10月も今日で終わり。
秋もだんだん深まってきました。
寒くなってきたせいか、ブログを書くためにパソコンに向かうことが多くなったせいか、首から右手がだるくて痺れるようになってきました。
頚椎症で、ヘルニアになったりひっこんだりを繰り返すので、なるべくうつむき姿勢はとらないように気を付けてはいるのですが、キーボード見ないと打てないんです・・・
酷くなるといけないので、しばらく無理しないようにしようと思います。
パソコンも壊れかけているし、どうなるんでしょうね~
10月も今日で終わり。
秋もだんだん深まってきました。
寒くなってきたせいか、ブログを書くためにパソコンに向かうことが多くなったせいか、首から右手がだるくて痺れるようになってきました。
頚椎症で、ヘルニアになったりひっこんだりを繰り返すので、なるべくうつむき姿勢はとらないように気を付けてはいるのですが、キーボード見ないと打てないんです・・・
酷くなるといけないので、しばらく無理しないようにしようと思います。
パソコンも壊れかけているし、どうなるんでしょうね~
息子が、週1回のサッカースクールに通い始めてから、はや4ヶ月。
頑張っているみたいです。
「パスが全然来えへん」とか、
「どフリーやったのに、ゴール出来ひんかった・・・」
と言って、しょんぼりしていることも多いけど、
上手くなりたい!という気持ちがいっぱいなのが分かります。
学校から帰ってくると30分くらい休憩して、再び学校に戻り、運動場で2時間のサッカースクール。
きっと、全ての力を使い果たしてしまうのでしょう。
以前のように、ご飯を食べながら眠ってしまうことはなくなったけど、帰ってきてから宿題をやりきる力が残っていません。
半分するのがやっとで、残りは、翌朝起きてからやっています。
息子は、週に2回サッカースクールに通いたがっていますが、
「宿題が全部出来るようになってからにしよう」と、言い聞かせてます。
ゆくゆくは、本格的なサッカークラブにも入りたいのだそうです。
息子がサッカーに興味を持つようになったのは、去年のワールドカップをテレビで観てから。
最初は、チームとか選手・成績やフォーメーションなどデータ的なことが気に入ったのだろうと思っていました。
それが、毎日毎日、家の中で100均で買ったやわらかボールを蹴るようになり、いつの間にか、外でサッカーボールを蹴るようになって、今年の7月からはサッカースクールに通っています。
驚いたことに、息子の体幹がしっかりしてきました
この間まで、すぐにだらっとなっていた姿勢が、しゃきっと座れるようになりました。
最近、しっかりとした字が書けるようになったのも、そのことに関係があるのではないかと思っています。
意外なところに嬉しい成長があり、まだまだこれからどんな成長を見せてくれるのか・・・
とても楽しみにしています。
パソコンの調子が悪いです。
ここのところ、電源を入れてから立ち上がるまでに1時間以上かかります。
うまく更新できずにパソコンの変更を元に戻しているらしいのですが、1時間以上もかかると、「もういいや!」って、気持ちになってしまいます・・・
さて、いよいよ、「今だから出来ること」なのですが、よく言われることではありますが、
出来れば、小学生の間に、「自己肯定感」を持てる子に育てるということです。
新田さんは、「自己肯定感」というと漠然としていて分かりにくいので、さらに具体的に、
「やれば出来るんだ! やってみよう!!」という、「自己効力感(自己有能感)」を育てようと言われていました。
これは、思春期以後の自己アイデンティティの確立にも深く関わってきます。
そのためにも、自閉的で頑なな気質が強く出てきて混乱しないよう、安心できる環境が必要です。
子どもが安心して過ごせる環境こそ、ゆとりや柔軟性をもたらし、成長発達を促します。
・他の子と比べずに、その子自身の小さな成長を、日々一緒に喜ぶ
・ギリギリの無理な課題・環境ではなく、自尊心を得られるハードルで成功体験を積む
・出来ないことを無理強いしない
・今、やる気になれる、やれることから始める
・少しずつでいいから、出来なかったことを、出来ることに変えていく=世界を広げる
・怒らない(怒ることは逆効果、大切なことは、本人が落ち着いている時に言い聞かせる)
・強制するのではなく、選択する要素を提示する
こうして、「出来た!」という経験を多く積むことによって、自己効力感を育み、たくさんの「成功体験」が、アイデンティティー確立のために必要な「失敗体験」を含むたくさんの経験を積み重ねる力となります。
発達障害を持つ人の経験定着の難しさは、次のような理由が挙げられます。
・自分自身が経験したことでなければ、なかなか身に付かず、人から聞いた話を自分の経験に活かすことは難しい
・自分が納得して選んだ選択しか経験として定着しにくく、やらされて失敗したことは、やらせた人が悪いと思うだけに終わってしまいやすい
・新しいことをやりたがらない習慣への固執・・・失敗を恐れ、新しいことに挑戦しにくい
・一度失敗したことがトラウマになってしまい、より再挑戦しにくくなってしまう
それでも、当事者にとって、経験こそ、非常に重要な成長の手段です。
人の話を聞いたり、想像(イメージ)することによって行動調整をすることが難しい彼らが、スキルを自分のものにするためには、経験に基づく行動調整が必要になります。
失敗しても、自らやろうと思って繰り返し挑戦することにより、行動調整が出来る他にも、何が得意で何を苦手としているのか、自分の適性を知るという大切な役割があります。
人は、他者と関わることによって、自己を見つめ、自分を知ることが出来るのだと思います。
話が大きくなりがちなので、元に戻すと、今だから出来ること・・・
・自己効力感を育てよう!
