やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

調子の良い時間

2017年09月29日 | 日記(息子・小6)

2学期が始まって、1ヶ月が経ちました。

運動会の練習など目まぐるしい時期で、息子が調子を崩した時もありましたが、ここにきて随分落ち着きました。

 

学校でいっぱいいっぱいになってしまう時があって、授業を抜けて通級教室でゆっくり過ごしたり、一人だけ遅れているという図工のポスターを描いたりと、通級教室でリラックスさせていただいていたそうです。

また、宿題がその日に出来なくても、調子の良い時にやって提出すればいいことにして、宿題が溜まってくると通級の時間を使って宿題をするなど、息子の負担や不安を減らす配慮をしてくださいました。

 

運動会の練習と応援団の練習と・・・。

私から見ると無理し過ぎるのではと心配しましたが、息子に悔いなくやり切ってもらいたい、と、先生方も応援してくださり、息子は本当によく頑張っています。

たとえ、授業や宿題が出来なくても、自分でやると決めた「応援団」をやり切ることが出来れば、息子の大きな自信になると思います。

 

何より驚いているのは、息子が遅刻することなく、応援団の朝練に参加していることです。

気持ちが落ち着かず、なかなか時間通りには登校出来なかったのに、毎日、通常より早く登校していく息子を信じられない気持ちで見送っています。

それに、不安の強い時には、朝、登校するまでにすでに10回以上あったハグが、日に1回とか、気付けば、全然なかったなぁ…という日があるのです。

 

調子が良くなったといっても、実はまだ、1週間程しか経っていません。

 

そのうちまた、調子の悪い日もやってくるでしょう。

覚悟はしています。

けれど、今、この調子の良い時間が、一日でも長く続いてほしいと願っています。

息子にとって最高の「小学6年生の運動会」を経験することが出来ますように。。。

 


弟の感覚過敏

2017年09月25日 | 日記

お彼岸に実家に行ってきました。

父のお墓に参ってくださる方がいるので、お墓参りは掃除を兼ねて早めに済ませていましたが、家の仏壇にお参りに行ってきました。

 

実家には弟が一人でひきこもったまま暮らしているので、なるべく帰りたいとは思いつつも、最近では十日に一回帰るのがやっととなってしまいました。

一台しかない車を主人が求職活動に使ったり、息子のことで学校に行くことが多かったり、私の股関節の具合など色々ありますが、両親の命日やお彼岸にはなるべく実家に帰るようにしています。

 

実家の庭は弟がきれいに手入れをしてくれているので、雑草もほとんど生えていません。

庭木も、植木屋さんに伐っていただいたベストの状態を写真に撮っていて、その状態を真似して手入れをしているようです。

 

家の中はプラスチックごみや空のペットボトルであふれていますが、虫が付かないようにきれいに洗った状態なので、問題ありません。

弟は細かくこだわり過ぎるところがあって、ゴミの分別はとても疲れてしまうようです。

私が帰ったときに、一緒にまとめて処理をしています。

 

さて、この日、いつもよく行く「スシロー」が混んでいて、少し離れた場所にある「はま寿司」という回転寿司屋に昼食を食べに行くことになりました。

「はま寿司」の座席の注文タブレットを操作すると、ボタンを押すたびに「ピッ!」と音が鳴るのですが、その音が弟にとってはきついようで、耳を塞いでいました。

高音で確かにちょっと尖った感じの音がして、弟の神経に触ってしまうようです。

 

息子にも同じようなことがあって、ベネッセの進研ゼミで「チャレンジタッチ」が始まった頃、問題の答を間違えたときに鳴る「ブ~ッ!」という音が怖くて、息子はタブレットの音が鳴らないように消音にしたまま勉強していました。

進研ゼミに相談の電話をかけたところ、そういう子どもさんが何人もいるようで、次の改訂のときに改善するという回答があり、ほどなく優しい音に変更されました。

 

