やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

だいじょうぶ!

2017年06月28日 | 日記(息子・小6)

昨日、通級の先生との懇談がありました。

夕方5時から約1時間に渡って、色々なことを話し合うことが出来ました。

 

家庭での息子の不安な様子を普段から先生方にお伝えしてきましたが、学校ではそうした様子は全く見せないそうです。

通級教室でのソーシャルスキルトレーニングでも、息子は、自分の意見をしっかり言えているようでした。

 

先日の通級の時間に、

「失敗した時にマイナス思考で考え続けるとどうなるだろう?」

という授業を行ったそうです。

 

「悪い方にばっかり考えていると、そんな人と付き合いたくないと思われて、一人になってしまう。

気持ちを切り替えて、『自分に勝つ』。」

というようなことを、息子は発表したそうです。

 

また、苦手な水泳のことを話し、

「去年は水に潜ることは出来なかったけど、今年、初めて潜ることが出来た。

トレーニングをして体も鍛えているし、今年は泳げるようになる。」

と、いうようなことを言っていたそうです。

 

プールが不安だったせいか、家庭ではリスパダール内服液を飲ませるくらい調子が悪くなっていた息子ですが、学校ではこういう前向きなことを言っていたのですね。

私は、成長して水が怖くなくなってきたこと、顔を石鹸を使って洗えるようになったこと、サッカースクールや体幹トレーニングをして体を鍛えてきたこと、コツさえつかめばぐんと泳げるようになることを息子に話し、また、交換日記にも綴ってきました。

 

しっかり息子の心に届いていたんだなぁ、と、目頭が熱くなりました。

 

通級の先生は、

「不安が強くて、〇〇君もお母さんも大変な思いをしてきたと思いますが、それが、〇〇君の力になっていると感じました。」

と、仰ってくださいました。

 

人より苦手なことが多くて、不安になることも多い息子ですが、

「出来ないこと、不安になることは、あって当然」で、それを受け入れて、

「不安があっても、だいじょうぶ、なんとかなる」

「出来ることを精一杯しよう」

と、伝え続けてきました。

 

朝の行き渋りも、たとえ遅れたとしても、不安な気持ちを打ち負かし、自分に勝って登校する。

「だいじょうぶ、学校に行けば、だいじょうぶだよ。」

と、私には励ますことしか出来なくて、しかも、不安で押しつぶされそうな息子を送り出すことが心配で仕方がありませんでした。

 

今になってようやく、息子の不安に同化せず、少し余裕を持った気持ちで息子に声をかけられるようになりました。

「だいじょうぶ、絶対だいじょうぶやで。」

確信をもって、繰り返し繰り返し息子に伝え続けるしかありません。

 

息子が小さな頃は、発達障害を持っていてもなんとかうまく生活できるようにと、息子に訓練させたり、私も出来る限りの努力をしてきましたが、この不安は、私の努力でどうにかなるものではなく、息子自身が乗り越えていかなくてはなりません。

これから先、何度でも押し寄せてくるであろう不安との闘い方。

まだまだ学習している最中ですが、うまく乗り越えられるようになると思っています。

 

懇談では、2学期には中学校の体験入学や制服の採寸などがあり、息子の不安が大きくなると考えられること。

学校と家庭で連携して息子を支えていこうということと、中学校での通級教室に入級する申し込みが2学期にあるので、考えておいてほしいということでした。

 

私的には、小学校の通級サポートが本当に力になったので、中学校でも利用してほしいと思っているのですが、

「通級に行ってるからってだけで、バカにしてくるやつがおる!」

と、思春期に入った息子の心は揺れ動いているようです。

 

努力している人間を偏見の目でしか見ることが出来ないなんて、そんな人ほど悲しいと思うのですが、実際にそういう人はたくさんいます。

そんな人は無視すればいいのですが、息子が嫌がるなら申し込みは出来ません。

まだ時間はあるので、ゆっくり息子と話し合おうと思っています。

 

最後に、通級の先生は、

「間違いじゃなかったですね。」

と、私に仰ってくださいました。

 

「なかよし(支援学級)に入ろうかと悩まれた時期もありましたが、〇〇君は、お母さんの選ばれた道で、本当にびっくりするくらい成長しました。

これからは、〇〇君自身が自分の人生を歩いていかなくてはいけないので、その分大変なことも多いと思いますが、頑張りましょう!

