やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

2学期が始まる

2021年08月27日 | 日記(息子・高校生)

息子の高校は、25日、水曜日から2学期が始まりました。

 

前日に、WISC-Ⅳの検査結果を高校に持って行き、担任と学年主任の先生とお話しする時間をいただきました。

 

先生方は検査結果を見ればどういう支援が必要かが分かるようですが、

言葉や視覚情報どちらも利用しながら、本人の理解度に合わせた個別のサポートが必要なことをお伝えしました。

 

それと、

本人が、「通えるものなら、この高校に通いたい。」と言っていること。

けれど、勉強したい、部活に見学に行ってみたい、そんな本人の意志とは裏腹に心や体が思うようにならず、夏休み中も調子が悪くて何も出来ない日が多かったこと。

「安心できる環境で、少しずつ自信を付けていくこと」が、息子の不安をなくす方法であると医師に言われたこと。

などを伝えました。

 

先生からは、あと何時間で年間授業数の3分の1の欠課になって単位を落とすことになるか、それぞれの科目の具体的な数字を教えていただきました。

 

科目によっては、あと5時間というシビアなものがありましたが、息子の体調を一番に考え、リハビリのつもりで1時間でも2時間でも学校へ通えることを目標にしていこうと、私自身は思っていることを伝えました。

 

「出来ることは精一杯頑張る子なので、逆にやらなければならないと頑張りすぎないよう、少しずつ出来ることを増やしていけるようにサポートしていただけるとありがたいです。

発達障害の特性や不登校による経験の無さもあって、この年頃の子が出来て当然、分かっていて当然のことがそうじゃないことがあります。

また、先生の指示を聞いて、今何をしなければならないのか、他の子が分かっているのに息子だけが分かっていないこともあります。

さり気なく声かけをして確認していただけたらありがたいです。」

 

「〇〇君にとって安心して学べる環境であるように、出来ることはさせていただきます。」

学年主任の先生は、そう言ってくださいました。

 

大阪府は、コロナ禍により緊急事態宣言が出されています。

息子の学校も通勤通学の密を避けるために、8月中は1時間目がカットされ、2時間目から4時間目までの短縮授業となるそうです。

 

息子は、25日、26日と、二日続けて登校しました。

カットされた1時間分は、「行く!」「休む!」「やっぱり行く!」と、葛藤し続けていましたが・・・。

今日は、力尽きて欠席です。

 

今日休んだ授業はカリキュラム一覧表に書き入れ、年間授業数の3分の1の欠課になるまであと何時間かが一目で分かるようにチェックしています。

3年間で11単位までは単位が取れなくても卒業出来るので、一番しんどい科目をあえて休んで休養に充てる方法もあることも伝えました。

 

その上で、

「登校するか休むか、保健室に行くか教室で授業を受けるか、全部〇〇が決めたらいい。

〇〇の決めたことを応援するよ。」

と、伝えました。

 

私には応援することしか出来ません。

精々いくつかの道を照らすぐらいです。

 

どんなにもどかしくても、息子の人生は、息子にしか歩めないのです。


不安と自信

2021年08月23日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

今回の通院記録は長くなってしまいましたが、これが最後です。

息子が病院に来られなかったのを幸い、私の思いを先生にぶつけてみました。

 

先生、どうしたら〇〇の不安をなくすことが出来るのでしょう?

〇〇の不安は、病気のせいですか?

それとも発達障害のせいですか?」

 

「発達障害の特性のために不安が強くなっているということはあります。

それに、不安をなくすことなんて出来ないのです。

不安のない人はいません。」

 

「でも、不安に感じなくていいことまで不安に思ってしまって、〇〇は普通の生活が送れていません。

普通の生活を送れるようになるには、どうしたらいいのですか?