弟の感覚過敏は息子を上回るもので、カーラジオなどカーステレオの音が苦手で必ず消します

息子は、ガチャガチャした音楽は嫌がりますが、平気で聞けるも曲もたくさんあります。

 

また、弟は光沢のない黒かグレーの服しか着られません。

色の付いた服や柄物は見るのが辛いのだそうです。

自分が着るものがそうなのですから、目に映りやすい他人の服装はもっと辛いのではないかと思います。

もちろん、肌触りで着用できる衣服は限られていますし、布団カバーや毛布などにも気を使います

 

最も調子が悪かったときには、飲食店やお店に入ることなど出来ず、その頃は、「太陽の光が辛い」と言って、ほとんど外出することがありませんでした。

今でも、テーブルごとに周りが見えにくいよう区切られているお店でしか食事が出来ませんが、それでもすごい進歩だと思います。

買い物に行ったり、朝の光を浴びて庭仕事まで出来るようになったのですから・・・。

 

少しずつ回復していく弟。

息子のように病院に行ったり支援機関と繋がることを嫌がるので、なかなか前には進みません。

悩みながら成長していく私達親子の姿が、弟にとっても道しるべとなっているような気がします。

 

弟と息子、二人にとってきっと素晴らしい未来が拓けていきますように・・・。

ただただ願い、信じています。

 


9月の読み聞かせ・その3

2017年09月23日 | 読書・読み聞かせ

昨日は夜中の2時頃に目が覚めてしまい、それから股関節が痛くて眠れませんでした。

湿布を貼りかえたり痛み止めの薬を飲んだりしましたがあまり効果がなく、あきらめて、早めに起きて朝食を作るなど体を動かすと、少し痛みがましになりました。

 

先週の金曜日に授業参観があり、45分間立ったままでいたため、足や股関節に違和感を感じていました。

でも、思ったより酷くはならず、火曜、水曜と読み聞かせに無事に参加し、夜も眠れていたのに、ここにきて痛みがどっと出てきてしまいました。

 

読み聞かせ自体は約10分。

気合で頑張るしかありません!

 

この日の読み聞かせは、

3年生・4年生の希望者には、「ヘルシーせんたいダイズレンジャー」やぎ たみこ 作

5年生・6年生の希望者には、「1ねんに365のたんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンのおはなし」ジュディ・バレット 作・ロン・バレット 絵・松岡 享子 訳

私は、5・6年生に読ませていただきました。

 

5・6年生は5時間目が運動会の合同練習なので、昼休みに着替えをしなければなりません。

その上、昼休みにも練習がある児童もいて、息子も応援団の練習に行っています。

だから、聞きに来てくれたのは20人ぐらいだったでしょうか。

 

「1ねんに365のたんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンのおはなし」

プレゼントの包みを開けるときのあのワクワクとドキドキ。

子どもにとっては、夢のような瞬間なのだと思います。

ベンジャミンは、毎日、誕生日プレゼントをもらおうと、すばらしいアイデアを考え出しました。 

ベンジャミンの願いが微笑ましくて、また、何気なく使っている物の一つ一つが大切に感じられる絵本です。

 

低学年のように大勢の読み聞かせと違って、みんなに私のすぐそばで聞いてもらえて、これはこれでいいおはなし会だなと思いました。

 


9月の読み聞かせ・その2

2017年09月21日 | 読書・読み聞かせ

例年よりずっと早く秋が近付いているように感じます。

日中とても過ごしやすくて、これなら子ども達も運動会の練習に熱が入るでしょう。

もう、このまま涼しくなり続けるのでしょうか。

季節がぶり返して、運動会当日に暑くはならないことを願います。

 

さて、昨日は2年生の読み聞かせがありました。

私は2年生と5・6年生の読み聞かせの担当で、2年生に読ませていただいたのは、

「そうべえごくらくへゆく」田島 征彦 作

 

