やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

夏休みの宿題に追われる

2018年08月27日 | 日記(息子・中学生)

夏休みもあと1週間を切りました。

 

休みといっても部活に忙しい息子は、宿題がたくさん残っています。

これだけ暑い真夏の日中にサッカーで走り回って帰って来ると、ぐったりするのも無理はありません。

先週の金曜日は、部活終了後に息子が体調を崩して迎えに行くことになり、塾も休んでしまいました。

 

特に息子は疲れたり不安があると、落ち着かなくなって勉強に集中することが出来ないので、延ばし延ばしにしていた宿題が山のように積もってしまって、恐ろしや~~! 

ってなことを言ってる場合ではないので、2週間前から計画表をつくり、とりあえずやらなければならない宿題を視覚化しました。

 

夏のワークだけでいったい何冊あるの!?

私が中学生の頃、こんなに宿題はなかったはず。。。

 

読書感想文や手作り楽器など時間がかかりそうなものは、アドバイスをしながら早めに終わらせてはいましたが、自分でこつこつやるしかないワークやプリントがどっさり残っています。

それを31日までに割り振ってスケジュールを立てたものの、部活はあるし疲れているし、あまりの宿題の多さに「出来るかな~?」と不安になるしで、その日にやるべき宿題が出来なくて、スケジュールの見直し、また見直しの連続です。

 

夏休み終盤から部活の練習後に1時間程宿題タイムがあるのですが、クーラーの効いた会議室でワイワイ喋りながらやっているようで、宿題自体はあまり進んではいません。

それはそれで大事な時間なのでしょうが。。。

 

塾の時間に宿題をさせてもらったり、ワークの〇付けは私がするなど、出来る限り負担を減らすようにしていますが、それでも、息子にとっては負担が大きすぎる気がします。

何でもないことで不安に陥ってしまう息子は、目の前の宿題に集中出来ればいいのですが、頭の中が他のことに支配されながら勉強をしても頭に入らないし、拷問でしかないのでは。。。

 

目で見て量ることの出来ない息子の「不安」に、宿題を減らしてもらうことも頭によぎるのですが、なんとかやりきらせてあげたいと思うし、もちろん部活も頑張らせてあげたいです。

 

「しんどい夏休みだった。」

では終わらないよう、私も残り1週間、心して息子をサポートしていこうと思います。

 

 


どうなる筋腫?

2018年08月17日 | 日記

昨日、リュープリン注射後1ヶ月の診察がありました。

 

けれど、昨日は内診はありませんでした。

「次の診察(1か月後)のときに検査をしましょう。」

と、言われました。

 

6回の注射を終えて子宮筋腫がどれくらい小さくなっているか気になりますが、それが分かると次の治療を考えなければならないかもしれないので、ほっとしたような、もどかしいような、複雑な気持ちです。

 

前回のホルモン剤に代わり、「桂枝茯苓丸」という漢方薬を処方されました。

 

「生理がいつくるか分かりません。

すぐの人もいますし、1ヶ月~2か月後になる人もいます。

(私のように40代後半の人は、注射で)閉経が早まる人もいて、そうなったら一番いいのですけどね。」

と、言われたのですが、今朝、早速生理が再開しました。

 

すぐすぎるやん!!

 

注射の半年間、自律神経の乱れかホットフラッシュで顔が熱くなったり、ふわふわっとした感じがあったりしましたが、生理から解放されたことは本当に楽でした

生理がないと生理痛もなくて、あの月に10日くらいは辛くて辛くて仕方がなかった期間を全く我慢することがなかったのです。

 

また始まるのか?

という残念な思いと、

また筋腫が育っていかないだろうか?

という不安があります。

 

お腹痛いよぅ・・・。

どうなる筋腫???

 

 


ゆらぎながら、前進

2018年08月13日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

息子達サッカー部の長期休みは7日から12日までの6日間で、今日からまた練習が始まりました。

 

休みの最終日というのは不安が増すのでしょうか、昨夜の息子はすごく調子が悪そうでした。

就寝前にリスパダールの錠剤を飲むのですが、それが喉元につかえた感じがするらしく、何度も水を飲んでいましたがなくなりません。

「気のせいや」と自分で言いながらも、苦しそうにしていました。

それが治まってからも、「背中さすって」「手、マッサージして」と言いに来て、なかなか寝付けないでいるようでした。

 

さて、この休み中にメンタルクリニックに行ってきました。

 