・持ち物管理が出来るようになろう!
・毎日決まった時間、勉強をして、勤勉性を身につけよう!
ということでした。
そこがしっかりすると、次の思春期課題が乗り越えやすくなりますよ~と。
思春期に入る頃から、提出物の期限管理や長期計画など色々なスキルを身に付け、また、部活やアルバイトで経験を積み、「ある程度、確固たる自分」を確立していく時期となります。
自分を知り、「苦手があっても、工夫と努力で出来る自分になれる」と思えるようになれば、将来が楽しみですね。
でも、人によって、課題達成は何歳でもいいのです。
積み残しがあれば、そこまで戻って始めればいいと。
30代半ばまで引きこもっていた青年が、自己効力感という土台からしっかり築き直して、およそ3年後に安定就職をされたそうです。
時間がかかる人は、じっくり築いていけばいい。
40歳でも50歳でも、成長し続けることが出来るそうです。
発達障害を持つ方の就労がなぜ難しいのか・・・?
成人当事者への聞き取りでは、
「職場での対人関係がうまくいかない。だんだんと気まずい雰囲気になってきて、結局はやめざるをえなくなってしまう。」
という方が多いそうです。
たしかに、中には周囲から追い込まれ、退職を余儀なくされた人もいるが、案外、自分から辞めてしまう人が多いのだそうです。職場環境に耐えられない脆弱性=発達障害者の自滅傾向
これは、発達障害の特性に根ざした根本的な気質が根底にあり、「気の持ちよう」などの精神論や本人の努力だけでは、乗り越えることは難しいようです。
自閉症ゆえの困難とは、社会性・コミュニケーション・想像性の3つの困難と言われていますが、
就労場面で困難となっていることを具体的にあげてみると、
・自分の適性を正しく把握しにくい
・仕事のスケジュールを組んだり、優先順位を決めるのが苦手
・頼まれた仕事を断るべきか、優先すべきか判断できない
↓
職場で、混乱したり無理をすることになりやすい
・真面目だが、ズルさに欠ける仕事ぶり(手を抜くところがわからない)
・生真面目で熱心だが、周りと歩調が合わない
↓
同僚や上司との対人関係に支障をきたしやすい
・誰もが簡単に出来ることでも、どうしようもない苦手があったりする
・得意と苦手の差が極端
↓
サボリやより好みしているとの誤解を受けがち
・自分で疲れを把握できず、過集中と冬眠状態(動けない状態)を繰り返す
・忙しくなったり急かされたりすると、不安が高まり混乱する
↓
精神不安や体調不良を起こしやすい
職場には、混乱の元である「不安」の種がいっぱいあります。
当事者のとって、「不安」は、能力を減少させるだけでなく、自閉的で頑なな気質が強くなってしまいます。
その気質とは、たとえば、
・いつもの習慣やいつもの環境へのこだわり
・状況に合わせて自分を切り替えることができない
・自分の感情や思いとのズレ・葛藤
・ゼロ百的な極端な思考
・柔軟に対応しきれない頑なさ
などがあげられます。
不安から能力が目減りし、ミスが増える上、頑なな言動が増える
周囲との関係がこじれると、孤立し、助けを求めることが出来ない
周囲の視線がどんどん厳しくなり、不安からさらにミスをする
「もうここには居場所がない」と辞めることになる
こうした自滅傾向こそ、安定就労を阻んでしまうのだそうです。
では、ここで、職場で求められているものを考えると
・自分で時間管理をし、例えば営業なら、どこを回るか自分で決めなければならない
計画性と、自由行動
・目標を与えられると、手順・方法などを自分で決めなければならない
目標設定と状況把握・優先順位判断
・成果を求めればよいというわけではない複雑さ
・曖昧なルールの中で状況に合わせ、複雑な判断を求められる
広い視野と高度な判断