「そうべえごくらくへゆく」は、地獄に落ちてしまったそうべえ達が、策をこらして極楽へ行き、やりたい放題するお話です。

「えらいこっちゃ えらいこっちゃ」と、リズムが楽しく、関西弁で14分程のお話を一気に読み終えると、涼しい部屋で私一人だけが汗だくになっていました。

 

2年生の半分の60人以上の子ども達に聞いてもらうので、後ろの方に座っているお子さん達には恐らく絵本の絵はよく見えません。

でも、みんな一生懸命聞いてくれて、時々笑い声も起こり、楽しい時間を一緒に過ごさせていただきました。

 

また、「めっきらもっきらどおんどん」の読み聞かせをした1年生が、早速、その本(もちろん普通サイズのもの)を図書館に借りに来てくれたらしく、なんだか嬉しい限りです。

ご自分でじっくり読まれると、また違った味わいがあると思います。

 

子ども達に「本っていいな!」と、思ってもらえたら、とても嬉しいです。

明日は、3~6年生の読み聞かせがあります。 

 

 


9月の読み聞かせ

2017年09月19日 | 読書・読み聞かせ

今日は1年生の読み聞かせの日。

 

1年生かわいい!

でも、1学期の読み聞かせで会ったときよりも、みんな大きくなったというか、もうしっかり小学生だな~、という感じがしました。 

 

私の名前を覚えていてくれて、

「読み聞かせの・・・」

と、先生が紹介をしてくださったときに、

「〇〇さ~ん!」

と、大きな声で名前を呼んでくれた男の子がいました。

嬉しい!

 

でも、今日は、私は読み聞かせの当番ではありません。

大型絵本をめくる役をさせていただきました。

 

今日の絵本は、「めっきらもっきらどおんどん」長谷川 摂子 作・ふりや なな 絵

不思議な世界に迷い込んだ男の子が妖怪たちと遊ぶお話。

呪文のような言葉が楽しい、夏の終わりのファンタジーといった感じの絵本です。

 

今日は、1年生のお孫さんがいるというベテランの方が読み聞かせをしました。

その方がいるだけで心が和むというか、笑顔になるというか・・・もちろん読み聞かせも素晴らしいのですが、お話の前後の子ども達とのやりとりがあったかくて素敵だなぁと、尊敬しています。

 

私は、まだまだ読むことだけで精一杯で、アドリブではあいさつくらいしか出来ません。

短いやりとりの中で子ども達を楽しくあったかい気持ちにさせられるなんて、憧れだし、いつかはそうなりたいと思っています。


参観の後で・・・

2017年09月16日 | 日記(息子・小6)

昨日は、授業参観がありました。

社会の授業で江戸時代の学習でしたが、班ごとに話し合ったり発表したりと、息子も楽しそうに授業を受けていました。

 

なぜか、息子だけ筆箱がありません。

鉛筆1本と、小さな小さな消しゴムをポケットティッシュの中から出したり入れたりしながら使っていました。

小さすぎて失くさないように気を付けているのだと思います。

 

授業が終わってから、息子に筆箱をどうしたのか聞くと、

「多分、通教教室にあると思う。」

とのこと。

でも、実際は、机の横にかけられていた手提げかばんに入っていました。

息子あるあるの一つなので、私は、参観中からそんな気がしていました。

 

参観後、担任、通級の先生と3人で話をする機会がありました。

通級の先生は、

「今日は、通級の時間もぐったりとしていました。

〇〇君はあんまりそんなことないのですが、授業が終わってからもだら~っとして、教室に帰らずにそのまま座っていました。」

と。

 

「応援団の練習が始まって、かなり疲れているみたいです。

昨日も早くから寝てしまい、宿題が出来ずに朝起きてやろうとしていたのですが、一部しか出来なかったみたいです。」

 

「自分から『宿題出来へんかった。』って、言いに来てくれました。

『この連休中にやったらいいで。』って、本人には言ってます。」

と、担任の先生。

 