 

「安心できる環境で、少しずつ自信を付けていくことです。」

 

それは分かっているけど、今の〇〇には不安が強すぎて、自信を付けることなんて出来ないのに…。

 

「次のカウンセリングは1週間後ですね。

同じお薬を出しておきます。」

 

まだ何か言い出しそうな私を遮るように先生が言いました。

 

薬は、前回と同じく「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ補中益気湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで」

 

不安が誰にでもあることは分かっています。

でも、息子の不安と私の不安は全然違うもののような気がします。

 

私の不安もどんどん膨らんで苦しくなることはあるけど、周りの人からは、

「だいじょうぶだよ。考えすぎない方がいいよ。」

と、言われます。

 

考えすぎるから不安になるの???

 

カウンセリングで話を聞いてもらって、「私の対応は間違っていない」と先生に言われただけで、不安は一気に小さくなって、なんだか自信にすら変わろうとしています。

 

自信に思っていいことは、きっと誰にでもあるのかもしれません。

自信に思えるかどうかは別として…。

 

朝、起きれた。

歯を磨けた。

笑顔を見せてくれた。

全部、ほめてあげてください。

そう言われたことがあります。

 

そんな小さなことが出来るということが、自信に繋がるというのです。

 

もしかすると、そんな小さなことが出来るということを無意識に自信に変えられる人が不安に強いのかもしれません。

 

親に愛されているとか、自分の存在というか、今生きていることを自信に思ったっていいはずです。

(思春期の男の子は、そんな風には思わない気はするけど…。)

 

けれど、そう考えると、私自身が心からそう思えていないと息子もそうは思えないだろうし、逆に、小さな子どものような態度をとる息子に何か問いかけられているような感じさえしました。

 

答が見えそうで見えないような、はっきりと輪郭は見えないけれど答えがもうすぐそこまで近付いているような、そんな気がします。

 

次の診察は1週間後です。

 


WISC-Ⅳ検査で分かったこと

2021年08月22日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

7月に受けたWISC-Ⅳの検査結果について、児童精神科の先生からお話がありました。

 

 

4年前の検査結果と比べて、言語理解と知覚推理が逆転しているということでした。

全検査やワーキングメモリーは誤差の範囲で変わらず。

処理速度に成長が見られるということでした。

 

前回の検査で、

「視覚情報を推理したり、まとめることが難しい。

共通の特徴や、全体と部分の関係を把握することも難しい。

図を書き写すことが苦手で、見間違い書き間違いが多く時間もかかる。」

なので、視覚からの情報だけでは分かり辛く、言葉による説明が必要だと聞いていましたが、今回の結果は視覚からの情報の方が理解しやすいということなのか???

 

「言語理解は言葉を使って理解するということですが、その人の持っている語彙力や言葉の理解力、推理力に関係しています。

言葉や視覚情報どちらも利用しながら、本人の理解度に合わせた個別のサポートが必要な場合があるということです。

指示や説明をした場合には、本人なりに理解していても、正確に理解していない場合が考えられるため、確認しながら進めることが必要です。」

 

言語理解、知覚推理は学習、経験によって伸びやすい力だと本で読んだことがあります。

 

中学一年生の途中から学校へ通うどころか、家で本を読むことさえ出来なくなったので、言語理解力が同年齢の子達と差が開いてきても仕方がないことかもしれません。

その中で知覚推理力の上昇は、中学三年生の秋から放課後ディサービスで数学を教えてもらうようになったからでしょうか。

授業に出ていないにもかかわらず、一学期の期末テストで数学は98点でした。(国語は43点)

 

それと、もう一つ、息子はサッカー観戦が好きで、テレビで試合を観ながら作戦ボードで選手に見立てたマグネットを動かしていることがあります。

これって、(私の思い込みですが)知覚推理の訓練になっているような気がするのです。

 

わずかですが処理速度の上昇がみられたのも、苦しみながらも中学でサッカー部を続け、息子なりに運動を続けてきたことが関係しているように思います。

 

息子の強みであるワーキングメモリーが高いことは、聞いた情報を記憶して保持し、その情報を操作する力があるということだそうです。

 

 

 

 

小学6年生のときの合成得点プロフィールに、今回の得点をピンクで重ねてみました。

一回の検査結果で分かることなど限られているはずですが、私はこの4年間に息子が失ったものを感じました。

同時に、息子の生活に応じて成長しているのであれば、息子に合った学習・経験が出来れば、まだまだ成長の可能性はあると感じています。

 

全く変わりがなかったのは、今回も下位と上位の差が29もあるということ。

その差が15あると生き辛さを感じると聞いていますが、息子の生き辛さはどれほどのものなのでしょうか???

