やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

「トラのじゅうたんになりたかったトラ」

2020年02月21日 | 読書・読み聞かせ

この冬一番の冷え込みで「平地でも雪が降る」と予報されていた18日、今年度最後の読み聞かせがありました。

その朝はドキドキしながらドアを開けましたが、雪の気配はなく、ほっとするやら、この冬まだ降らない雪に少し残念な気持ちもしました。

 

今回、私の担当は2年生。

読み聞かせが昼休みに行われることもあり、明るくリラックスできるような絵本を選ぼうと思い、「トラのじゅうたんになりたかったトラ」 ジェラルド・ローズ 文・絵、ふしみ みさを 訳と、またまた「にんじんのにんにん」ふるやかおる・作を読ませていただきました。

 

 

このトラの表情が何とも言えずかわいくて・・・。

「トラのじゅうたんになりたかったトラ」は、私のお気に入りの一冊です。

 

年老いて狩りもままならず、やせこけたトラは、王様の宮殿の生活にあこがれていました。

ある日、トラは、なんと宮殿の庭に干されていたトラのじゅうたんと入れ替わりました。

力いっぱいホコリをはたかれ、広間まで引きずられたり、かたいブラシでゴシゴシ洗われ、洗濯紐でぶら下げられたりしても、トラは必至で耐えてピクリとも動きません。

広間に敷かれたトラは、誰もいなくなると、ごちそうの残りを食べ、紅茶を飲んでくつろぎ、幸せな時間を過ごしていました。

ところが、トラはだんだん太ってきたので、このままでは、ばれて本当のじゅうたんにされてしまうと、夜も眠れません。

そこへ、三人のどろぼうがやってきて・・・、というお話です。

 

あこがれの宮殿生活を叶えるために必死なトラがおかしくて、かわいくて、心から応援したくなります。

最後は素敵なハッピーエンドなので、幸せな気持ちで読み終わりました。

 

「にんじんのにんにん」は、一度読み聞かせをした学年には読まないようにしながら、これまで何度も読んできた絵本です。

 

にんじんの忍者にんにんが、忍術の掛け声とともに土の中から芽を出し大きくなって、花を咲かせ種をばら撒き「いっぱいのにんにん」を作るお話です。

 

「トラのじゅうたんになりたかったトラ」は静かに聞き入ってくれていた子ども達でしたが、この本になると「お~!」とか「あ~!」とか声を上げ、最後に「だいせいこう!」と読み終えると、みんなで拍手喝采してくれました。

 

読み聞かせをすると、子ども達からたくさんの元気をもらいます。

15分という短くも素敵な時間。

これからも積み重ねていけますように!


安定していると思います

2020年02月13日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

この日のカウンセリングは、息子40分、私が10分ぐらい。

 

「前回と変わりなしで、安定しているといえば安定していると思います。

ただ、相変わらず不安が強いのか、ハグしにきますし、一日30回ぐらいはきてると思います。

すぐに離れるのですけど、小さな子どもみたいです。」

 

「そうですね。

不安を自分では対処しきれないのでしょうね。

でも、『勉強することが出来た』と、言ってましたが、それは自分からですか?」

 

「はい。昨日、

『一ヵ月ぶりぐらいに英語の勉強をしたで。』

って、言ってました。

自分の部屋で、少しの時間ですが、勉強していたみたいです。

今は、本人がやろうとしていることを見守って、応援するしかないですよね。

『フリースクールに通ってみたら?』と、思ったこともありましたが、〇〇は、『クラブに行きたい』というのが一番みたいなので、引退するまではそれを最優先にしようと思っています。

 

カウンセリングの先生は、うんうんとうなずきながら聴いてくださっていました。

 

続くカウンセリングでは、息子は、

「調子が悪い日もあるけど、総合的に見て上向きで、6日のうち4日も学校に行けたときがあります。」

と、言っていました。

 

「そう。頑張ったね。

カウンセリングでは、話せた?」

 

「はい。」

 

「お母さんから見て、どうでしょう?」

と聞かれ、

「そうですね。

頑張って通級やクラブに行って、頑張り過ぎたのか、その後の9日間、家でゆっくりエネルギーを貯めてるところのようです。」

と、答えました。

 

「調子が良くなっているみたいで、何よりです。

このままのお薬で、次は2週間後ですね。」

 

「リスパダールOD錠1mg(0.5mgを2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠」を処方されました。


頓服のエチゾラム錠は、今回ももらっていません。

 


イヤホンを外して音楽を聴く

2020年02月08日 | 日記(息子・中学生)

とりたててブログに書くほどのこともなく、それでも、日々はどんどん過ぎていきます。

 

息子の小さな変化。

最近、スマホ用のスピーカーで音楽を聴いています。

 

スマホ用のスピーカーは1年以上前に買っていたのですが、使うことなく置きっぱなしになっていました。

息子はイヤホンで聴いていることが多かったのですが、今年に入ってから、急にスピーカーを使うようになりました。

 

我が家は、スマホは自分の部屋に持ち込まないことになっているので、息子はリビングでゲームをしながら聴いていることが多いです。

サッカーのチャントやFIFAのゲーム中で流れているような音楽、それにアニメ音楽でしょうか。

時々、音楽に合わせて、歌っています

 

スマホの操作一つで聴きたい音楽が聴けるなんて、便利な時代だなぁ。。。

(私が中学生のときは、少ないお小遣いの中からレコードをレンタルして、カセットテープに録音して聴いていました

とか、

やっと、心の鎧を一つ脱ぐことが出来たのかなぁ。。。

などと、思ったりします。

 

今週は、月曜日に通級に25分と、クラブに1時間半ぐらい参加。

療育にも、週一回(45分)かかさず通っています。

 

療育の先生から、

「週二回にする?」

と、提案されましたが、

「いや、一回でいいです。」

と、即、断っていました。

 

今は、それが精一杯だよね。

焦らない、焦らない。。。