが・・・。」

そう私が言うと、

「レクサプロを減らして、リスパダールを増やす手もあります。」と。

「ただ、朝起きたときは、ぼーっとしていてすごくしんどそうなんですけど・・・。」

リスパダールを増やすと、もっと寝起きがしんどくなって、学校へ行き辛くなるかもしれないという不安があります。

 

「それと、薬を増やしてから、1回だけなんですけど、夜中に泣き叫んだりしたことがありました。

これは、薬と何か関係あるのでしょうか?」

と、聞いてみると、

「薬はむしろ眠りを深くするものなので、薬のせいとは考えにくいです。」

ということでした。

「それじゃあ、何か不安が大きくて、そのように出てしまったということでしょうか。。。」

 

さらに、

「薬を飲んでから落ち着くまで、しばらくかかる場合があると聞きました。

調子が悪くても、このままひと月ぐらいは様子を見た方がいいのかなと悩みながらも、本人が辛そうなので連れてきたのですが、どうなんでしょう?」

と、聞いてみました。

薬の効き目を確認する目安は、だいたい2週間です。

ただ、人によって個人差もありますし、薬が合わないこともあります。

それより早くても、辛いと感じたら、相談していただいた方がいいと思います。」

 

結局、レクサプロの量を元に戻すことになりました。

再び「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠7.5mg(3/4錠)」 

 

これで良くなるとは思えませんが、息子のしんどさが少しでも軽減されることを願っています。

 


こたつの中からプリント

2017年01月20日 | 日記(息子・小5)

こたつの中から、

「先生に渡しといてね!」

と、一昨日、息子に学校に持って行かせたはずのプリントが出てきました

 

それは、来年度の転居予定調査票で、記入後に息子に手渡したものの、数時間後にこたつの上に放置状態だったので、再度注意して、息子が連絡袋(プリント類はここに入れて持ち運びすることになっている)を開くところまでは見ていました。

いったい、息子は、何のために連絡袋を開けたのでしょう!?

 

こたつの中で踏まれ、もみくちゃになって、提出するのが恥ずかしいほどボロボロになったプリントは、しわを伸ばして、本の間でただ今アイロン中。

 

昨日、学校から帰って来てからも、息子はプリントのことを何も言いませんでした。

恐らく、提出物を失くしたことすら気付いていないのでしょう!

 

相変わらず、持って行くのも持って帰ってくるのも忘れがちな息子。

小学生の間はトレーニング期間だと思っていても、もうすぐ息子は6年生。

さすがに心配になってきます。

 

連絡帳、毎日ちゃんと確認しているみたいなんだけどなぁ。。。

 

忘れ物をしないようにと、あんまりやいやい声をかけると、強迫性障害が悪化しそうで怖いし、手順を見守ることぐらいしか出来ません。

とはいえ、やるべき手順はもう、息子の頭の中に入っていると思います。

あとは、意識。

自分でどこまで注意して意識することが出来るかだと思うのです。

 


これも夜驚?

2017年01月17日 | 日記(息子・小5)

新学期が始まって1週間の集団登校が終わり、今日から普段の登校に戻りました。

 

息子は登校班の班長になったので、初日は緊張もあったのか、集合時間より少し前に家を出ましたが、2日目からは相変わらずぐずぐずとして、

「遅れるよ! 班長おらんかったら出発出来へんよ!!」

と、私が声かけ急かして、集合時間になってなんとか家を出るという有様でした。

 

集団登校が終わり、これで息子の登校が遅くなったとしても、とりあえず人様に迷惑をかけることはないと、少しばかりほっとしました。

でも、なぜか息子は不安が増したのか、昨夜から朝方にかけて、

「ママ~ッ!」

と、何度もうなされていました。

 

私は、股関節の痛みから眠れずにいたので、その度に「は~い」とか「どうしたん?」と返事をして、息子の手を握ったり頭をなでたりすると、息子はすぐに寝息を立てて寝付くのですが、また、びくっとして、

「ママ~ッ!」

と、大声で呼ぶのです。

 

あんまり何度も呼ぶので無視すると、

「ママ~ッ! ママ~ッ!!」と、大声で叫びまくっていました。

 

でも、本人は寝ているのですよね。

明くる朝、全然覚えてないし・・・。

これも、夜驚の一種なんでしょうか?