ワールドカップが終わってから息子が落ち着かない日が多いので、息子のカウンセリングが終わってから10分だけ時間をとっていただきました。

 

最近の息子の落ち着かない様子を伝え、先生から見て息子はどんな感じなのか聞いてみました。

 

「試合でゴールを決めたことを話してくれました。

小学生の時にサッカーをやめてしまったことを後悔しているので、サッカー部で頑張って、自分に出来ることを見つけて役に立ちたい、というようなことを話してくれました。

すごく前向きな感じで話してくれたので、お母さんの話とのギャップに驚いています。」

 

「息子の不安を受け止める言葉かけをするようにしているのですが、最近またハグが多くなってきたように感じます。

ものすごく私に甘えてくるというか、ちょっと心配になってきて・・・。」

 

「どういうところが心配ですか?」

「私よりずっと大きくなっているので、抱きつかれて違和感を感じます。

それに、◇◇先生から『母子依存は家庭内暴力に繋がることがあるのでよくない』みたいなことを聞いたことがあるので、そのこともちょっと気になっていて・・・。

でも、この前、『赤ちゃんみたいやで。』って言ったら、自分から『そろそろやめなあかんなぁ。』とは言ってました。

『いつからやめよか?』って私に聞くので、『1か月後の2学期からやめよか?』って言ったんですけど、『1ヶ月は早すぎる。』って言われました。

『じゃあ、来年からにする?』と聞くと、『来年からにする。来年は変わるから。』って、言ってました。」

 

「ハグをなくすというよりは、ハグをしなければならない原因をなくすことがまず大事かな、と思います。

今日、〇〇君と話していて、ものすごく前向きな言葉が出てきて、前回まではそういうことがなかったので少し変わられたかな、と感じました。

彼は今、サッカー部で自分の立ち位置とかキャラクターを探しながら、居場所を見つけようと頑張っているのだと思います。

頑張ろうという思いと、やれるかなぁという不安の中でゆらいでいるので、やはり1ヶ月という期間は短い気がしますし、来年ぐらいがいいのかなと思います。」

 

そう言われると、まさしくその通りだという気がしてきます。

息子は、自分の口から「(ハグを)そろそろやめなあかん」と言って、「来年は変わる」とまで言っているのです。

ハグが増え、後退しているのかと心配になりましたが、ちゃんと前進しているではありませんか。

来年からだって、あと4ヶ月半しかないのです。

 

たった10分だけのカウンセリングでしたが、心理士の先生と一緒に自分が話した言葉を振り返ると、目から鱗というか「そうなんだ」と、ストンと心に落ち着きます。

この1ヶ月、しんどそうな息子を見ていて不安だった気持ちが一気に楽になりました。

 

続く児童精神科の先生の診察では、

「心が落ち着かなくて、宿題が手に付かないことが多い。」

と、息子は話していました。

 

「う~ん・・・。」

と、先生は悩んで、

「不安をとる抗不安薬を増やすことは出来ますが、依存性があります。」

と。

 

「もう少しカウンセリングで様子を見てみましょう。」

と、今まで通り「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠7.5mg(3/4錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)」の処方となり、次の診察は5週間後となりました。 

 


セレッソ大阪vsインデペンディエンテ戦

2018年08月10日 | 旅行
スルガ銀行チャンピオンシップを観に行ってきました。
 
ルヴァンカップ王者であるセレッソ大阪が戦うのは、アルゼンチンの強豪クラブでCONMEBOLスダメリカーナ王者のインデペンディエンテ。
 
 
  
クラブで忙しい息子に、今年の夏休みはどこに遊びに行きたいか聞いてみると、「11日のコンサドーレ札幌戦を観に行きたい!」と、言われました。
 
残念ながら北海道旅行をする予算はないので、即却下!
 
 
 
すると、 「インデペンディエンテ戦を観に行きたい!」と。
 
 
 
インデペンディエンテは南米の強豪チームで、サポーターも道頓堀に飛び込んだりする熱い(?)人が多く、息子は興味深々です。
 
なので、電車を乗り継ぎ、長居のヤンマースタジアムまで二人で行ってきました。
 
 
 
実は、息子と二人でサッカーを観に行くのはこれが初めて。
 
いつもは主人の運転する車でスタジアム近くまで行くのですが、平日なので主人は仕事です。
 
8日、19時キックオフ、帰りは21時過ぎてからになるので私には車を運転する自信がありません。(目が悪いので、夜は極力運転を控えています)
 
電車でのんびり旅をすることにしました。(なので、カテゴリーは「旅行」)
 
 
 
ここのところ猛暑続きでしたが、天の恵みかこの日は曇り空で、さらに台風の影響なのか風も吹いていて、とても過ごしやすい一日でした。
 
去年の夏休みに観に行ったエスパルス戦はとにかく暑くて、太陽が沈んだ後も全く涼しくならずに汗だらだらの観戦だったので、これは嬉しい!
 
