やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

まるちゃんロス

2023年11月26日 | 猫の話

もう三週間くらい前の話になります。

 

11月3日、ついに野良猫のまるちゃんを捕獲し、猫の保護団体さんに手術、里親探しを託すことになりました。

 

(9月頃のまるちゃん)

 

捕獲器を設置するとまるちゃんが警戒してうちに来なくなるので設置せず、手術日の2日前、いつものようにまるちゃんがご飯を食べた後に直接手で捕まえ、キャリーバッグに入れました。

 

キャリーバッグに入れられたまるちゃんは、びっくりして、しばらく暴れまわりましたが、やがて、にゃ~にゃ~と鳴くだけになりました。

 

「ごめんね~、怖かったよね~。」

私は布製のキャリーバッグを外側から撫でながら、主人の運転で、息子も一緒に家族3人で猫保護団体さんのシェルターに向かいました。

 

まるちゃんがもし猫エイズのキャリアなら、我愛羅と一緒にうちで飼うことも考えていましたが、我愛羅はそれを許さないようです。

窓越しにまるちゃんに向かって犬のようにアオンアオンと吠えながら、おしっこをジャ~ッとする様子を見て、我愛羅のストレスになることはやめようと思いました。

 

手術後にリターンされた後、もし、まるちゃんがご飯を食べにうちにやって来ても食べさせてあげることは出来なくて、それは辛いな~と思っていました。

 

5日、まるちゃんは去勢手術を受けました。

同時に、ワクチンや害虫駆除など、まるちゃんにしてあげられることは全てお願いしました。

 

幸いにも、猫エイズも白血病も検査は陰性で、検便もきれいだったということでした。

とても人懐こい子なので、リターンせずに保護して里親を探していただけることになりました。

 

病院代の16300円は息子が、養育費の一部として30000円は私が出すことにしました。

 

(10月頃のまるちゃん)

 

出会った頃から体の模様も変わってきて、愛らしかったまるちゃんは立派な大人猫になった気がします。

 

もう、うちに来てくれることはないけど、この数ヶ月のまるちゃんとの日々は忘れないよ。

 

あれから、ふと、まるちゃんのことを思い出して寂しくなることがあります。

 

元気で幸せにね!

いつか優しい里親さんに巡り会えますように・・・。

 

 


7倍も!?

2023年11月21日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうでしょう?」

と、聞かれ、息子は、

「レポートをするのが、前ほどしんどくなくなってきました。」

と、答えていました。

 

「それは、良かった!」

 

他に息子が何も言わないので、

「お母さんから見て、どうですか?」

と、聞かれました。

 

「一日一枚レポートをすると決めて、頑張っています。」

と、答えると、

「他に何かありますか?」

と・・・。

 

「『誰かが見てる!』って、よく言うけど、それはいいの?」

と、息子に聞くと、

「いい。前ほどちゃうから。」

と・・・。

 

「では、このままの薬で様子を見ましょう。」

と、次の診察は5週間後になり、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠のみ0.5mgを一日2錠まで30日分」を処方されました。

 

あっという間に診察終了。

 

サッカーの試合が終わって、息子の不安が少し落ち着いたのでしょうか?

試合前日は緊張し過ぎて、なかなか眠れなかったようですが・・・。

 

試合の後はゆっくりすることに専念し、スクーリングには行かず、レポートを一日一枚だけすることにしました。

 

息子曰く

「普通やったら、一日寝たらまあまあ元気になるけど、疲れがとれるのに一週間かかって、人の7倍疲れることが分かった。」

と・・・。

 

7倍も!?

って、感じです。

 

息子のしんどさを分かっているつもりで、分かってはいませんでした。

何でこんなことぐらいで?と、思ったりすることがしばしば。

 

7倍疲れるなら、そうなるよね・・・。

 


我愛羅、脱走する!

2023年11月16日 | 猫の話

少し前に遡って、10月22日、日曜日の朝10時頃のことでした。

 

空き缶を裏のダストボックスに入れようと、勝手口を開けた瞬間、猫ベッドで寝ていたはずの我愛羅がピュッと外に飛び出してしまいました。

 

「我愛羅~!」

と、私も慌てて飛び出すも、我愛羅はものすごい速さでご近所を走り抜け、遠くに消えてしまいました。

 

我愛羅を譲り受けたときに、脱走には気を付けるよう言われ、玄関を開けるときは必ず内にある扉を閉めてからにするよう気を付けていました。

勝手口を開けるのは月に3回ぐらいですが、必ず我愛羅が眠っているのを確認してから行っていました。

 

今までそれで事なきを得ていたのですが、起きていたのですね、我愛羅・・・。

 

我愛羅を譲ってくださったボランティアさんに連絡すると、インフルエンザに罹患されていて、それでも、誰か他のボランティアさんに来ていただけるよう連絡してくださるとのことでした。

 

玄関や勝手口、掃き出しの窓を開け放しにして、ご飯やチュール、かにかま等我愛羅の好きなものを置いておきました。

さらに、自分の家が分かるようにと、庭に我愛羅のトイレの砂を巻きました。

 

家族総出で探していると、数時間後には、我愛羅はうちの住宅地まで戻ってきました。

 

家と家の間に柵があるので、すぐ傍に我愛羅がいるのに捕まえることが出来ません。

柵から手を延ばそうとしても、すぐ逃げてしまうし、先回りして捕まえようとしても、別の所に行ってしまいます。

 

