野良猫のまるちゃんがうちに姿を見せるようになって2ヶ月余り。
尾っぽがうさぎのようにまんまるなので、「まるちゃん」と呼ぶようになりました。
私が触ろうとすると逃げますが、窓のすぐ傍までやってきて、すごく人慣れしている感じです。
一方、我愛羅はまるちゃんが来ると落ち着かなくなり、アーオンアーオンと鳴いて、カーペットでガリガリ爪をとぎ始めます。
一時、食欲が落ちたり、吐き戻したりすることもありました。
我愛羅を譲ってくださった保護猫活動をしているボランティアさんに相談すると、まるちゃんは町内のえさやりボランティアさんがよく見かける野良猫で、男の子だということでした。
耳カットしていないので、去勢手術はしていないようです。
我愛羅はエイズキャリアなので、まるちゃんがエイズキャリアでなければ一緒には飼えないし、我愛羅が嫌がっているなら、そもそも無理な話です。
ただ、息子が、
「まるちゃんに、せめて(去勢)手術とワクチン接種だけはお小遣いでしてあげたい。」
と、言い出しました。
ボランティアさんに相談し、一月後のTNR活動の日に合わせて、まるちゃんを捕獲し手術してもらうことになりました。
ところが、耳カットしている手術済みの太った野良猫ちゃんが家に来るようになり、しばらくまるちゃんは来なくなってしまいました。
まるちゃんが来なくなる直前、家の外で猫の争う声が聞こえ、まるちゃんのものらしき毛の束が落ちていました。
恐らくこの地域のボス猫で、えさ場をいくつも持っているから太っているのだろうし、その猫の匂いが残っている間はまるちゃんは来ないので、えさをあげないようにと、ボランティアさんにアドバイスされました。
そして、半月あまり・・・。
また、まるちゃんがやって来るようになりました。
我愛羅はまるちゃんが来るのを嫌がっているようなので、よしずを設置し、まるちゃんには少し距離をとってもらうことにしました。
微妙な距離を保ちながら、まるちゃんと我愛羅が一緒にお昼寝をしていることもあります。
もし、まるちゃんがエイズキャリアで、うちで飼うことになったら、我愛羅と仲良くなることもあるのかな?
無理なら、里親を探してあげなければと考えています。
次の手術予定日は10月1日。
今度は無事に手術をしてあげられますように・・・。