やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

不安になることはあるけど、まぁまぁ

2018年10月20日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

一昨日、息子のメンタルクリニックに行ってきました。

息子の調子は、前回とほぼ変わりなし。

 

何か気になることがあると、不安が募り、落ち着かなくなって何も手に付かない状態になってしまいます。

そういうことを何度か繰り返しながら、学校を休むこともなく、日々を乗り切っていくというか、毎日を過ごしてきました。

 

前回、サッカー部の試合に行くか大阪ダービーを観に行くかで、本人は相当悩んでいましたが、アウェーだった試合会場が息子の学校に変更になり、昼からだった試合がこれまた午前中に変更になって、サッカー部の試合も大阪ダービー観戦も、どちらも奇跡的に行うことが出来ました。

 

これには、私もびっくり。

息子が悩んでいた分、拍子抜けの感がありますが、

「悩んだわりにうまくいった」

「不安やけど、大丈夫やった」

そういうことを、息子は日々積み重ねています。

 

また、課題の量などについては、担任の先生、通級の先生と話し合いましたが、

「本人が自分だけ課題を減らすことを望まないため、当面はこのままで。

折に触れて困っていないか本人の気持ちを確認し、やり方を伝えたり、必要とあれば課題を減らす。

100パーセントを目指さなくていいことを本人に伝える。

(答を見て写すことも勉強になることや、分からない問題はやらずに先生に聞いてもいいなど)」

と、なりました。

 

息子は学校では不安の素振りも見せないため、先生方は家庭での息子の様子に驚いていましたが、息子が不安を伝えられる私の存在は大切で、私からこうして申し出ることで、学校でも息子の力になれることがあるかもしれない・・・、そんな風に仰ってくださいました。

 

さて、今回も息子はカウンセリングの先生にみっちりサッカーの話を聞いていただいたようです。

試合に負けた後は顧問の先生の指導が厳しくなり、納得できないことがあるなど不満も吐き出すことが出来たようです。

 

児童精神科の先生の診察では、

「色々不安になることはあるけど、今の調子はまぁまぁ。」

と、息子が伝えると、

「それはよかった。

しっかり食べて、体を動かして、しっかり睡眠をとってください。」

と、言われました。

 

今回もこれまで通り、「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠7.5mg(3/4錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)」の処方となり、次の診察は5週間後となりました。

 

 


体育大会でリレーに出場

2018年10月10日 | 日記(息子・中学生)

台風で壊れた実家の屋根の修理や親戚の不幸が重なって、バタバタしています。

そんな中で、10月2日に中学校の体育大会が行われました。

 

9月29日、土曜日の予定が雨のために火曜日の開催となりましたが、平日にもかかわらず、親や祖父母と思われる方がたくさん応援に来ていました。

かくいう私も、息子の出番が終了するまではずっと観ていました。

 

息子は200m×4のリレーに出場することになっていて、前日から「だいじょうぶかなぁ。」と、かなり落ち着かない様子でした。

初めての中学の体育大会は雨続きで予行練習がなく、しかもリレーは一番手だそうで、息子は、「クラウチングスタートが今一よく分からん」と、言っていました。

当日の朝も不安で顔色が悪く、登校前には玄関で15分程動くことが出来ずにいました。

 

「失敗したっていいんやで。

精一杯頑張ってる子を、『失敗した』『遅い』なんて、〇〇は責めへんやろ。

失敗したって、その分は他の子がカバーしてくれる。

心配せんと、楽しんどいで!」

 

そう言って息子を送り出したものの、心配で心配で、とりあえず電話で担任の先生に息子の様子を伝えておきました。

不安や何かに気をとられていると他のことが頭に入らないことがあるので、声をかけていただけるだけでもありがたいです。

 

そうして、私も学校へ。

息子に、

「何時ぐらいに行ったら、〇〇の出番に間に合う?」

と、聞くと、

「9時40分頃来て。」

と、答えたので、大慌てで洗濯を済ませ、準備をして学校へと向かいました。

 

しか~し、学校に着いたらまだ開会式も終わってなくて、間もなくラジオ体操が始まるところでした。

息子はラジオ体操から見てほしかったのか・・・!

 

肝心の200mリレーは、お昼前。

万が一見逃すことがあってはならないので、ずっと観ていることにしました。

思春期の子ども達の頑張る姿を観るのは、小学校の運動会とはまた違って楽しいですね。

 

父の遺品であるカメラの望遠レンズ越しに覗くと、応援席での息子はとても楽しそうにしていました。

体育大会は、各学年4クラスが赤、青、黄、緑の軍団に分かれて戦うのですが、息子は赤団で、クラスメートや同じ団の上級生とも楽しそうに話をしていました。

 

リレーは、女子の100mリレーが先に行われ、息子も少し心の準備が出来たと思います。

いよいよピストル音と同時に、1年生4人の選手達が一斉にスタートを切りました。

1周200メートル、4人だけが全力で走る、一番しんどいけど、一番目立って、一身に応援を受ける種目です。

 

私は、父のカメラで息子を追い続けました。

「頑張れ~っ!!」

200メートルを全力で走り切り、2位でバトンを渡した息子。

クラスとしては、なんと1位になりました

 

後で印刷した写真を見ると、仲間と共に1位の旗の前に座った息子の笑顔は、ここ最近にないくらい眩しいものでした。

 

昼の休憩をはさんで、「応援合戦」と「大縄跳び」と「台風の目」に息子は出場しました。

生徒中心の運営なので小学校の運動会と比べて準備に時間がかかっていましたが、役を頑張っているお子さんの親御さん達にとっては影の活躍を応援する時間でもあります。

毎度のことですが、ハラハラしながら、とても貴重な時間を過ごすことが出来ました。

 

そして、その日の夜、担任の先生から嬉しい電話がかかってきました。

 

「気にかけてはいましたが、学校では不安な素振りを見せずに、本当によく頑張っていました。

誰よりも声を出して応援していたので、来年団長になる2年生の子が、〇〇君のことを『うちの団にほしい』って、言ってましたよ。