夕涼みというか、お祭りですね。
 
明太子ソースのかかったからあげやホットドック、それに息子は牛カルビの串焼きなんかも食べていました。
 
スタジアムにはそれぞれのチームを応援するチャントが鳴り響き、あの独特の雰囲気はとてもいいものです。
 
 
 
さて、平日の夜とあって観客数は10035人と多くはありませんが、夏休みなのでちびっ子達がたくさん来ていました。
 
そのちびっ子達が、元気いっぱいに跳びはねながら手拍子したり、タオルマフラーを振り回したり、大声で歌ったり・・・。
 
見ているだけで楽しくなってきます。
 
 
 
息子はというと、あまりに真剣に試合を観ているので、試合中はほとんど話しかけることも出来ませんでした。
 
 
  
試合は、前半28分 、インデペンディエンテのシルビオ・ロメロ選手がゴールキーパーをかわしてゴール!
 
これが決勝点となりました。
 
 
 
セレッソ大阪にとっては、真夏の11連戦の間の試合で、3日前に九州でサガン鳥栖戦、さらにこの試合を終え、3日後には北海道でコンサドーレ札幌戦を戦います。
 
本当のところ、南米の強いチームとの真っ向勝負が観たかったのですが、リーグ戦重視は致し方無いようで、主力選手はほとんどベンチにも入っていませんでした。
 
 
 
とはいえ、やはり、南米の選手はうまいし、早い!
 
それに、ファールを誘う南米らし~い倒れ方も随所に見せてくれました。
 
 
 
インデペンディエンテの選手の疲れが見え始めた後半、セレッソ大阪は交代でソウザ選手が入り、それから攻め込む時間帯があってスタジアムは沸きあがりました。
 
今回はゴール裏に座っていたので、プレーと応援の一体感というのでしょうか、より強く感じることが出来ました。
 
 
 
0-1でセレッソ大阪は負けましたが、試合後のインデペンディエンテの表彰式まで見ました。
 
息子はインデペンディエンテのサポーターの様子をずっと気にしていて、写真を何枚か撮っていました。
 
望遠レンズでははないので、残念ながらあまりよく写っていません。
 
 試合が始まる前、まだ明るい時に撮った写真
 
 
息子は、サッカーの試合はもちろんですが、スタジアムやサポーターにも興味があるみたいです。
 
チームごとに特色があるそうで、夢は「世界のスタジアムでサッカー観戦すること」だとか。。。
 
 

練習試合で初ゴール

2018年08月07日 | 日記(息子・中学生)

連日36℃前後の猛暑が続いています。

そんな中、2リットルの麦茶と1リットルのアクエリアスを持参しながら、息子は毎日サッカー部で頑張っています。

 

先日、隣の市の中学校との練習試合があり、息子は中学生の試合で初めてゴールを決めました。

試合は1-5で大敗しましたが、息子にとってはとても感慨深いものだったようです。

その日の交換日記にはこう記されていました。

 

今日、ゴール決めたから、FCで点取った時の日記読んで思いだした。

あの時と感かくは全然違うかった。

あの時は、やめるかやめへんかのせとぎわで、しんどくて、早く試合終わってほしいって思ってた。

でも、今は違う。

まだまだこれから先があるし、試合は終わってほしくないし、もっと点取りたいし、勝ちたいし。

やっぱりサッカースクールにおったからこうなれたっていうのは、前向きにとらえるべきだと思う。

あの時に乗りこえられなかったかべは絶対に乗りこえてみせる。

走り切る。

明日の目標は3点。

 

書かれた文章だけ読むと、どれだけ逞しくなったのかと思いますが、息子は今でも毎日不安との葛藤を繰り返しています。

 

「だいじょうぶかな?」

「走れるかな?」

と、夜はなかなか眠れず、「背中さすって!」と言いにきますし、夜中はうなされて叫び声をあげたり、登校前も落ち着かなくてなかなか準備が進まず、いったん家を出てからもまた戻ってきて、「だいじょうぶかな?」と、念押しの確認をすることがあります。

 

それでも、それだからこそ、「絶対に乗り越えてみせる」と、息子なりの覚悟を持って不安と闘っているのだと思いました。

 

2年3ヶ月前、FC(地元のサッカークラブ)の試合で初ゴールを決めたとき、あの子に笑顔はありませんでした。

どれほどサッカーが好きでも、サッカーをやっていく自信が持てなくて、息子は苦しんで食事もとれなくなり、チームを離れることになりました。

 

あれから少し成長した息子が、中学校のサッカー部で新たなチャレンジを開始しました。

 

頑張れ~!