どれも、働く上で必要なスキルですが、「想像性の困難」を持つ当事者にはハードルが高すぎて、自力で越えることは容易ではありません。
だからこそ、身に付けたいスキルが、
・困り事を伝える力
・周囲を見回し真似る力
・質問をする力
・情報や助言をもらう味方を見付ける
・身の回りの片付け・持ち物管理
だそうです。
私達にとっても必要なスキルであり、実際、意識せずとも使っていて、これなくして仕事はできません。
働いている高機能自閉症の人達は、こういう力を身に付けた人が多く、安定就労を目指す就労支援でも、まず、こういうスキルを学ぶそうです。
それ+「ある程度、確固たる自分」を見つけるための心理支援を行っているそうです。
やっと目指すものを書くことが出来ました。
私なりの考えを入れ、ややこしい書き方で申し訳ありません。
長くなりますので、また、次に続きます。
こども発達支援センターの主催する学習会に参加してきました。
第1回「発達障害の思春期課題 今だから出来ること ~将来を見据えて」
第2回「発達障害の特性理解と、学校支援の求め方」
13歳と6歳の発達障害を持つお子さんのパパであり、発達障害支援団体「こころぴあ ビレッジ」の代表者である新田かなとさんが講演する2回シリーズの、第1回目です。
覚悟はしているつもりだけれど、以下のような思春期に現れる兆候を聞いて、想像以上に大変そうだと思いました。
・大人びていく周囲についていけずに、話題を共有できずに孤立しやすい
・先輩・後輩の関係など、小学校時代との関係性の変化に対応できない
・年齢相応に要求されることに、自覚を持つのが難しい
自己管理(長期計画や期限管理)
みだしなみや異性間・同性間での距離感など
・自由活動に何をすればいいか困惑する
また、成人発達障がい就労の現実を聞いては、もっとショックを受けました。
2009年の独)日本学生機構調査によると、
大学新卒雇用で、高機能発達障がい者の就職率は、わずか約25.6%、
一般学生61.2%、(手帳を持つ)障がい者学生46.4%に比べると、はるかに低いです。
今は、当時より景気が回復し雇用も少しは安定しているものの、厳しさは変わりません。
また、成人発達障がい者を対象とした調査では、就労者はおよそ4割。
そのうちわけは、
正社員21% 契約社員+派遣社員13% アルバイト9% 無職57% となっています。
(カウンセリングを受けられた人の追跡調査らしいので、問題なく過ごせている人や、問題があってもカウンセリングを受けていない人は調査から外れています)
「就職できない悩み」よりももっと深刻なのは、「続かない悩み」だそうです。
ほとんどの人が、3~6ヶ月、長くても、1~2年で退職している方が多いのが現実なんだそうです。
よほど自分の適性に合った仕事に就いたか、理解ある人間関係に恵まれなければ、働き続けることは困難なようです。
発達障害ゆえに、何につまづき、何に困って働くことができないか、
また、就労している人達は、どんなスキルを身に付けているのか・・・
それを考えれば、将来を見据えて、今、この時期に出来ることが見えてくるのではないかというお話でした。
まだ、聞いてきたお話が自分の中でまとまっていません。
でも、息子にとっても、親である私にとっても大切な話だったので、メモや資料を整理し、自分のものにしながら、おいおい書いていければ・・・と思っています。
10月に入って、アクセスしてくださる方がぐ~んと増えました。
この時期、小学校入学を控えたお子さんを持つ親御さん達が、いろいろな情報を集めていらっしゃるのかもしれません。
私も、当時、ブログというものはよく知らなかったのですが、息子には発達の遅れがあると言われていたので、就学前相談を受けたり、本を読んだりして、息子の進路について色々悩み考えたりしていました。
