昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。
この日のカウンセリングは、息子50分、私10分程度。
「私から見ると、落ち着かなくて調子が悪そうなのですが、本人は『調子はまぁまぁ。』と言ってました。
週一回、クラブに参加して、通級にも週一回行くと決めていたみたいですが、先週は、ユニフォームに着替えたけれどクラブには行けず、通級に30分行っただけでした。」
「そうですね。
カウンセリングでは、少し話がまとまらないみたいで、落ち着かない感じはしました。
でも、彼は、クラブに行くと調子が悪くなりそうだと思って、自分で考えて行かないことを選んだそうです。
ユニフォームに着替えたということ、それ自体、頑張ったことですので、『行けなかった』と、マイナスに思う必要はありません。」
「無理に行く必要はないと、私は思っているのですが、本人は『(部活に)行きたい。』、『ちゃんとやれるかなぁ。』と、不安が強いみたいです。
私が同じ部屋にいるだけでは不安みたいで、『ぎゅってして。』『横におって。』『手握って。』て、何度も言ってきます。
最近は、『頭包んで。』って、両手で頭を押さえてほしがるので、フード付きの服を着せているのですが、フードの上からも押さえてほしいみたいです。」
それに、朝、9時とか10時に起きるので、12時間ぐらい寝ているのですが、それでも夕方ぐらいに疲れて2時間ぐらい昼寝して、それなのに、9時頃になると、エネルギーが切れたみたいにぐったりとなって、お風呂に入ったり、歯磨きすることが出来ずに寝てしまうことがよくあります。」
「それは、最近ですか?」
「そうですね。前回から今回の通院までにしょっちゅうって感じです。」
「色々考え過ぎて、疲れているのかもしれませんね。」
「もしかしたら、サッカーゲームで、誰を使ってどんな戦術でするかとか、ゲームをしていないときにも常に考えている感じで、それで疲れてるのかな~って、思ったりもするんですけど。。。」
「それもあるかもしれませんね。
お母さんが、『頭包んで。』って言われたときに、フードをかぶせたのは良かったと思います。
ずっと傍にいるのは大変だと思うので、『今、この用事してるから。』って、断ったりしてもいいと思いますよ。」
「はい。そうしてます。
『ママ、ここにおったら、洗濯もの入れられへんから、後で〇〇が入れてきてや。』みたいに。
『ほんなら、行ってもいいわ。』って、言われます。」
「それでいいと思います。」
息子のあるがままを受け入れようという覚悟は出来ているので、どんな状態でも、今はそういう時期なのかな、という気はしています。
もうすぐカウンセリングの先生が変わるということは、息子にとって大きな不安でもあるでしょうし、調子が悪くなっても当然の時期かもしれません。
続く診察では、息子は、
「出来ることは少なかったけど、考えていることはぶれてないと思います。」
と、言っていました。
「そう。
カウンセリングでは話せた?」
「はい。」
「夜は眠れてる?」
「はい。っていうか、寝すぎ。」
「過眠?」
「う~ん? それに食べ過ぎ。」
「過食なのかな。
お母さんから見て、どうですか?」
「毎日、ぐっすり寝てますね。
14時間ぐらい寝ていても、夜になるとエネルギー切れみたいになってしまって、お風呂に入れず寝てしまいます。
それに、一日中家にいるせいもあってよく食べますが、成長期でもありますし・・・。
食べ過ぎのせいなのか分かりませんが、『お腹が痛い。』とは、よく言ってます。」
「ビオフェルミンは引き続き出しときますね。
レクサプロを飲むと、元気が出てくるのですけどね・・・。
次のカウンセリングは16日後なので、もう少し様子を見ましょう。」
「リスパダールOD錠1mg(0.5mgを2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠」を処方されました。
頓服のエチゾラム錠は余ってきているので、今回はもらっていません。