 


私のせい?

2021年08月22日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

息子はずっと調子が悪いままで、なかなか良くなりません。

夏休み中、しかもコロナ禍で外出もままならず、気持ちを切り替えるきっかけが見つかりません。

 

そんな中、中学のサッカー部の後輩から、21日に地区大会の試合が中学校で行われる旨の連絡をもらったそうです。

 

昨日はメンタルクリニックの予約日でしたが、息子は、試合を観に行きたいと言ってきました。

緊急事態宣言が出ているために無観客試合となっていて、学校内には入れませんが、校外から金網越しに試合を観るそうです。

 

なので、病院には私だけ行き、カウンセリングも30分程時間をいただきました。

 

この日、聞いてみたかったのは、私の接し方のせいで息子の状態が良くならないのか?ということでした。

 

「〇〇は、

『勉強したいと思っているのに、勉強しようとすると不安が強くなって、わ~っとなってしまう。』

と、言っています。

無理しなくていいから、〇〇なりにちょっとずつでもと思って、『宿題しよか~?』って声をかけたりするのですが、もしかして、声をかけたりするから調子が良くならないのでしょうか?

 

「それに、通信制高校に説明を聞きに行ってから一気に調子が悪くなって…、1時間程話を聞いただけなんですが、こんなに調子が悪くなるなんて、学校のことを考えてる場合じゃないのかとか、そもそも〇〇に対する私の認識というか、もしかしたら何かが間違っているんじゃないか?って気がするのですが…。」

 

「以前のカウンセリングのときに、〇〇君も

『勉強していて分からないことがあると、あれこれ考えてしまって不安になって調子が悪くなってしまう。』

と、話されていました。

夏休みに入って調子が悪いですが、その前は、自分で目標を決めて、一歩一歩進んでいこうとされていたので、今が成長されるときではないかと感じていました。

〇〇君は、学校のことについて何か話されてますか?」

 

『通えるものなら、今の学校に通いたい。』

と、言っていました。

でも、授業に出られる自信はないし、私もいきなり通えるようになるとも思えません。」

 

通信制高校に話を聞きに行けたことは、私は良かったと思います。

こういう道もあるんだよということは伝わっていると思います。

それに、

『お母さんが声をかけてくれるから、ちょっとでも勉強しようと思える。』

と、話されてました。

やるべきことに向き合おうとすることはいいことだと思います。

今のお母さんの接し方でいいと思います。

 

「私から離れるのを不安がって、この前も私がお風呂に入ろうとしたら、『傍におって!』としがみついてきたり、赤ちゃんみたいな喋り方をすることがあるのですが、それも私の接し方のせいじゃないのでしょうか?」

 

〇〇君にとって、お母さんが安心できる場所なんだと思います。

今は不安が大きくて、不安をコントロールするためにお母さんの傍にいるのだと思います。

好きなことや夢中になれることがあるといいのですが…、以前はサッカーがやりたいとトレーニングをされていましたが、最近はどうですか?」

 

「今は全くしていません。

高校のサッカー部に見学さえも行けてません。

サッカーしたい気持ちはあるようで、『筋トレやらな!』とか言ってましたが、気力がなくて出来ないようです。

ただ、15日から海外サッカーが始まったので、テレビで観戦して、少し元気になったような気はします。」

 

「そうなんですね。

今日、後輩のサッカーを観に行けたことは、本当に良かったと思います。

サッカーでもゲームでも何でもいいので、やりたいことをやらせてあげてください。

それによって、心や体が成長して、お母さんから離れられる時間が増えてくると思います。

 

「まだまだ時間がかかりそうですね。

それでも、悪くなっているんじゃなくて、良くなっているのですよね?」

 