通常学級がいいのか、支援学級がいいのか、それとも、支援学校を選んだ方がいいのか・・・
子どもの特性や障害の状況、また、学ぶ場所の支援の方法にもよるので、どこを選べば一番子どものためになるのか、本当に悩むところだと思います。
色んな実例の一つとして、息子の話を何かの参考にしていただければ嬉しい限りです。
私が思うには、答は一つじゃないし、今の状況がずっと続くとも限らないということです。
息子は、通常学級に在籍し、週一回の通級教室に通っていますが、息子が年長さんの秋には、保健センターの心理の先生から「支援学級」に入ることを勧められ、また、2年生の時には、通級の先生や、「広汎性発達障害」の診断を受けた医師からも、「支援学級」を勧められました。
当時、やはり息子は、普通のことが普通に出来ないしんどい面もありましたが、4年という月日を経て振り返ると、息子の場合は、通常学級で学ばせていただいて、本当に大きく成長することができたと思っています。
「支援学級」で学んだとしても、また違う形の成長があったと思うし、これから先、息子が「支援学級」で学ぶこともあるかもしれません。
これから先も、困難なことはきっと起こると思います。
問題が起こるたび、本人の様子を見守りながら、学校の先生や医師、各機関の先生方とも相談して、「支援学級」も一つの選択肢として考えながら、問題を乗り越えていこうと思っています。
もし、子育てのことで悩んだら、ぜひ、相談できる場所・人を作ってください。
学校の先生も相談にのってくれますが、学校教育の側からのサポートになるので、それ以外の機関にも相談された方がいいと思います。
市の子育て相談センターのようなところなら、無料で高校卒業の年齢である18歳まで継続して相談に乗ってもらえます。
また、必要な場合は、そこから療育や病院への道も繋がっていきます。
学校の先生とも連携をとり、きっと力になってくれると思います。
もちろん、相談しても、思いが伝わらないように感じたり、直接的な解決には結びつかなく思えたり、自分の考えとのギャップがあって納得できないこともあります。
答えは一つじゃないし、今、子どもに表面化していることが全てではないからです。
私自身も、心が疲れていたりして、柔軟に考えられないときは、特にそうでした。
でも、そういうことも全て、パズルのピースのように一つ一つ私の中に積み重なっていって、ある日突然、「こういうことだったんだ!」と、思うことがあります。
相談は、しんどい思いを聞いてもらうだけでもいいのです。
お母さんが楽になり、元気になったら、子どもは驚く程落ち着きます。
私は、息子が幼稚園から小学校1年生までの間、親の介護も重なって、本当にいっぱいいっぱいになってしまい、息子がこだわりを発揮して癇癪を起こした時など、何度も手を上げて、力ずくで子どもをコントロールしようとしたことがありました。
でも、出来るわけありません。
火に油で、余計に大変な状況になってしまいました。
もし、息子のような発達障害の特性を持つお子さんでしたら、お母さんの元気が一番の安心に繋がると思います。
また、ちょっとしたコツで、驚く程問題が小さくなるので、ペアレント・トレーニングは受けられた方がいいと、私は思います。
トレーニング後も、困ったときには相談できる場所の一つとなります。
ありのままの子どもを受け入れて、しんどい時はしんどいって言える自分になったら、すごく子育てが楽になりました。
そして、子どもの成長が楽しみになりました。
おそらく、人より何倍も何倍も、子育てによって嬉しい気持ちをもらっていると思います。
先日の運動会で息子のダンスを見たのですが、去年まではワンテンポ遅れて踊っていたのが、4年生になった今年は、みんなとぴったり同じリズムで踊っていました!!