小学校の間はもちろん、卒業して中学に行かれても、私がここにいる限りはいつでも中学校の先生に掛け合いますから、何でも相談してくださいね。」

 

私が思っている以上に、私達は支えられています。

きっと、本当に、だいじょうぶ!!

 

 


6月の読み聞かせ

2017年06月25日 | 読書・読み聞かせ

6月の前半に、小学校での読み聞かせがありました。

 

1年生、2年生は、

「ちゃっかりこぞうはまるもうけ?」マラキー・ドイル 文  ジェーン・レイ 絵  きむらみか 訳

と、

「なぞなぞはじまるよ」おおなり修司 文 高畠純 絵

「だじゃれ王国 なぞなぞ動物園」大森裕子 作

のどちらか。

 

1年生2年生は全員に聞いていただくため、それぞれ会場を2つに分けて読み聞かせを行い、なぞなぞは同じ本を2冊確保できなかったために違う本で読み聞かせをすることになりました。

 

そして、3~6年生は希望者のみ。

「かっぱのすりばち」廣田弘子 再話 藤原あずみ 絵

地域伝承で語り継がれてきた昔話です。

語り部、菊池トヨさんの話を聞いて作られた佐藤修さんの原作を、廣田弘子さんが再話した絵本で、お話の中に出てくる「かっぱのすりばち」(石)は、実際に福島県塙町に存在するそうです。

 

今回、私が打ち合わせで推薦し、一番子ども達に読み聞かせしたかったのは、この「かっぱのすりばち」でした。

 

かっぱの子ども・かんきちと村の子ども達は仲良しで、よく一緒に遊んでいました。

それなのに、ある日、川で子どもが溺れ死んだことから、大人達はそれをかっぱのかんきちの仕業だとして、あろうことか、かんきちの命を奪ってしまったのです。

その後、村を疫病が襲い、村の子ども達も次々に倒れてしまいます。

疫病を治すのは、かっぱの作る妙薬しかありません。

かつて罪もない我が子の命を奪った村人の願いを聞いて、お母さんかっぱは妙薬づくりを決意します。

かんきちが大好きだった人間の友達の命を救うために、自らの命をかけて・・・。

 

苦悩の中で、それでもなお人を思いやる気持ち・・・悲しいけど心が温かくなるお話です。

ただ、この本を息子に読み聞かせたとき、泣けて泣けて涙ボロボロ状態だったため、私自身は、1年生の「だじゃれ王国 なぞなぞ動物園」と、2年生の「ちゃっかりこぞうはまるもうけ?」を担当させていただくことになりました。

 

「ちゃっかりこぞうはまるもうけ?」も、西洋の昔話ですが、リズミカルな繰り返しの楽しい絵本です。

さらに、なぞなぞは、みんな大好きで大盛り上がり!

とても楽しいおはなし会となりました。

 

 


大雨警報で・・・

2017年06月21日 | 日記(息子・小6)

梅雨に入ってから久々となる雨が激しく降って、朝から大雨・洪水警報が発令されました。

学校は、7時の段階で警報が解除されなければ、自宅待機。

その後、9時半になっても解除されないままだと、臨時休校となります。

 

息子は、食事や着替えをすませ、いつ警報が解除されてもすぐ登校できるように準備を整えてから、ごろごろ寝転んだり、テレビを観たり、100均ボールを蹴ったりしていました。

 

8時36分、警報が解除され、小学校から登校を促すメールが届きました。

間もなく、住宅地の子ども達がドアを開けて出てくる音が聞こえてきて、にぎやかに登校が始まりました。

 

