やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

『失敗をしてしまいそうで怖い』

2023年04月26日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

22日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうでしょうか?」

と、先生に聞かれ、息子は、少しの沈黙の後、

「ここんところ毎日のように何かをやらかしてしまってて、また失敗するんちゃうかって不安になって、いつか取り返しのつかない大きな失敗をしてしまいそうで怖くて、それで強迫性障害になってるような気がします。」

というようなことを言っていました。

 

「確かにその可能性が無いとはいえません。

実際にそういう人はいますしね。

どういう失敗をするのか、失敗したことをノートに書き出してみたらどうでしょう。

と、先生。

 

「一つ一つは大したことじゃなくて、何か一つのことをしようとすると他のことが頭から消えてしまって、それで、マスクを失くしたり、筆箱を忘れて帰ってたり・・・。」

 

「何も失敗をしなかったときは、自分をほめてあげてくださいね。

それに、『失敗してもだいじょうぶ』って、根拠のない自信を持つことは大事だと思いますよ。」

 

今回、私は何も聞かれませんでした。

自信を持つことが大事だと言われているので、あえて息子の不安な様子や失敗したことを並べる必要もないと思って、私も何も言いませんでした。

 

「加味帰脾湯を一日3回に増やしましたが、どうでしたか?」

 

「正直、お昼は飲み忘れることがあって・・・。

でも、飲んだときは不安がましなような気がします。」

 

「では、このまま一日3回にしましょう。

ゴールデンウィークですしね。

ゆっくり過ごしてくださいね。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 


想定内、想定外

2023年04月17日 | 日記(息子・高校生)

新学期が始まりました。

 

始業式や健康診断には、息子は参加出来ませんでした。

登校したのは、14日に一度きり。

 

この日も私が付き添いましたが、電車に乗っている間に息子の不安が大きくなって、

「誰か見てる。」

「落ち着かへん。」

と、何度も私の手をぎゅーっと握りしめていました。

 

5、6時間目の授業を受ける予定でいましたが、やはり5時間目だけで限界。

座っているのがやっとだったようで、筆箱を忘れて帰ってきてしまいました。

 

今日も登校する予定の日でしたが、やはり行くことは出来ません。

 

想定内、想定内・・・。

 

5月に行われる特別活動の申込み期間中なのですが、今年も息子は参加出来そうにありません。

 

「海遊館とサンタマリア号デイクルーズ」、「東映太秦映画村」、「noborun&天王寺動物園」、「文楽鑑賞」等々。

 

年間32000円の特別活動費を支払っていますが(大阪府民は府に援助してもらえます)、修学旅行や林間学校などの宿泊行事以外、どれだけ参加しても追加料金はいりません。

「ユニバーサルスタジオジャパン」や「宝塚歌劇団」、「劇団四季」などの観劇もあって、私が代わりに行ってあげたいぐらいです。

 

でも、人の目が怖いという息子にとっては苦痛でしかありません。

 

参加出来ないことなど想定内、想定内・・・。

 

サッカーの公式戦が特別活動になるので、親も堂々と応援に行けるのですから問題ありません。

 

想定外なのは、通信制高校の隣のビルが工事中なこと。

防音対策はしっかりとられているのでしょうが、息子にとっては、工事音が苦痛。

喚起のために窓を開けていることもあって、学校内で息子を待っている私にとっても耳障りです。

 

今年度も、医師の診断書をもらって、最低限の授業に出席し、自宅で視聴レポートを書くことになりそうです。

 

それでも、心のどこかで息子に素晴らしい出会いがあることを期待しているのです。

 

友達! 先生! 興味を持てるもの!

 

我愛羅が我が家に来てくれたように、いつ、どんな出会いが待っているかは分からないものですから・・・。

 

 

 


春なので・・・

2023年04月07日 | 猫の話

春ですね~。

息子は、新学期が近づくにつれ、不安が大きくなるのか調子が悪いです。

 

相変わらず、

「何も出来ひんやつ。」

とか、

「お前なんか死んでしまえ。」

というような、否定的な声が聞こえてくるようです。

 

「だいじょうぶ!

不安が起こす幻想やで。」

と、息子に言い聞かせていますが、息子自身もそんなことは分かっていると思います。

幻想だろうが、怖いものは怖いのです。

 

さて、春といえば、猫もそわそわと落ち着かなくなるのでしょうか。

 

我愛羅が夜中ににゃんにゃん鳴くので、最近私は寝不足気味です。

 

さらに、外に出たいからなのでしょうか、掃き出しの窓に保温用に貼っていたプチプチを引っかいたりかじったりして、切れ端があちこちに落ちています。

誤食が心配なので、全部剝がすことにしました。

 

我愛羅が万が一脱走をしたときのことを考え、連絡先を書いた首輪をしようとしましたが、驚くほど嫌がります。

首輪が嫌なのかとハーネスも試してみたのですが、さらに嫌がって暴れ回り、ハーネスを外すことすら大変でした。

 

実家で飼っていたジャスティは当たり前のように首輪を付けていたのに、保護猫ならではのストレスを感じるのでしょうか?

ストレスがエイズ発症のきっかけになると聞いたので、我愛羅に首輪等を付けることはあきらめました。

脱走防止を徹底するしかありません。

 

網戸に、枠のゴムが外れかけたり、擦り切れて穴が開きそうになったりしている箇所があったので、この際だからと、ペットの引っかき傷にも強いという網戸に交換しました。

網戸も簡単には開けられないように、ストッパーを付けました。

 

夜はあんなに鳴くのに、昼間はね~、我愛羅はほとんど寝ているのです。

私や息子の膝の上だったり、こたつ布団の上ですやすやと・・・。

 

 

 

春なので早くこたつを片付けたいのですが、こんな姿を見せられると、どんどん先延ばしになってしまいます。