いつの間に・・・と、涙、涙の運動会でした。
でも、どんなに子どもが落ち着いて暮らせるように・・・と心がけていても、息子は、今年の4月から「強迫性障害」という、まさかの二次障害が出てしまいました。
それも、今思えば、良かったのだと思います。
広汎性発達障害を持つ人が二次障害を起引きこす確率は、60~80パーセントとも言われています。
将来、息子に深く関われない年齢になった時のことを考えると、息子のかかりつけ医として信頼できる医師に出会えたことは大きいと思います。
辛いことや悔しいことがあったとしても、きっと良い経験にして、嬉しい出来事の種に変えていけるからね~
そんな風に、息子に話せるお母さんになりたいです。
この日曜日は、絶好の運動会日和となりました。
丘の上にある小学校は、そう広くない運動場の割に児童がどんどん増え続け、家族総出の応援には座る場所の確保も難しい程、人・人・人であふれかえっていました。
昼食時には、体育館や校舎の一部が解放されるものの、演技・競技中は、立ち見で通り道すらなくなってしまいそうなぐらいぎゅうぎゅう詰めの感じです。
それでも、息子を含む子ども達の成長ぶりに感動した、良い一日となりました。
特に、息子は3日前から風邪をひいてしまい、参加できるだろうかとハラハラさせられたりして、私自身も、腰や股関節の調子に一喜一憂しながら、ようやくこの日を迎えることができたので、小学校の門をくぐるなりホッとするありさまでした。
毎年、運動会に持っていく大切なもの。
それは、応援の気持ちをいっぱい詰め込んだお弁当と、父のカメラ。
父は、脳炎を発症し、高次脳機能障害を持つようになりました。
その父が、孫である息子の運動会での様子を撮影するんだと、リハビリを重ね、忘れてしまったカメラの使い方を何度も何度も練習し、麻痺の残る手で、幼稚園最後の運動会での息子の勇姿を撮ってくれました。
父が息子の運動会を見に来てくれたのは、そのたった一度きり。
翌年、父は亡くなりました。
カメラが趣味だった父と違って、私は全くの素人で、機械が苦手。
説明書を読むのも気力が続かなくて、もったいないけど宝の持ち腐れです。
おまけにやたらと大きくて重いカメラなので、旅行などには持って行く気になれません。
それでも、運動会だけは、このカメラで撮りたいと思いました。
私には重いだけで、全然機能も使いこなせてはいないのだけれど、カメラを構えてファインダー越しに息子を見るとき、父もまた一緒に見ているような気がするのです。
だから、来年も再来年も、息子が小学校を卒業するまでの間はずっと、このカメラを持って、息子の運動会の応援に行きたいと思っています。
さて、息子が楽しみにしていた80メートル走。
残念ながら、結果は最下位でした。
練習と本番と、みんなの本気度が違ったかもしれません。
でも、いつもまじめで一生懸命な君のことを、母は誇りに思っています。
今日は、息子のメンタルクリニックの日でした。
けれど、息子は、2日前から風邪をひいてダウン。
昨日は、学校を休ませました。
まだ咳はしているものの、元気になって退屈そうにしています。
明日が運動会なので、ぶり返さないよう、今日一日は家でおとなしくしてもらおうと、病院には、主人に薬だけを取りにいってもらいました。
前回の診察からも、一度も強迫性障害と思われる症状は出ていません。
運動会の練習が行われるこの時期、毎年悩まされていた不安症状が出ていないのも、不安を和らげるという薬を飲んでいるせいでしょうか。
さらに、息子は、
「風邪が治ってなくても、絶対、運動会に出るで~!」と、とても意欲的です。
一番楽しみにしているのは、5人で走る80メートル走。
練習では、4位だったそうです。
頑張って、3位に入ると言っています。
さらに驚いたことには、息子は、リレーの選手に立候補していたのです!
立候補した児童達で競争して決めるので、息子は選手にはなれませんでしたが、
「お前が、なれるわけないやろ」と、友達に言われる中、堂々と走ったらしく、
「精一杯走ってなられへんかったから、いいねん!」と、言っていました。
息子は、リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠5mg(1/2錠)を、夜のみ毎日服用しています。
私は、こうした抗うつ薬・抗精神病薬を飲ませることには、ものすごく抵抗があったのですが、必要最小限、副作用が出ないよう注意深く見守りながら服用させることによって、息子が日常生活を意欲的に、自信を持って送れるようになったので、薬を飲むことを選択して良かったなと思っています。
もちろん、一日も早い薬の卒業が目標ですが、親の勝手で急ぎ過ぎないよう、息子の状態を見守り、医師と相談しながら決めていこうと思います。
いよいよ、明日が運動会。
無事に参加できますように!!