不安になっても、落ち着かなくても、うまくいかなくても、〇〇が今出来る精一杯を積み重ねていけば、いつかその結果が表れるから。。。

 

〇〇と◇◇中サッカー部を応援してます!

 

 


父のお陰

2018年08月04日 | 高次脳機能障害の父と・・・

鈴木大介さんの「脳は回復する 高次脳機能障害からの脱出」を読みました。

 

作者は脳梗塞を発症し、高次脳機能障害を持つようになられた方です。

元々ルポライターをされていて、「最貧困女子」など社会的困窮者を題材にした本を書かれています。

 

その彼だからこそ、高次脳機能障害を負って、それゆえの様々な苦しさを文章に表し、自分で自分をコントロールできないもどかしさ、理解してもらえない辛さ、それをかつて取材された社会的困窮者の様子に重ねて考察されています。

 

私の父も大腸癌の手術後に脳炎を発症し、高次脳機能障害を持つようになりました。

それから約3年間、回復を願って父と関わってきましたが、突然変わり果てた父に何が何だか分からず混乱する毎日でした。

 

「ああ、こういう風に感じていたんだ。」

「こんなことに困っていたんだな。」

と、父を思いながら読んでいました。

 

鈴木さんが言葉にならないあまりの辛さに、「みゃああああ」という意味不明な叫びをあげて奥様のもとに駆け込むと、「そうかあ、辛いよね」と、奥様が背中をなでてくれるうちに落ち着いていく・・・。

 

なんか涙が出てきた。。。

 

鈴木さんの奥様は発達障害を持ち、その苦しさからリストカットを繰り返した時期もあったそうで、そんな奥様だからこそ鈴木さんの苦しみをそのまま受け入れ、鈴木さんも障害を受容し乗り越えていくことが出来たのだと思います。

 

私には出来なかった。。。

 

「こうあるもの」

「こうした方がいい」

「気の持ちよう」

「こうしたら楽なのに」

父のことを思ってはいたけれど、常識や自分の思いの中でしか考えることが出来ませんでした。

 

「脳コワさん」(奥様命名の、精神障害や発達障害・認知症なども含めて高次な脳機能に不全をきたす人々のこと)の苦しみは、目に見えなくても、理解し辛くても、「苦しい」と訴えるときは、本当に苦しんでいるのです。

たとえ言葉に表すことが出来なくても、苦しんでいることがあるのです。

 

まずは、父の苦しみをもっと思いやろうとするべきでした。

 

自分が無意識に高次脳でコントロールしていることは、それが出来ないときの不自由さや苦しみはなかなか想像することが出来ません。

それは、単に何かが出来なくなるだけではなく、不具合を感じているような、ざわざわしたり、イライラしたり、落ち着かなくて、集中出来なくて、とてつもなく不安な気持ち・・・そう、息子の不安な様子にとてもよく似ているのです。

 

息子のカウンセリングの先生が、「不安やね」とか「こんなことが心配やったんやね」と、不安な状態を受け入れる言葉かけをした方がいいと言われたのは、きっとこういうことなのだと思います。

 

鈴木さんがユーモアいっぱいに紹介する高次脳機能障害による「困ったこと」は、父もそうでしたが、驚くほど息子にも当てはまり、少し息子の気持ちに近付けたような気がしました。

 

多分、父のことがあって、私はこの本を手に取ったのだろうし、何より父と過ごした3年間があったから、息子の理解できない行動にも「そういうこともあるんやろな」という気持ちで向き合うことが出来ました。

  

お父さん・・・。

 

お父さんの時はいきなりヘビーな経験で、心の準備が出来ないままどうしたらいいか分かれへんかったけど、お陰で〇〇にはなんとか対応してあげられてる。(かな?)

早くに支援機関に繋がることが出来たのも、お父さんのお陰や。

もっともっとお父さんのこと、分かってあげられたらよかったんやけど、私には3年は短すぎて、未だに本を読んで「そうだったのか~!」って、思ったりしてる。

 

今、私が頑張れるのはお父さんのお陰やで。

 

ありがとう。。。

 


水泳の補習でパニック!?