 

明くる朝はやっぱりしんどそうで、エネルギーをチャージするためか、何度もハグしに来てから、

「頑張ってくる!」

と言って、出発しました。

 

何かあるのかな?

それとも、ただ不安なだけなのかな?

 

学校から帰って来た息子は、すごく上機嫌でした。

パンを2つたいらげ、サッカースクールへと飛び出していきました。

 

負けるな~!

不安なんかに乗っ取られるな~!

これは、私自身に言い聞かせています。

 

3学期が始まって、1週間と1日。

まだ始まったばかりです。

 


かに道楽でお祝い

2017年01月16日 | 日記

寒いですねぇ。

ニュースで見る限り大雪で大変なことになっていますが、ここらは全く雪が降りません。

 

もし、積もったりしたら・・・

と、土曜日に買い出しに行ったり、息子に防水の靴を買ったりしましたが、その気配もありませんでした。

ほっとした半面、私の中の子ども心はちょっぴり残念がっています。

雪を滅多に見ることがないので、一面の銀世界なんて憧れでもあるのです。

 

さて、ばあば(主人のお母さん)の75歳のお誕生日が近いので、少し早めのお祝いをしました。

昨年末にばあばが、

「かに食べたいなぁ。」

と、ちらっと口にしていたのを思い出して、かにを食べに行くことにしました。

 

と言っても、近くの「かに道楽」に、です。

本当は、日本海の近くで本場のかにを豪勢に食べさせてあげたいのですが、長時間車に乗るのは大変だし、予算も限られているので・・・。

 

でも、かに道楽の「かに会席」で十分満足してもらえたようです。

 

◆かに酢

◆かに造り

◆かに茶碗蒸し

◆かに紙鍋

◆焼かに

◆かにの天ぷら

◆かに寿司

◆生麩のお吸物

◆アイスクリームのお抹茶かけ

 

ばあばには、少しずつがちょうど良かったようです。

かに寿司だけは主人や息子に食べてもらっていたけど、あとは完食しました。

食が細くなって、外食してもいつも半分以上残されているので、これは快挙です。

 

それに、予約をとる時に、

「高齢の母の誕生日のお祝いなので、イス席をお願いします。」

と、お願いしていたせいか、席に着くなりお店の方が、

「お誕生日のお祝いですね。おめでとうございます!」

と、写真を撮ってくださり、我が家とばあばの分と2枚プリントしてくださいました。

それに、白だしのお誕生日プレゼントまで用意してくださっていたのです。

 

なんだかとっても嬉しくなりました。

 

息子からは、恒例のお手紙。

 

ばあばへ

たんじょう日おめでとう

いつも話を聞いてくれて

ありがとう。

元気で長生きしてね。

    2017年1月

       〇〇より

 

その手紙を2Lサイズの息子の写真と背中合わせにしてパウチしました。

息子がブレイブボードに乗って、どや顔している写真です。

 

息子の顔を見ただけで、声を聞いただけで、元気になるというばあば。

しょっちゅう電話で話をしているみたいだけど、いつでもどこでも息子の写真とメッセージを見て、元気で頑張ってください。

 


ドラマ「愛を乞う人」

2017年01月12日 | 日記

篠原涼子さん主演のドラマ「愛を乞う人」を観ました。

 

この手のドラマは、胸がざわつきます。

辛くて、涙が溢れて・・・

なのに、なぜか見ずにはいられません。

多分、私も答を探し続けているからなのかもしれません。

 

愛し方を知らない母と、母に愛されず、愛されたいと願う娘。

 

「かわいいからでしょ!」

なぜ自分を産んだのか? なぜ自分を引き取ったのか? と、母に詰め寄る娘(鈴木梨央ちゃん)の言葉が、苦しいほど分かる気がしました。

 

愛されたい! 大切に思われたい!!

