昨日、21日、主人はカテーテルアブレーションという手術を受けました。
ストレッチャーに乗せられ、主人が病室を出たのが12時20分。
帰ってきたのは、夕方6時10分頃でした。
30分位止血してから戻ってくると聞いていたので、手術時間にすると5時間ぐらいでしょうか。
通常、4時間ぐらいで病室に戻ってくると聞いていたので、少し時間がかかったようです。
手術に対しては、ちょうど1週間前に知人の妹さんが同じ手術をされ、3時間程で問題なく手術が成功し、明くる日にはとても元気になられたと聞いていたので、それほど不安はありませんでした。
むしろ、時間が過ぎるたびに、留守番している息子のことが気になって仕方がありませんでした。
「学校から帰ってきて家に入ったら、ママの携帯に電話してね。
電話には出れないかもしれないけど、家から電話があったら、〇〇が帰って来たと思って安心するから!」
息子にそう言い聞かせて、「お留守番、よろしくお願いします」と書いた書き置きにも、色んな注意事項と一緒に書いてきたのに、息子から電話がありません。
こちらからも何度か電話をかけてみたのですが、出てくれません。
電話のこと忘れて、遊びに行ってしまったのかな?
ちゃんと家に入れたんならいいんやけど。。。
2年前、息子が2年生の時に、主人が蓄膿の手術をすることになり、やはり学校から帰ってくる時間に間に合わないことがありました。
鍵を開ける練習をし、連絡袋に鍵を入れて、「ここに入ってるから、失くさないようにね」と、念押ししたのに、息子は鍵を失くしてしまいました。
家に入れず泣きながら歩いていた息子を、近くの方が見つけて私に連絡をくれ、病院まで連れてきてくださったことがありました。
あれから2年。息子も成長し、練習も重ねてきました。
鍵にキーチェーンを付け、最初はランドセルのポケットのファスナーに付けました。
息子が帰ってくる時間帯に買い物などに行くようにして、自分で鍵を開けて家に入る練習をしました。
ある日、私の帰りが遅かったとき、息子は外へ遊びに行ってしまいました。
「◇◇と、△△公園で5時まで遊んでくる」と、ちゃんと書き置きをして、鍵もしっかりかけて出かけていました。
でも、一つだけ残念なことが!
鍵の入ったランドセルは、家の外に放ったままでした!!
「ランドセル重いから、置いていってん!」と、いう息子に、
「鍵だけ外して持って行ったら良かったのに・・・。」
と、言いつつも、付けたり外したりしてまた失くすと大変なので、ファスナー付きのジャンパーのポケットに付けて、
「このポケットは、鍵を開ける時しか開けない」ということにしました。
そうやって、練習を積み重ねてきたから大丈夫なはず。
だけど、いつもと違う何かが起きたら・・・と思うと、祈るような気持ちで息子からの電話を待ち続けていました。
5時40分。やっと、息子から電話がありました。
やはり、帰ってきてすぐに遊びに行ってしまったようです。
電話のことは忘れていて、書き置きもこの時に見たようです。
6時頃、ご近所の先輩ママさんが息子の様子を見にいってくださり、
「しっかり留守番しています」と、メールをくださいました。
6時10分、ストレッチャーに乗った主人が戻ってきました。
全身麻酔ではないので、意識もしっかりしていて、
「お疲れさん!」と、私が言うと、
「手術はうまいこと終わった」と、言っていました。
「痛い?」と、聞くと、頷いていました。
しばらく体は動かせないし、立膝もダメなようです。
その日は絶食ですが、水分はとっていいようなので、主人にリンゴジュースを飲ませてあげました。
先生が手術の説明をするため、私の携帯に呼び出しの電話をかけたらしいのですが、私の携帯にはかかってきていません。
「次の手術に入られているので、説明は、2時間以上後からになります」と、言われ、
「子どもが一人で留守番しているので、問題なく手術が終わったようですし、後日にしていただけますか」
と、お願いして帰ってきました。
7時10分。我が家に到着。
車の音を聞いて、息子が玄関まで迎えに来てくれました。
「寒~い!!」
部屋に入った私が、思わず一言。
エアコンをつけずにいたようです。
「エアコンつけてねって、書いてあったやろ?」と、言うと、
「ばあばが電話で、『こたつつけたら大丈夫やで!』って言ってたから!」と???
こたつに入ってたらあったかいけど、ボールを蹴ってぐるぐる回ってたら意味ないやん!
・・・とは思ったけど、そんなことは、もうどうでもいいことです。
「お留守番、本当にありがとう! 父ちゃんの手術、無事終わって良かったね~!!」