2018年08月02日 | 日記(息子・中学生)

風邪でプールの授業を1回休んでしまった息子。

中学校では、プールの授業を1回休むにつき、25mを8本、夏休みに水泳の補習に出て泳がなくてはなりません。

今日が補習の最終日でしたが、まだ息子の風邪はすっきり治りません。

 

たいしたことはないのですが、ときどき、痰が絡んで咳が出るようです。

頻繁ではなく本当にときどきなので、クラブは休まず参加しているのですが、プールとなると、万が一泳いでいるときに咳が出るとプールの水に菌をばら撒くことになるのでは・・・と、ずっと補習の参加を見送らせていました。

 

息子は、補習をどうしたらいいのか悩んで、昨日、サッカー部の顧問の先生に相談したところ、

「明日までに気合で治せ!」

と、言われたそうです。

 

「早めに補習を済ませず、ぎりぎりまで放っておくからこういうことになる。」

というようなことも言われたそうです。

 

息子は何も言い返さなかったみたいですが、後回しにしていたわけではなく、ずっと風邪が治らないから最終まで参加出来なかったのです。

体調管理の甘さということで、親の責任でもありますが。。。

 

結局は、

「明日の体調をみて、自分で判断するように。」

と、言われたそうです。

 

「気合で治せ!」は、叱咤激励だったのでしょう。

もしくは、ジョーク?

 

ところが、何でも思い詰めてしまう息子は、その夜、ものすごくうなされていました。

この暑さで、エアコン代節約のために息子も寝室で一緒に寝ているのですが、あんまりうなされているので、私の方が気になって眠れませんでした。

 

朝起きてからは、咳もしていなかったし、息子本人が「補習に出る」と言うので、そのまま学校へと送り出しました。

もし休ませると、「休んでよかったのかな?」と、ずっと心配し続けるかもしれないからです。

でも、今回はそれが「凶」と出てしまいました。

 

息子は、泳いでいるときに痰が絡んでしまい、パニックになって、息の仕方が分からなくなってしまったそうです。

息が出来なくて、過呼吸のような感じになってしまったというのです。

すぐに治まったようですが、補習どころではなく、しばらく休んで落ち着いてから帰ってきました。

 

本人は相当パニックになっていたそうですが、先生や周りの生徒達は、

「〇〇、何ふざけてん!って感じで、にやにや笑って、なかなか気付いてくれへんかった。」

と。

 

学校のプールで泳いでいるときに、そういうことが起きるとは想像しにくいでしょう。

けれど、「痰がからむ」=咳が出る以前にそういうことが起き得ると、なぜ考えてあげられなかったかと後悔しました。

こんなことで泳ぐのが怖くなったり、トラウマにならなければいいのですが・・・。

 

家に帰って来てからの息子は、

「胸のあたりが苦しい。」

「(クラブで)走ってるときに過呼吸になれへん?」

と、落ち着かない様子です。

 

「胸のあたりが苦しいのは、多分、怖かったこととかがストレスになって苦しく感じるんやと思うで。」

「息が出来なくなったのは、泳いでるときに痰が絡んだからやろ。

地上では、痰が絡んでもだいじょうぶ。

過呼吸になったとしても、ゆっくり息を吐くように心がければ自然に治るよ。

命にも別状ない。」

 

ただ、体は何ともなくても、ストレスによる痛みや疲れがあるのも事実です。

午後1時からのクラブは、大事を取って休むように勧めたのですが、

「行きたい!」

と、息子は言います。

 

1時からミーティングがあり、2時から紅白戦をするそうです。

運動場の使用に限りがあって、この日が引退前の3年生と大コートで紅白戦が出来る最後の日だというのです。

「ミーティングの間に落ち着くかもしれへんやん。」

と。

 

またまたクラブに参加させるか休ませるか、どっちを選んでも気がかりな展開です。

 

結局、息子を学校まで送って行き、顧問の先生に、

「どうしてもクラブに参加したいと言うので・・・。」

と、息子の様子を見ながら参加させていただき、もし、調子が悪くなれば薬を飲むように声をかけたり、家に連絡をくださるようお願いしました。

 

不安そうな息子を残して帰る、私の心はざわざわします。

 

「やらんと後悔するより、やって後悔する方がいいねん!」

が、君の信条だものね。

 

その勇気がすごい!