22日は、息子のメンタルクリニックの日でした。
「調子はどうでしょうか?」
と、先生に聞かれ、息子は、少しの沈黙の後、
「ここんところ毎日のように何かをやらかしてしまってて、また失敗するんちゃうかって不安になって、いつか取り返しのつかない大きな失敗をしてしまいそうで怖くて、それで強迫性障害になってるような気がします。」
というようなことを言っていました。
「確かにその可能性が無いとはいえません。
実際にそういう人はいますしね。
どういう失敗をするのか、失敗したことをノートに書き出してみたらどうでしょう。」
と、先生。
「一つ一つは大したことじゃなくて、何か一つのことをしようとすると他のことが頭から消えてしまって、それで、マスクを失くしたり、筆箱を忘れて帰ってたり・・・。」
「何も失敗をしなかったときは、自分をほめてあげてくださいね。
それに、『失敗してもだいじょうぶ』って、根拠のない自信を持つことは大事だと思いますよ。」
今回、私は何も聞かれませんでした。
自信を持つことが大事だと言われているので、あえて息子の不安な様子や失敗したことを並べる必要もないと思って、私も何も言いませんでした。
「加味帰脾湯を一日3回に増やしましたが、どうでしたか?」
「正直、お昼は飲み忘れることがあって・・・。
でも、飲んだときは不安がましなような気がします。」
「では、このまま一日3回にしましょう。
ゴールデンウィークですしね。
ゆっくり過ごしてくださいね。」
「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、」を処方され、次の診察は4週間後になりました。