実は、息子は自分から応援団に立候補したわけではありませんでした。

応援団は、6年生3クラスから12人ずつ、計36人が出ます。

1クラス35人なので、ほぼ3分の1。

立候補だけで集まらず、担任の先生がみんなに話をして募ったところ、息子も「やってみようか」という気になったようです。

 

「初めてのことは特に、『どうしたらいいんやろ?』とか『だいじょうぶかな?』っていう気持ちで、精神的に疲れてしまうのだと思います。

あんまりしんどそうなので、本人に『先生に言って、やめさせてもらう?』と聞いたのですが、『絶対やるんや』って、言ってました。」

 

「お家では、かなりしんどそうですか?」

と、通級の先生から聞かれました。

「落ち着かなくて、宿題とかも集中して出来ないみたいです。

ちょっと話しかけても、『うわ~っ!』という感じで、耳に入らないときもありますし・・・。」

「ハグは増えてますか?」

「ものすごく増えてます。

『落ち着かせてよ~!』って、言いながら・・・。」

「〇〇君、お母さんよりずっと大きくなられたのにね。」

「ぎゅっ、とされると息が止まりそうです。」

「かと言って、今やめさせると、心のバランスを保てなくなる可能性がありますしね。

他に代わるものが見つかるといいのですが・・・。」

 

担任の先生は、

 「応援団の練習、声も出てるし、本当によく頑張っています。

確かに〇〇君にとって大変なことだと思いますが、去年の今頃とは全然違うな~とも感じています。

去年は笑顔がなくて常に緊張しているような状態でしたが、今年は笑顔も見られ、友達とリラックスして喋っている姿も多く目にしています。

〇〇君なら出来ると、私は思っています。」

と。

 

私も、そうあってほしいと願っています。

 

「頑張り過ぎる子なので、パンパンになり過ぎて爆発してしまわないか心配ではありますよね。」

とは、通級の先生。

「通級で、運動会のことや応援団のことを聞いてみたら、『去年経験したから、頑張り過ぎないように気を付ける。』と、言っていました。

ガス抜きになるようなことをしながら、なんとかやりきってほしいですね。

〇〇君、声も大きいし、いい声しているので、迫力ある応援が出来ると思いますよ。」

 

先生方もそれぞれの立場で息子のことを思い、 力になろうとしてくださっています。

気になることがあれば連絡し合いながら息子を見守っていこう、ということで話は終わりました。

 

運動会まであと1ヶ月。

10月15日に行われます。 


漢方薬を増やす

2017年09月11日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

土曜日に2学期に入ってすぐのメンタルクリニックがあり、息子は問診で、

「落ち着けへん」

「前より調子が悪い」

「確認(強迫行為)もちょっとある」

ということを答えていました。

 

「落ち着けへんっていうのは、どんな感じなのかな?」

と、先生に聞かれ、

「どうしたらいいのか分からへん感じ。」

と。

 

「お母さんから見てどうでしょう?」

と、聞かれたので、

「夏休みが終わる10日ぐらい前から調子が悪くなって、学校が始まると逆に少しましになったような気がしたのですが、本人は調子が悪いと感じているみたいです。

でも、今のところ学校では問題なく過ごせているようで、家にいる時に落ち着かなくなって辛そうだったり、ちょっとのことで切れるというか機嫌が悪くなってしまいます。」

と、答えました。

 

「漢方薬を増やしてみようと思うのですが、どうでしょう?」

との提案に、

「今飲んでいる漢方薬を増やすということですか?」

と、聞き返すと、

「それが一番リスクが少ないと思います。

夕方だけでなく朝も服用されると、楽になると思いますよ。」

と、言われました。

 

「朝も飲んでみる?」

と、息子に聞くと、頷いたので、苦くて匂いのきつい漢方薬「抑肝散加陳皮半夏」を増やすことになりました。

これからは、朝食後の飲み忘れも気を付けなければなりません。

 

この日は、「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠7.5mg(3/4錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 