「〇〇君の中の不安の塊を少しずつほぐしていて、それによって悪くなったように思えることもありますが、こうした波を繰り返しながら良くなっていきます。

自分のことを自分の言葉で話してくれていますので、私は、〇〇君の成長を感じています。」

 

調子の良くならない息子と一緒にずっと家の中にいると、悪い方向に向かっているのではないかという不安に襲われますが、そんな中でも息子は成長しているようです。

 

続く診察では、先月息子が受けた心理検査の結果を聞かせていただくことになっていました。


不安を受け止める

2021年08月09日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

6月の中頃から病院の記録を更新していませんが、息子の調子があまり良くないため、2週間に一度カウンセリングを受けにメンタルクリニックに通っています。

 

先週は月曜日に通信制高校の相談会に行ったせいなのか、エネルギーを使い果たしてしまったのかのように息子の調子が悪くなってしまいました。

 

土曜日のメンタルクリニックでは、息子のカウンセリングは50分、私は10分。

 

「調子はどうでしょうか?」

 

「悪いです。

『気力がない。』と言って、今週は、一週間に一度勉強を教えてもらっている放課後ディサービスにも行けませんでした。

それに、一週間前に自分のお小遣いでレンタルした仮面ライダーのDVDも全く観ることが出来ませんでした。」

 

「そうなんですね。

朝は起きられますか?」

 

「夏休みなんで、9時~10時ぐらいまで寝てます。」

 

「〇〇君ともお話したのですが、出来るだけ生活のリズムを守って、朝起きて、体を動かして、太陽の光を浴びるようにしてください。

 

「それと、赤ちゃん返りというか、退行症状が酷くなっているみたいなのですが・・・。

義母が入院しているので、洗濯物を取りに私が病院に行くことが多くて、その反動なのか、ますます私にべったりして離れられない感じがします。

『怖くてたまれへん。』とか『ぎゅってして!』って、ハグしにくるだけでなく、『服着替えさせて!』とか『ご飯食べさせて!』って、言ってきます。

Tシャツぐらいは脱がせることはあっても、『あとは自分でして。』とか、『自分で食べなさい。』って、断ってますけど・・・。

でも、ますますだだをこねたり、幼児みたいな喋り方をするようになって、言うことを聞いてあげた方がいいのかとか、もしかして、そういうのを私に気持ち悪いという思いがあって、それが伝わってますます酷くなるのかとか、不安になるんですけど・・・。

 

「今、突き放されるとますます不安になると思うので、ハグは10秒までとか、一日に10回までとか決めて、受けとめてあげてください。」

 

「一日に10回まででは無理です。

今は不安が強いので、朝だけで10回はハグする感じです。」

 

「そうなんですね。

10回を目指して少しずつ減らしていこうという感じでいいと思います。

色々違和感を感じるとは思うのですが、『気持ち悪い』という言葉は使わず、『自分でしなさい』と伝えていくのはいいと思います。

それだけ不安が強いんだということを受けとめてあげてください。

 

〇〇の不安が強いためにそうなっていることは分かっています。

でも、「分かっている」ことと「受けとめる」ことは違うのです。

「受けとめる」って、どういうことなのでしょう・・・。

 

続く診察では、息子は、長い沈黙の後、

「調子が悪いです。」

と、一言。

 

「カウンセリングで話せた?」

「はい。」

「食べれてる?」

「はい。」

「眠れてる?」

「はい。」

 

「お母さんから見てどうでしょうか?」

 

「気力がないというか、週一回の放課後デイサービスにも通えなかったり、やろうと思っていることをするエネルギーがない感じがします。」

 

「薬を変えてもいいでしょうか?

