やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

苦しいなりに一歩一歩

2021年07月25日 | 日記

7月5日、前回、最後のリュープリン注射から半年が過ぎ、4度目のリュープリン治療を行うことになりました

 

治療をやめれば、またすぐに子宮筋腫は大きくなってしまうし、なかなか閉経に持ち込むことも出来ませんが、今より筋腫が小さくなって、生理が止まっている間に貧血が改善されるなら、良しとする他ないのかもしれません。

 

注射をしてホルモンバランスが急激に変わったせいなのか、軽い頭痛がずっと続いています。

もしかすると注射のせいではなく、ストレスのせいかもしれませんが・・・。

 

先月、リウマチが酷くなって入院していた義母が退院し、自宅で療養していたのですが、今度は肺炎を起こし、再び入院することになりました。

コロナではありませんでしたが、入院する3日ぐらい前から「味がしないから、食べたくない。」と、言っていました。

熱は上がりませんでしたが、食事がのどを通らず、息苦しさを訴えるようになったので、義母を病院に連れて行ったところ、即入院となりました。

 

入院して9日経った今は、

「すもも買ってきて。」

「ぶどう買ってきて。」

と、頻繁にLINEをくれるほど、義母は元気になっています。

 

息子は、相変わらず調子が悪そうです。

2週間に一度、カウンセリングのためにメンタルクリニックに通っています。

 

先日、心理検査の申込みと精神障害者保健福祉手帳、自立支援医療費申請のための診断書を書いてもらうようお願いしました。

 

現在、週に一回だけ学習支援の放課後ディサービスに通っていますが、息子がこのまま学校へ行けなかったときのことを考えると、私から離れる時間を作るためにも、もっと他にも安心して息子が過ごせる場所が欲しい、と思ったからです。

 

昔、サッカー療育を受けていたところから、就労支援の前段階的な感じで、機能向上型の介護支援を行うという「ライフスクール」のオープンキャンパスのお知らせが送られてきました。

そこに通うためには障害者手帳が必要なこともあり、息子が行きたいと思うかは別として、選択肢として使えるようにしておこうと、手帳の取得を決めました。

 

そして、弟はというと、メニエール病の症状は治まったものの、頭痛が続いているようです。

心療内科にて「現状では働くことは難しい。」と就職活動にドクターストップがかかってしまい、就職を支援する若者サポートステーションを利用することが出来なくなって、今は自宅療養中です。

 

「広汎性発達障害」であることも診断されたので、体調が良くなれば就労支援を利用しながら働くことになりそうです。

 

苦しいなりに一歩、一歩・・・。

 

前を向いていこうと思います!


「走った!」

2021年07月11日 | 日記(息子・高校生)

色々なことが一度に襲ってきます。

息子のこと、弟のこと、義母のこと、自分のこと、家計のこと・・・。

今がそういう時期なのかもしれません。

 

整理しきれてないからか、胸の中がもやもやしたまま、ブログに書くのも億劫になってきて、ずっとブログに書き続けてきた息子の病院の記録も書けていないことに気が付きました。

前回の診察から2週間と期間が短いせいもあって、薬や先生の対応はほぼ同じだったので、病院の記録は残さず、息子の変化を書き残しておこう思います。

 

息子、保健室登校を頑張っています。

昼からの1~2時間。

6時間目の最後の10分ぐらいだけというときもありますが、登校しようという意志を感じます。

授業に出席していないので単位取得には繋がりませんが、この学校に行きたいのか、全日制は本当に無理なのか、考える時間を過ごしています。

 

そんな中で、先日、息子は放課後の体育の補習に参加し、受けていなかったスポーツテストの種目を受けました。

その中には、50m走と1500m走がありました。

 

息子は、小学5年生のときにサッカークラブに入りましたが、鬱状態になり、数ヶ月でドクターストップがかかってしまいました。

そのときの一番の不安の原因は、タイム走だったようです。

「25秒以内にダッシュで行って帰ってくる」というものですが、25秒を越えると何度も何度もやり直しをさせられるそうです。

25秒で走り切れない息子は、最後は30秒以内におまけしてもらって終了するのですが、「走れるかなぁ?」とクラブのない日もずっと不安を募らせ、鬱状態になる大きなきっかけとなってしまいました。

 

それから、走ることに対してトラウマを抱えるようになり、自主練や部活で走っているときにも、「これでいいのか?」「ちゃんと走れているのか?」と不安になり、気持ちが悪くなってしまうようになりました。

 

そういえば、息子が高校に通えなくなったのも体育でスポーツテストがあった頃で、何度も「走れるかなぁ?」と不安そうに口にしていました。

 

「無理して走らんでもええで。」

と、私は軽く聞き流していましたが、もしかすると、もしかするのかもしれません。

 

スポーツテストの補習があると聞いてから、また、息子の「だいじょうぶかなぁ?」「走れるかなぁ?」が始まりました。

それを聞いた翌日は、保健室登校も休んでしまいました。

 

無理して走らなくていい!

それは息子も分かっています。

だけど、迷っているようでした。

 

保健室やサポートルームで時々一緒になるというA君は、同じクラスで学習障害があるそうです。

でも、勉強が好きで、毎日必ず8時間は勉強しているそうです。

 

そのA君が、

「自分も一緒に走るから、補習を受けろ。」

と、誘ってくれたそうです。

A君は、体育の授業内で測定済みなので、走る必要なんて全くないのに・・・。

 

補習の日、欠席するかどうか、6時間目が始まる頃までずっと悩んでいた息子でしたが、「走る!」と自分で決め、登校しました。

 

学校から帰ってくるなり、

「走った! 1500は、6分55秒やった!」

と、言う息子。

 

私は、

「そっか、やったね!

バンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ!」

と、大げさに万歳三唱をして息子を迎えました。

 

1500mの後に50mを走ったので、こちらは疲れて記録が遅くなり、ぎりぎり7秒台で普段より0.5秒も遅かったとか・・・。

 

走ったことがすごい!

 

声をかけてくれたA君に感謝!

 

友達と一緒に走れたことが、この先何かに繋がるかもしれません。

 

 

このままでは10月には進級できないことが確定すると聞いてから、いくつかの通信制高校のパンフレットを取り寄せたので、頻繁に通信制高校から電話がかかってきて、息子に合った一対一のサポートが出来ると説明してくれます。

息子には、無理して今の高校に通わなくても、自分に合った通信制高校を探して転校も出来ると伝えています。

 

けれど、先日、弟に、

「どこへ行くかじゃなくて、〇〇がどうしたいかや!」

とアドバイスされました。

 

私がいくら息子にとって良さそうな環境を用意してもダメなんだと。

 

高校へ行くしかないという理由だけなら、通信制の高校も卒業することは出来ない。

高校だけは卒業したい!

将来のためにこの勉強をしたい!

部活でサッカーをしたい!

友達と楽しく過ごしたい!

〇〇が何をしたいと思うかが大事で、それが分かったら、それに向けてやるべきことが見えてくると・・・。

 

その通りかもしれない。

でも、息子は、そんなことを考えられる状況じゃないと思う。

いや、弟の言ったことは「全部やりたい!」と希望をもって入学したはず。

けれど、心と体の調子が悪くて、1~2時間の保健室登校で疲弊しきっているし、一日一日を過ごすことさえ大変。

 

それじゃあ、今はまだ学校をどうするか考える時じゃないのかも・・・?

 

ぐるぐる考え続ける毎日です。