もう一つ、先生に聞いてみたいことがありました。

「学校では意欲的にとても頑張っていて、運動会の応援団になったようです。」

と、言うと、

「それは、すごい!」

と、先生は笑顔で息子に言いました。

 

「毎年、運動会の練習だけで大変なので、だいじょうぶかなぁと心配なんですが、本人がやりたいと言うなら、応援する方がいいですよね。。。」

 

「応援してあげてください。」

そして、

「頑張ってください!」

と。

 

この「頑張ってください!」は、息子へのエールでしょうか。

それを支える私にくださったものでしょうか。

 

6年生は組体操があり、短い時間でフォーメーションを変えたり、逆立ちや体を使う演技が多いので、それだけでもとても心配していました。

その上、応援団になると、応援合戦や応援団のみのダンスがあり、その練習は、みんなの登校前や昼休み、放課後にあると聞いています。

 

本人が自分から立候補してなったという応援団を、疲れやすい、心配だから、とやめさせるのはどうかと悩んでいましたが、とにかくもう、「だいじょうぶかなぁ・・・」という不安を、「応援するぞ!」に切り替えることにしました。

今現在が不安が強い状態なので、多分だいじょうぶではないだろうけど、覚悟を決めるしかありません。

「どんなことがあっても支えていくぞ!」

 


泣き叫ぶほどのことなのか・・・

2017年09月08日 | 日記(息子・小6)

2学期が始まりました。

息子は、今のところ、少し落ち着かない様子はあるものの、夏休み終盤に比べるとかなり落ち着いているように見え、学校にも遅れずに登校しています。

 

待ちに待った金曜日は、土曜・日曜と休みに続く嬉しい日。

学校から帰ってくると、すぐさまサッカーゲーム(ウイニングイレブン)を始めました。

 

ところが、思うように試合を運べず、息子はイライラ。

どうやら、部屋に唾を吐き捨てたようです。

それを見ていた父親に注意され、さらに息子のイライラは大きくなり、結局試合も負けてしまって、イライラを抑えきれずに外へと飛び出していってしまいました。

 

怒りを鎮めるために息子はよく走りに行くのですが、この日は、走っても走っても気持ちを鎮めることが出来なかったようです。

帰ってくるなり2階の自分の部屋に入って、「うぉーっ!、うぉーっ!!」と、声変わりした低い声で獣のように泣き叫んでいました。

 

一応枕を押し当ててはいるようなのですが、全く効果なし、そこら中に息子の叫び声が響き渡っていました。

少し涼しくなってきて、我が家は窓を全面開放していますし、そういうご近所さんも多いと思います。

息子の叫び声が、ご近所さんにどんな風に響いたでしょうか・・・。

 

息子が唾を吐いたのも初めて(私は実際に見ていませんが・・・)で、ここまで長い時間叫んでいるのも初めてです。

防音の部屋なら気が済むまで叫ばせるのもいいかもしれませんが、周りのお宅には小さなお子さんもいます。

 

息子の部屋に入り、「いい加減にしろ!」と、怒鳴りたい気持ちを抑えて、息子に聞いてみました。

「〇〇は、何を怒ってるの?

何に対してそんなに腹が立つの?」

 

息子は、枕に顔を押し付けたままです。

 

「この前読んだ『はだしのゲン』に、ゲンが泣き叫んでるシーンがあったやん。

お父さんとお姉ちゃんと弟が焼け死んで・・・。 

〇〇にとっては、ほんまにそこまで泣き叫んで怒らんなあかんことなんかな?」

 

そう言って、私は息子の部屋を出ました。

 

それから叫び声は聞こえませんでした。

でも、いっぱい泣いたのでしょう。

部屋から出てきた息子の目は真っ赤でした。

 

2学期が始まって、息子は、私が思うよりもずっと気を張っていたのかもしれません。

やっと1週間が終わり、休みを前に気持ちが緩んで感情のコントロールを失ってしまったのでしょうか。

それとも、学校でまた何かあったのでしょうか。

 