イライラを抑える漢方薬を出していますが、元気が出る漢方薬に変えたいのですが・・・。

いいかな?」

 

「はい。」

と、息子が言ったので、薬を変更することになりました。

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ補中益気湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで」を処方され、次の診察も2週間後となりました。


通信制高校の個別相談会に行く

2021年08月04日 | 日記(息子・高校生)

夏休みに入りました。

 

不登校気味の息子も、登校するかしないか悩まなくていいのですが、それでも不安はなくならないようです。

「何をしたらいいか分からん。」

「落ち着かへん・・・。」

と、ぐるぐるぐるぐる部屋の中を歩き回っています。

 

先週、成績表と夏休みの宿題を息子が自分で学校に取りに行ってきました。

出席しなければならない日数が71日中、欠席は23日で、ぎりぎり3分の1以内をクリアしていますが、1~2時間ぐらいの保健室登校が多いため欠課が嵩んでいます。

でも、これが息子の精一杯であることに変わりはありません。

 

2日、息子と一緒にとある通信制高校の個別相談会に行ってきました。

片道1時間ちょっとで、乗り換えなしで急行一本、駅から10分ぐらいのところにあって、比較的通いやすい所だと思います。

ビルの6階がキャンパスになっていて、学校というより塾のような感じでした。

 

夏休みで授業はないのですが、分からないところを聞きに来たり、課題をやり切るために来ている生徒さんが6人程いました。

基本は、タブレットを使って課題を提出するようです。

 

キャンパス長と1時間ぐらいお話をする中で、息子の思いを聞くことが出来ました。

 

みんなと何かがずれているような感じがして、勉強でも人との接し方でもどうすればいいのかよく分からない。

あまり深く考えない方がいいと思っているけど、考えてしまって、それだけで疲れてしまう。

学校に合わせて勉強するより、通信制で勉強をする方が自分に合っているとは思うけど、せっかく中学のときにお世話になった先輩と一緒にサッカーが出来る環境なので、行けないのはもったいない。

行けるものなら今の高校に行きたい。

勉強したいし、友達と一緒に過ごしたい。

 

「本人が行きたいと思って選んだ高校なので、高校の先生方も出来る限りのサポートはすると言ってくださっています。

それに、今の高校の学費に対する大阪府の就学支援金が10月1日まで在籍していないと出ないこともあって、今すぐ転校とかは考えていません。

ただ、無理して通わなくても、通信制の学校に転校することが出来るということを知っておいてほしくて、一緒に話を聞きに来ました。」

 

「お母さんは、実際に話を聞かれて、どう思われましたか?」

 

「全日制の高校はしんどいかもしれないと思っていました。

ただ、完全に通信で勉強するよりは、週に何日かでも学校へ行って、誰かとコミュニケーションを取りながら社会性みたいなものを身に付けてほしいと思っています。

けれど、まず、通えるのかな?と。

学校に来て、ここが自分の居場所みたいに思えたら、通えるようになるのかもしれないけど、ここに通うことが大変だなぁというのが感想です。」

 

「学校へ通うことが難しかったという子が、このキャンパスにもたくさん通っています。

行事だったり、サークル活動だったりで、気の合う友達が見つかって、一緒に勉強し合うようになった子もいます。

今は夏休み中ですが、サークル活動や学校外から講師を招いての授業がありますので、一度体験にいらしてください。」

 

部屋には、セレッソ大阪に在籍していた香川選手や柿谷選手のサインが入ったユニフォームが飾られていました。

この学校の卒業生だそうです。

 

フットサルサークルがあるそうですが、最近は体育館がコロナのワクチン接種のために予約がとれなくて、月に1~2度ぐらいしか活動していないそうです。

 

さて、息子はどう感じたのか・・・。

 

比較的通いやすい。

サッカーで誰かと繋がれるかも。

そう思っての提案です。

 

年間の学費は、通信制のみだと34万円。

週に1~2日通うコースで60万円。

標準コースの週に1~5日だと77万円。

進学コースや特化コースだと90万円以上。

(このうち、国の就学支援で授業料の全額の25万円(うちの世帯収入の場合)が戻ってくるそうですが、学費ではない指導料や施設費等が結構かかりますね!)

 

息子が安心して学べるように・・・。

 

出来ることは何でもしてあげたい。

その上で、まだまだ時間が必要なのかもしれないと、自分に言い聞かせています。