 

私も、母にほめられたくて、怒らせたくなくて、気を使い、張りつめて生きてきた時期がありました。

豊子ほど無茶苦茶ではなかったけれど、些細なことでも私に非があったからではあるけれど、母に髪をつかんで引きずり回されたり、タバコの火を押し付けらたれり、真っ裸で外に放り出されたり、幼い頃はそういうことがありました。

 

私の手首には、母にやかんを押し当てられたときの火傷の痕があります。

調理台の上に腕を押さえつけられ、お湯を沸かして保温用のポットに移してすぐのやかんを押し当てられました。

もう何十年も前のことで随分薄くはなったけれど、完全に消えることはありません。

 

私はそんなに悪い子なのか?

私が実の娘ではないからなのか?

家庭を顧みない父親憎んでいて、その娘である私に復讐をしているのか?

色んなことを考えたけれど、答は見つかりませんでした。

 

母が亡くなり何年も経ち、私にも子どもが生まれて、母となりました。

照恵が真実を求めたように、私は、記憶の中で何度も母のことを探りました。

 

歳時記に合わせて、料理を作ってくれたこと。

母の遺品の中に、私が誕生日に贈ったカードなどが大切にしまわれていたこと。

 

愛されてなかったわけではない。

あの人は、愛し方や育て方が分からなかったのだ。

母自身も追いつめられていたのだ。

 

ドラマでは、この母娘は再会を果たします。

「小さくなっていた」との照恵の言葉通り、強くて怖くてたまらなかったはずの母は、もう過去のものとなっていました。

「さよなら」と、過去に決別する照恵。

 

豊子が、照恵の娘の深草に「かわいいね」というシーンがあります。

あれは、照恵に言った言葉だと思います。

照恵の娘だからこその「かわいいね」であり、照恵が一番欲しがっていた言葉でもあります。

 

その言葉は、きっと、照恵の心に刺さった氷の棘を解かしたことでしょう。 

 


登校班の班長

2017年01月10日 | 日記(息子・小5)

3学期が始まりました。

 

息子の小学校は、それぞれの学期の始まりから1週間だけは集団登校をすることになっています。

新年度を見据えて、3学期に新しい登校班が決められ、5年生の息子は班長となりました。

なので、一応、私も集合場所に顔を出してみました。

 

どうやら、うちの住宅地で5人、6人、8人の3つの班が作られているようです。

4月に入学する新1年生の関係や、兄弟同一の班になるよう考えて分けられているようで、息子は、5人の班の班長となりました。

 

班長は、黄色い旗を持って先頭を歩くので、

「低学年に合わせてゆっくりめに歩いて、時々後ろを確認してね。」

と、声をかけて、送り出しました。

 

他の班も続々と後に続いていくので、誰かが置いてきぼりになってしまうようなこともありませんが、息子なりに班長としての責任を感じているようです。

前日は、早寝。

今朝も、余裕の7時30分に家を出ました。

 

この調子で、1週間は、頑張って登校出来そうな感じです。

その流れで、そのままスムーズに登校できるようになればいいなと願っています。

 

学校から帰って来た息子、

「思ったより普通やった!」

と、落ち着いて過ごせたようです。

 

帰って来て、昼食を食べるなり、ブレイブボードを持って遊びに行ってしまいました。

今日はサッカースクールの日なので、ぎりぎりまで遊んでいてオーバーワークにならないか心配ですが、息子が楽しそうに遊んでいることがとても嬉しいです。

 

このまま穏やかな時間が続きますように・・・。

 


ブレイブボード

2017年01月07日 | 日記(息子・小5)

少し遅れて息子がクリスマスプレゼントに選んだのは、ブレイブボード。

サンタさんにお願いしなかったのは、

「もらっても、無駄になるかもしれない!」

と、思ったようです。

 