息子にもっと話を聞きたいけれど、なかなか難しくて、今はこちらの思いを伝えて、見守るしかありません。

 

明日は、メンタルクリニックの日です。


ピーナッツみたいなかぼちゃ

2017年09月06日 | 日記

これは、おばけピーナッツではありません。

ご近所さんからいただいた、ご自宅の庭に生えてきて勝手に大きくなったという「かぼちゃ」です。

以前にかぼちゃを植えられたことがあり、土の中に残っていた種が育って、放ったらかしにしていたら色んな形のかぼちゃが出来たとのことでした。

 

長さ40cmはあろうかというかぼちゃを持って帰ってくると、主人も息子も興味津々。

かぼちゃだと言うと、案の定、

「でっかいピーナッツやと思ったわ。」と。

 

このずっしり重いピーナッツかぼちゃ、さぞや硬くて切りにくかろうと思いながら包丁を入れると、意外にスッと切れました。

全然硬くはないのです。

中の実は、薄い黄色。

 

かぼちゃをくださった奥さんから、

「もむないかもしれんから、スープにするのがおすすめよ。」

と、教えていただいていたので、早速ポタージュを作りました。

 

といっても、手抜き簡単料理です。

かぼちゃを軟らかく煮てスプーンで潰したものを鍋に入れ、牛乳でのばしながら火にかけ、顆粒のコンソメで味付けし、器によそってパセリを散らすだけ。

 

傍らで、かぼちゃサラダも作りました。

これも簡単、潰したかぼちゃにみじん切りの玉ねぎとマヨネーズと塩コショウを混ぜるだけ。

お皿にレタスをひいてかぼちゃサラダを盛り、砕いたアーモンドをトッピングして、プチトマトを添えました。

 

 

かぼちゃサラダは少し水っぽさを感じましたが、ポタージュはと~ってもおいしい!

こんなに簡単においしいスープが出来るなんて、大満足です。

 

ポタージュ用かぼちゃのピューレを冷凍ストックしても、かぼちゃはまだ半分も残っています。

お次は何を作りましょうか・・・。

 


9月1日

2017年09月03日 | 日記(息子・小6)

秋晴れの気持ちのいい日が続いています。

夏の間、蒸し暑くてほぼ点けっぱなしでいたエアコンも一休み。

ほっと落ち着くこの2~3日でした。

 

さて、9月1日、2学期最初の日の息子はというと、集団登校でみんなと一緒に登校することが出来ました。

しか~し、前日にあんなにしっかり準備をしたはずなのに、学校から帰ってきた息子は、

「雑巾なかった!」

「工作どこにあるん?」

と???

 

「えっ?、前の日に自分で用意したやろ~!?」

「工作は、お道具箱と一緒に手提げに入れたんと違うの?」

 

ランドセルを開けると、中には雑巾2枚、きっちり入ったままです?

こんな大きなものがどうして目に入らないのか??

そもそも、自分で用意をしたのに、入っているはずとは思わないのか???

 

「お道具箱の手提げ袋は? また、どっかに置き忘れたん?」

と、聞くと、

「あ~、分かった分かった、ちゃんとあるから!」

と、逆切れして、うるさそうに言い返してきます。

 

学校に電話をしようかと思いましたが、月曜日に自分で探して提出できるか、しばらく様子を見ることにしました。

息子がしっかり準備をするところをこの目で見ていただけに、理解出来ない不思議な気持ちになります。

もしかすると、学校で何か気になることがあって、そのことに気を取られてしまっていたのでしょうか・・・。

 

そういえば、帰ってきてからの息子は、いつも以上に落ち着きがありませんでした。

その日は、友達と公園で待ち合わせをしていたらしいのですが、誰も来なくて、一人で小一時間程ボールを蹴って帰ってきました。

友達とのやり取りも、いったいどんな感じだったのでしょうか・・・。

 

ああ~、心配は尽きませんが、息子を信じて見守るしかありません。

9月1日、毎年一番大変な2学期の幕開けです。