チラシを作ってご近所に配るよう言われたので、急いでインターネットで書式をダウンロードして作成し、LINEで繋がっている方にはLINEで、そうでない方には、チラシを持って行って、もしかするとお庭に入って捕まえさせていただくことがあるかもしれないと、お願いしました。

 

 

まるちゃんをはじめ何匹かの野良猫や地域猫がいるので、もし、我愛羅と鉢合わせになってけんかになったら大変です。

 

我愛羅脱走から約4時間後、譲渡会を終えたボランティアさんが中学生の娘さんと一緒にうちまで来てくださいました。

我愛羅のことをよく知っていらっしゃるようです。

 

「我愛羅! 我愛羅!」

と、呼びかけながら、娘さんと一緒にチュールやかにかまでおびき寄せようとするのですが、うまくいきません。

 

我愛羅に帰って来る意志がなければ、捕まえられそうにはありません。

 

「遠くに行く感じでもないし、お腹が空いたら帰ってきそうですね。」

 

ボランティアさんは、まるちゃん捕獲用に預かっていた捕獲機に我愛羅の好きなご飯を入れ、家と家の間の通り道にセットしてくださいました。

 

「夕方様子を見に来ます。」

と、彼女たちが帰られた数十分後、我愛羅は、いつも昼寝をしている窓から入ってきて、そこに置いていたご飯をきれいに平らげました。

 

我愛羅が脱走してからの5時間、私にとっては生きた心地がしませんでしたが、我愛羅はお散歩を十分満喫したようです。

 

 

 

無事に帰ってきてくれて、本当に良かった!

 

 

 

 


このまま応援し続けよう

2023年11月08日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

長らくブログから遠のいています。

 

右の二の腕が痛くてあまり自由に動かせません。

上下に動かすのは痛くないのに、前後に動かすのが辛いです。

 

それに加えて、インターネットに繋がらなくなりました。

ルーターが古すぎてとっくにサポートが終わっているので、長い間アップデートされないままでいたらしく、買い替えるしかないようです。

たま~に繋がることはあるのですが、半ばパソコンを触るのを諦めていました。

 

さて、4日は息子のメンタルクリニックの日でした。

やはり、これだけは記録し続けたいと思い、恐る恐るパソコンに向かっています。

 

息子は、翌日の5日にサッカーの試合があったため、緊張していたのか、数日前から調子が悪かったです。

なので、通院するとエネルギーがなくなって、試合どころじゃなくなると言うので、私だけがクリニックに行って来ました。

 

「調子はどうでしょうか?」

と、先生に聞かれ、

明日、サッカーの試合があるので、数日前から調子が悪くて、今日は父親と家にいます。

自分が一番下手なので、みんなに迷惑をかけたらどうしようと、ものすごく緊張しているみたいです。

本人も、

『見て、考えて、動いてと、一度に色んなことをするサッカーは、自分が一番苦手なことや。』

と言っていました。

『向いてないからやめようと思ったんやったら、いつでもやめていいんやで。』

と言ったのですが、

『やめたら、後悔すると思う。』

と、言っていました。」

 

「未だに、一人で電車に乗れない、学校も、すぐ近くで私が待機していないと教室で過ごせない、調子が悪いときは、家の中でも私から離れるのが不安みたいで、お風呂も扉の前で私が立っていないと入れないときがあります。

進路を考えないといけない時期なんですど、この先が全然見えなくて、あと1年半で、自信が付くようなことがあって、普通に学校に通えたり、普通に働けるようになることってあるのでしょうか?

サッカー部で、息子が一番下手なせいもあって、体を動かすことも苦手で、コミュニケーションも上手くないので、見ていて辛そうなときがあります。

サッカーのせいで調子が悪くなっているような気がして、このままサッカーを続けていて、自信が付くことがあるのでしょうか?」

 

息子が横にいれば聞けなかったことを先生に聞いてみました。

 

「サッカーで自己肯定感を高めるということは、これまでお話を聞く中では難しそうですね。

それが終わってから、引退して一区切りついてからになると思います。

今の状態でサッカーをやめることは、失敗体験を積み重ねただけになる可能性があります。

『苦手なサッカーに向き合って、最後までやり切った』と、本人がそう思えることが大事だと思います。」

 

「今のまま、応援してあげたらいいのでしょうか?

本人に付き添って、一緒に部活や学校に行くから、ますます私から離れられなくなっているんじゃないかと思ったり・・・、でも、『頑張って自分で行きや!』って突き放したら、一歩も出られなくなってしまうんじゃないかと思ったり・・・。」

 

「今は、このまま付き添ってあげるしか仕方ないと思います。」

 

「私は、今の対応を続けていていいですか?」

 

「いいと思います。

彼のタイミングで変わるときが来ますので、また教えてください。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次回は息子と一緒に16日後に通院することになりました。

 

後1年・・・。

部活を引退するまでは、このまま苦しい時間が続くのかな?

 

苦しいけど、苦しいばかりじゃない。

 

片道2時間かけて部活に参加し、不安を乗り越えて全国大会にまで行って・・・。

あと1時間のスクーリング、あと1枚のレポート、人の何倍もしんどい思いをしながらやり切ったときの達成感。

 

それは、きっと息子も感じていることではないでしょうか。