体の使い方が不器用な息子は、

「持ってないから乗れないのは仕方ないけど、持ってるのに乗れなかったらどうしよう。。。」

そんな不安があったようです。

 

今、小学生の間でブレイブボードやJボードが大流行しています。

うちの住宅地だけでも10人くらいは持っているんじゃないでしょうか。

毎日のように誰かが乗っています。

滑ると言うよりは、もう、足代わりですね。

ブレイブボードに乗ったまま、お喋りしたり、ゲームをしたり、鬼ごっこやボール遊びをしたり。

車のあまり通らない、住宅地内の道路だから出来ることだと思いますが。。。

 

ママサンタとなった私は、

「サンタさんにもらったゲームやおもちゃも1ヶ月ぐらいしか遊んでないやん。

あとは、たま~に遊ぶくらいやろ?

ブレイブボードも、乗れるか乗られへんかはやってみな分かれへん。

チャレンジして、頑張っても出来へんかったら、それはそれでいいと思うで。」

と、息子に言いました

 

「どれぐらい頑張ったらいいの~?」

「とりあえず、冬休みの間は頑張ってみたら?」

息子は、少し考えた後、

「そうする!」

と、プレゼントをブレイブボードに決めました。

 

そうして息子が手に入れた、「RIPSTIK」という銀色のブレイブボード。

「30分でブレイブボードマスター」というDVD付きです。

 

DVDに入っていた紙。裏には注意書きが。

 

早速DVDを観て、公園に行って練習しようかと思っていたのですが、車に乗ろうと玄関を出た瞬間、

「〇〇も、ついにGETしたんか!?」

「サンタさんにもらったん?」

と、〇〇の持っているブレイブボードを見た近所の子ども達が集まってきました。

みんな、ボードに乗っています。

 

「乗って!」と「乗らして!」が飛び交う中で、

「うまく乗られへんと思うから、今から公園に行って練習しようと思ってんねん・・・」

と、私が言うと、

「公園? 無理無理!」

「砂の所やったらあかんねん。」

「そうそう、ここが一番乗りやすいって!」

と、口々に教えてくれました。

 

「◇◇、教えたれ!」

「◇◇、めっちゃ教えるのうまいねん。」

「こうしてな~・・・」

と、早速、レッスンが始まりました。

 

しばらく見ていた私も、ここは任せておこうと、家の中に入りました。

1時間くらい経って覗いてみると、ぎこちなくはありますが、息子はちゃんとボードに乗っていました。

滑ると言うより、よろよろと動いている感じです。

 

驚いたことに、次の日にはかなり上達して、それなりにみんなと一緒に遊んでいました。

さらに、ブレイブボードに乗ったまま鬼ごっこやボール遊びをするなど、遊びのレベルが高くなってくると、「ウォーッ!」というような息子の大きな声が聞こえてくるようになりました。

 

友達がピンポンを鳴らして、私を呼びに来てくれます。

息子は、友達との意思疎通がうまくいかなかったり、遊びがうまくいかないことにイライラするのか、感情のコントロールが難しくなってしまうようです。

 

「落ち着いて!」

と、私が言っても、

「落ち着いてるわっ!」

と、声を荒げ、恐らく、自分で自分の状態を客観的に見ることが出来ないのだと思います。

私と話をしている間に息子もだんだん落ち着いてきて、また遊びに加わるということを何度か繰り返しました。

 

そんなこんなもありながらですが、息子は、ブレイブボードに乗って楽しく遊んでいます。

冬休みが終わる今では、「本当にうまくなったな~」と、私が驚く程です。

 

 

ブレイブボードには、バランス感覚を養い体幹をしっかりさせるトレーニング効果があるそうです。

遊びながら、息子の弱点を鍛えることが出来るのは嬉しいですね。

また、うちの近所では、滑ることよりも乗りながら一緒に何かをして遊ぶという「コミュニケーションツール」になっているようです。

何より、「ブレイブボードに乗れた」ということが、息子の大きな自信になりました。

 

遊びの力って、すごい!