22日、息子のメンタルクリニックに行ってきました。
この日のカウンセリングは、息子が1時間で、私が5分ぐらい。
「高校合格、おめでとうございます!」
と、カウンセリングルームに入るなり、心理士の先生からお祝いの言葉をいただきました。
「ありがとうございます。
ほっとしました!」
「良かったですね。
その後、どうでしょうか?」
「高校に合格したことが本人の自信になったみたいで、学校に行こうという意欲も感じます。
今まで1~2時間がやっとという感じだったのが4時間ぐらい学校で過ごしたり、今はほとんどの授業が自習というせいもありますが、クラスで授業を受けるときもあります。
ただ、やっぱり不安が強くて、家では調子が悪い時も多いし、最近は明け方によくうなされたり叫んだりしています。
『俺に~~言うな!」
とか、
「~~やなって、聞いてるねん!」
とか・・・。
不安と闘いながら頑張ろうとしているんやな~って感じです。」
「自分に何が出来るかを探っているようですね。
彼自身、
『卒業までにクラスを盛り上げるために、自分は何が出来るのかを考えてる。』
というようなことを話していました。」
「そうなんですね。
頑張りたいと思えば思うほど、気持ちが落ち着かなくなるみたいですけど・・・。
応援するだけです。」
クラスに入るだけで調子が悪くなってしまう息子ですが、息子なりにクラスの一員として出来ることを探しているようです。
続く診察では、息子は、
「最近は、調子がいい方だと思います。」
と、答えていました。
「良かったです!
お母さんから見てどうでしょうか?」
「高校に合格したことがすごく自信になっているみたいですし、意欲も出てきたように思います。
学校にも頑張って行こうとしています。
ただ、やっぱり不安は強いし、すごく疲れているみたいで、家では何も手につかなかったり、夜9時頃に寝ても朝はなかなか起きられません。」
「合格、おめでとうございます!
本当によく頑張りましたね。
調子は良くなってきていますので、このままの薬で様子を見ていきましょう。」
「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてランドセン錠0.5mgを30回分」を処方され、次の診察は4週間後となりました。