やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

過眠に過食?

2020年01月28日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

この日のカウンセリングは、息子50分、私10分程度。

 

「私から見ると、落ち着かなくて調子が悪そうなのですが、本人は『調子はまぁまぁ。』と言ってました。

週一回、クラブに参加して、通級にも週一回行くと決めていたみたいですが、先週は、ユニフォームに着替えたけれどクラブには行けず、通級に30分行っただけでした。」

 

「そうですね。

カウンセリングでは、少し話がまとまらないみたいで、落ち着かない感じはしました。

でも、彼は、クラブに行くと調子が悪くなりそうだと思って、自分で考えて行かないことを選んだそうです。

ユニフォームに着替えたということ、それ自体、頑張ったことですので、『行けなかった』と、マイナスに思う必要はありません。

 

「無理に行く必要はないと、私は思っているのですが、本人は『(部活に)行きたい。』、『ちゃんとやれるかなぁ。』と、不安が強いみたいです。

私が同じ部屋にいるだけでは不安みたいで、『ぎゅってして。』『横におって。』『手握って。』て、何度も言ってきます。

最近は、『頭包んで。』って、両手で頭を押さえてほしがるので、フード付きの服を着せているのですが、フードの上からも押さえてほしいみたいです。」

それに、朝、9時とか10時に起きるので、12時間ぐらい寝ているのですが、それでも夕方ぐらいに疲れて2時間ぐらい昼寝して、それなのに、9時頃になると、エネルギーが切れたみたいにぐったりとなって、お風呂に入ったり、歯磨きすることが出来ずに寝てしまうことがよくあります。

 

「それは、最近ですか?」

 

「そうですね。前回から今回の通院までにしょっちゅうって感じです。」

 

「色々考え過ぎて、疲れているのかもしれませんね。」

 

「もしかしたら、サッカーゲームで、誰を使ってどんな戦術でするかとか、ゲームをしていないときにも常に考えている感じで、それで疲れてるのかな~って、思ったりもするんですけど。。。」

 

「それもあるかもしれませんね。

お母さんが、『頭包んで。』って言われたときに、フードをかぶせたのは良かったと思います。

ずっと傍にいるのは大変だと思うので、『今、この用事してるから。』って、断ったりしてもいいと思いますよ。」

 

「はい。そうしてます。

『ママ、ここにおったら、洗濯もの入れられへんから、後で〇〇が入れてきてや。』みたいに。

『ほんなら、行ってもいいわ。』って、言われます。」

 

「それでいいと思います。」

 

息子のあるがままを受け入れようという覚悟は出来ているので、どんな状態でも、今はそういう時期なのかな、という気はしています。

もうすぐカウンセリングの先生が変わるということは、息子にとって大きな不安でもあるでしょうし、調子が悪くなっても当然の時期かもしれません。

 

続く診察では、息子は、

「出来ることは少なかったけど、考えていることはぶれてないと思います。」

と、言っていました

 

「そう。

カウンセリングでは話せた?」

 

「はい。」

 

「夜は眠れてる?」

 

「はい。っていうか、寝すぎ。」

 

「過眠?」

 

「う~ん? それに食べ過ぎ。」

 

「過食なのかな。

お母さんから見て、どうですか?」

 

「毎日、ぐっすり寝てますね。

14時間ぐらい寝ていても、夜になるとエネルギー切れみたいになってしまって、お風呂に入れず寝てしまいます。

それに、一日中家にいるせいもあってよく食べますが、成長期でもありますし・・・。

食べ過ぎのせいなのか分かりませんが、『お腹が痛い。』とは、よく言ってます。」

 

「ビオフェルミンは引き続き出しときますね。

レクサプロを飲むと、元気が出てくるのですけどね・・・。

次のカウンセリングは16日後なので、もう少し様子を見ましょう。」

 

「リスパダールOD錠1mg(0.5mgを2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠」を処方されました。

頓服のエチゾラム錠は余ってきているので、今回はもらっていません。


サッカーで繋がっている

2020年01月22日 | 日記(息子・中学生)

昨日、息子の中学校は、職員会議のために3時限で一斉下校でした。

 

近所の同級生が息子を誘いに来てくれ、一緒に公園へと出かけて行きました。

公園には、小学校の頃のFCメイト(息子はほんの少ししか在籍していませんが)、サッカー部のメンバーなどサッカー仲間が10人ぐらいが集まって、みんなでサッカーをしたそうです。

 

    

 

3時間ぐらいでしょうか、久々に動き回った息子は、昨日はぐったり。

今日は、朝から筋肉痛です。

 

「これやったら、『クラブ出来るやん!』って、思われたかも・・・。」

と、息子が言うので、

「調子がいいときに試してみたら。」

と、私は返しました。

 

今は、息子は週に一回、1時間ぐらい部活に参加しているだけです。

生徒が多く帰る時間にパニックになってしまった息子は、土曜日か日曜日のどちらかしか参加できなくなってしまって、その日が試合だと、ほぼ見学だけで部活が終わってしまいます。

 

だから、こうして友達に誘われてサッカーが出来ることは、本人もそうでしょうが、私もとても嬉しいです。

 

ありがとう!


