先週、家庭訪問がありました。
通常、担任と通級の先生が一緒に訪問するそうなのですが、時間が合わなくて別々の訪問となりました。
学校が始まって約3週間。
担任の先生も、初めて尽くしの毎日の中で全力で頑張ってらっしゃるようです。
それは、わずかな期間に8部も学級通信を発行されていることからも分かります。
頑張り過ぎではという気もするのですが、先生の担当教科が女子の体育なので、息子達男子は学級活動しか担当してもらえないこともあり、学級通信を通して様々なことを発信されているのかもしれません。
先生にはすでにサポートブックをお渡しし、電話で何度かお話しているので、息子のことはある程度分かっていただいていると思います。
また、最近先生になられた方々は、教師になるために「発達障害」について学んでこられたと聞いています。
とはいえ、「発達障害」の特性は一人一人違って、「人」によって必要な対応が変わってくるので、これから先生とは色んな場面で連携をとりながらご指導をお願いすることになると思います。
息子にとって最初の難関は、5月の宿泊訓練です。
あまりに直近で、小学校の時のように予行練習には行けません。
また、役割決めで、どうやら息子は室長になったそうです。
「一つのことに気をとられると他のことが耳に入らないこともあり、聞き洩らしや、メンバーに伝え忘れがないか心配です。」
と、伝えたところ、
「副室長もいますし、自分達もフォローできるよう気を付けますのでだいじょうぶです!」
と、おっしゃってくださいました。
また、
「学校生活で、特にここをこうした方がいいというようなことはありますか?」
と、聞かれたので、
「息子が困ったときに、ヘルプを出せるよう、話をしにいけるよう、先生と信頼関係を築いていただければ、と思います。
5~6年生の担任がよく話を聞いてくださる先生で、やっと困ったことを自分から言いにいけるようになったのですが、まだまだ伝えることが苦手で、話をしやすい先生でいていただければ、と思います。」
と、お願いしました。
「分かりました。自分もまだまだ未熟ですが、努力していきます!
自分は女子なので、男子の〇〇君から話しにくいこともあるかもしれません。
男子の体育の担当がサッカー部の副顧問の先生で、これから〇〇君が部活をする中で自分よりも接する時間が長くなり、色んな話もしやすくなるかと思います。
その副顧問の先生が、〇〇君のことを『戦力になる』って言われていたので、そのことを〇〇君に伝えました。」
「はい、〇〇から聞きました。
すごく喜んでいました。」
「そんな風にサッカー部の先生方と連携をとりながら、〇〇君のことをしっかり見ていきたいなと思っています!」
ありがたいことです。
「全力疾走、全力投球」
掲げられた目標そのままに、ご自分の出来る限り全力でサポートしようとしてくださっています。
息子の中学校生活が明るい光で包まれていくような気持ちになりました。