息子が小学校に入学してしばらくの間、登下校の際に色々なトラブルが起こりました。
息子の通う小学校は、集団登校はありません。
住宅地から小学校に通う子どもが多かったので、男の子同士集まって、7時40分になったら、集まった子ども達で出発するという形でした。
息子は、人との距離感がつかみにくいせいか、友達にひっつきすぎたり、ランドセルをぶつけてしまったりすることがありました。
一部、田んぼの側溝が通学路になっていて、ぶつかった勢いや、そこからケンカになってしまって、自分かもしくは友達が田んぼに片足がはまってしまうということが何度かありました。
また、登下校の途中で、帽子や水筒などをとられ、投げ捨てられるということが頻繁に起こりました。
息子はそれを拾わずに、家に帰ってきてから私に報告するので、よく二人で取りに行ったものです。
多分、投げ捨てた子どもも「どうしたものか?」と思ったのか、道の端にちょこんと置かれていることがありました。
そこは、分かれ道になっている所で、通学路から外れて何歩か歩けば取れる場所だったのですが、息子は、「寄り道できない!」と、頑なに取りに行くことをしなかったようです。
また、複数の児童から一度に話しかけられたりすると、息子はパニックになってしまい、「わ~っ」と大声をあげながら走り去っていたようです。
そういうことが重なって、息子も登下校がストレスになり、私が息子の登下校に付き添うことになりました。
多分、息子にとって、通学に慣れるまでは戸惑うことばかりだったのでしょう。
たくさんの児童が、しかも並んで歩くのではなく不規則に、お喋りしながら登校している姿を見て、どんな風に歩いたらいいのか分からず、いきなり友達の間に割って入ったり、大きな声で喋りだしたり・・・。
だから、ちょっと変わった子・・・と、周りに思われていたようです。
ある日、いつものように登校に付き添っていると、前の方を歩いていた女の子達の一人が、いきなり、
「〇〇って変な奴だと思う人、手を上げて!」と、言い出しました。
多分、2年生か3年生か、息子より学年が上の女の子達です。
周りの女の子達がくすくすと笑いながら、「は~い!」と手をあげると、次は、
「〇〇のこと嫌いな人、手を上げて!」と、言いました。
心臓が破裂しそうでした。
息子が不憫でたまらなく、この子達に何て言おうかと、考えを巡らせていました。
その時、「やめろ!」という、男の子の声がしました。
同じ幼稚園に通って、放課後サッカーを一緒に習った一学年上の男の子が、偶然近くを歩いていて、その子が、
「俺の友達や!」と、言ってくれたのです。
からかいは、ぴたりと止まりました。
「◇◇君、ありがとう」と、言うと、
彼は、恥ずかしそうにペコリと頭を下げ、どんどん先に行ってしまいました。
「かっこいいね。◇◇君みたいになりたいね・・・」
息子に言い聞かせながら、私自身が強くそう思いました。
その後、学校の先生に登下校のことを相談したり、私自身も息子に付き添いながらトラブルを解決していく中で、徐々にトラブルもなくなっていき、息子も登下校のルールが分かってきました。
そして、9月の末、
「一人で学校に行くから!」と、息子自ら言い出すようになりました。
それから、問題になることなく息子は通学しています。
心配で夜も眠れなかった日も、嬉しかった出来事も、今では全ていい思い出です。
わが町の公立小学校では、18日の日曜日にいっせいに運動会が行われます。
息子も一生懸命ダンスの練習をしているらしく、家でも体を動かし、ダンスの振りらしきものをおさらいしていることがあります。
私も、何としても運動会で息子を応援出来るようにと、
最低限の家事しかしない! 歩き回らない! 車にも乗らない!
と、心がけ、そろりそろりと生活を送っています。
寒くなってきたけど衣替えもまだ、部屋のカーペットも冬用に替えたいけれど、18日が終わるまでは手を出せません。
それでも、腰と股関節の痛みに、シップと痛み止めを手放せない日々。
当然、じっと座っていることも苦痛です。
腰は、歩いていると少し楽になるのですが、股関節はより辛くなってしまいます。
神様、とりあえず、運動会の日1日だけでいいから、痛みのない体にしてください!
でも、親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんもたくさん観に来られているわけだから、痛みを我慢して観戦していらっしゃる方も、案外多いのかもしれませんね。
夜勤明け、へろへろのお父さんだって頑張っているかもしれません。
運動会という晴れやかで特別な行事のために、今日もきっと頑張って練習している子ども達・・・
笑顔で、精一杯応援出来ればと思います。