初登校

2020年01月16日 | 日記(息子・中学生)

息子の初登校は、みんなより一週間遅れて、1月14日となりました。

 

通級の先生から、

「今日は、6時間目が空いています。」

と、午前中にメールがありましたが、息子は、

「行けへん! 気持ちが悪い・・・。」

と、言っていました。

 

ところが、6時間目が始まって10分ぐらい過ぎた頃、

「学校へ行こうかな・・・という気になってきた。」

と、言い出しました。

 

そこで、通級の先生に連絡をして、急きょ息子を学校まで送っていくことに。。。

 

なので、息子が学校に滞在したのは、わずか15分程です。

6時間目の終了のチャイムが鳴るなり、他の生徒に出合わないよう、ダッシュで車に戻って来ました。

 

一応、クラブに参加出来るようにと体操服で登校しましたが、クラブには行かず、学校に提出しなければならない書類や成績表、科目ごとのプリントを入れていただくファイル等、先生にお渡しするよう持たせたものも渡せなかったようです。

 

「今は、これが精一杯やけど、教室に戻りたいと思ってるねんで。」

と、いう息子。

 

相当疲れたのか、帰ってから3時間近く爆睡していました。

 

ゆっくりでいいよ。

無理して学校に戻らなくていい。

 

息子自身の回復というか成長というか、少しずつでも出来ることが増えていって、その先に教室に戻ることが出来るならそれもいいけど、復学は、私にとっても選択肢の一つでしかなくなっていました。

 

まずは、心も体も元気になって、〇〇にあった経験と勉強で「幸せに生きる力」を身に付けてほしい!

そう願っています。


初通院

2020年01月08日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

今日から3学期が始まりました。

息子は、9時半に起床。

冬休みと変わりない毎日が続いています。

 

一昨日、6日は息子の初通院でした。

この日のカウンセリングは、息子が50分。

私が10分ぐらい。

 

息子は、カウンセリングを終えて部屋から出てきたときに、そっと涙をぬぐっていました。

私は気付かないふりをして、交代で部屋に入りました。

 

恐らく、息子の涙の理由は、3月いっぱいでカウンセリングの先生が病院を辞められるため

先生が息子にそのことを伝えたとき、息子の第一声は、

「まじか!」

「この時期に!」

だったそうです。

 

先生に、もっと頑張れるようになった自分を見てもらいたいとの思いがあったのでしょう。

私も残念です。

 

「彼は、『調子が良くなってきて、毎日何かを出来るようになってきた。』と言っていました。

少しずつ自分をコントロールして過ごすことが出来ているのだと思います。

『3月までにと、焦って頑張って出来ることを増やすよりも、まずはこの状態を維持していこう。』

というお話をしました。」

 

「本人は、『調子がいい』と言っているのですね。

私から見ると、お正月から落ち着きがなくて、眠れなかったり、逆に少しのことで疲れてしまって、眠ってばかりいたので、新学期が始まる前で調子が悪いのかなぁ…と思っていました。」

 

「もちろん、それもあると思います。

どんな風に調子が悪くなったりしますか?」

 

すごくイライラしています。

叫んだりすることもありますし、少しのことで疲れて全く動けなくなることがあります。」

 

「それは、クラブに行ったりしたときですか?」

 

「いえ、単にテレビでサッカーを観ていただけのときもです。」

 

「きっと頭を使って疲れるのでしょうね。」

 

「でも、少しの時間ですが、ランニングをしたり、リフティングをしたり、自分で決めたことを頑張ろうとしています

それに、昨日、クラブの初蹴りにはなんとか参加することが出来ました

『1時間ぐらいで帰るから、学校におって。』と言われて待機してましたが、1時間半以上参加していました。」

 

「それは、彼の自信になっているみたいですね。」

 

「そう思います。

あのぅ、クラブに参加するのに、朝起きれなくて間に合わないのですが、早く起きるように起こしてあげた方がいいのでしょうか?

夜10時頃に寝ても、9時、10時ぐらいまで寝ているので、朝からクラブのときには間に合わないです。

気力を回復するために、起きるまで寝させてあげた方がいいのかとも思うし、無理やりにでも起こすようにして、リズムを作ってあげた方がいいのかなぁとも思います。」

 

「間に合う時間に声をかけてあげるのはいいと思います。

でも、

『起きないと部活に間に合わないよ。』

というような起こし方は、行かないといけないと思わせてしまって、彼のペースを乱してしまうことになります。

あくまで、

『何時やよ~。』

と時間を伝えるだけにした方がいいと思います。

行けそうな状態であるなら、彼は行くでしょう。

無理に起きて部活に行ったとしても、思うように動くことが出来ないので、彼のペースを優先してください。」

 

ランニングしたり、リフティングをしたり、息子がサッカーに前向きになってきていると感じたので、もっと部活で頑張れるように応援してあげた方がいいのでは・・・と思っていたところでした。

「頑張れ、頑張れ!」という気持ちがあって、少し焦っていたのかもしれません。

 

「このままの状態でいることは、息子にとっては大変で大切なことなんだ」と思い、「このままの状態でいい」ということが、私を安心させてくれました。

 

続く診察では、先生から、

「調子はどうですか?」

と、聞かれ、息子は少し考えてから、

「調子はいい方だと思います。」

と、答えていました。

 

「それはよかった。

お正月はどう過ごされましたか?」

と聞かれ、息子は言葉が出ずに、私の方を振り返りました。

 

なので、

「お正月はちょっと調子が悪くて、ゆっくりしてたね。」

と言い、

「けれど、ランニングをしたり、リフティングをしたり、自分で決めたトレーニングをしていました。」

と、続けました。

 

「それはすごいですね。

ゆっくり、じっくりでいいですよ。」

 

次の診察は3週間後。

引き続き、「リスパダールOD錠1mg(0.5mgを2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠を一日4錠まで」を処方されました。