ただ、息子は顔面蒼白。

「どうしよう、落ち着かへん・・・。」

 

いつもの登校時間には準備もばっちりで元気に登校出来そうな感じだったのに、1時間の間にその気持ちが崩れてしまって、とても登校出来そうにはありません。

息子は、何度も何度も深呼吸をして気持ちを整えようとしているのですが、うまくいかないようでした。

 

「どうしたん? なんか心配なことある?」

と、聞くと、

「ない。ないけど、なんか落ち着かへんねん。」

と、泣きそうな息子。

 

「多分、2時間目の授業からになると思うから、まだ時間あるで。

ゆっくり気持ち切り替えよ!」

 

息子は、リビングでひたすら100均ボールを蹴り続けるのですが、うまく気持ちを切り替えられないでいます。

 

「学校に行って友達や先生の顔を見たら、落ち着くと思うで~。

いつも、学校に行ったらだいじょうぶやろ?」

「うん。」

と、頷く息子。

「もし、学校に行ってもまだ調子が悪い時は、通級教室や保健室で休んでもいいし、ママもいつでも迎えに行くからな。」

「うん、学校に行ったらだいじょうぶと思う。

・・・でも、もうちょっとだけ待って!」

 

「警報が出て、1時間ゆっくり出来てラッキー!」

ぐらいに思えればいいのですが、息子にとっては、登校時間に合わせて気持ちの立て直しが必要で、そのために想像以上のエネルギーも必要とするようです。

 

「待ってるよ~。

先生心配したらあかんから、学校に電話しとこうか?」

私がそう聞くと、

「だいじょうぶ。もうすぐ行けるから・・・。」

 

辛そうな息子。

でも、頑張ろうとしている息子。

 

そうは言うものの、1時間ぐらいすぐに経ってしまい、担任の先生から電話がかかってきました。

息子の様子と、気持ちの準備が出来次第登校させることを先生にお伝えし、10時頃、息子を学校へと送って行くことが出来ました。

 

息子は、登校中にも気持ちを整えようとしているようで、股関節の悪い私の足取りにも速いと感じているのか、

「もうちょっとゆっくり歩いて。」

と、繰り返し口にしていました。

 

教室へ向かう途中の階段、

「今日も、頑張って登校出来たね!」

と、息子とタッチ!!

そして、祈るような気持ちで教室に入っていく息子を見送りました。

 

今日は、放課後にソーシャルスキル・トレーニングがあるので、私も再び学校へ向かうことになります。

ボランティアを含めると週に何回か、1日に2回登校することも珍しくありません。

 

通いなれたこの道が、いつか私にとっても「思い出の道」となることでしょう。

  


小さな奇跡

2017年06月19日 | 読書・読み聞かせ

小学校では、いよいよ今週から水泳の授業が始まります。

そのせいでしょうか、息子の調子が悪くなってきました。

昨日も息子は一日中落ち着かない様子で、リビングを100均ボールを蹴りながらぐるぐる回っているか、疲れて自分の部屋のベッドで寝ているかでした。

 

私は、前日に受けた眼底検査のせいで、まだ目がひりつき、目やにが多く出て目に膜が張っているような感じで、目の違和感に悩まされながら過ごしていました。

 

そんな状態でしたので、主人にネットで予約しておいた本を図書館に取りに行ってもらい、帰りに、「父の日」だからと、好みのショートケーキを選んで買ってきてもらいました。

毎年「父の日」恒例になっていた「焼肉」は、前倒しで先週、ばあばと一緒に食べに行ってきたので、昨日はケーキでお茶するだけになりました。

息子は、先週の後半ぐらいから調子が悪くなっていたので、プレゼント代わりのお手紙も「書けない」「考えられない」と、言っていました。

辛うじて、3人揃ってケーキを食べること、それが息子の精一杯でした。

 

「落ち着かへん。何も考えられへん。。。」

父親が自分の部屋に戻っていなくなると、息子が泣きそうな顔をしてぎゅ~っとハグしにきました。

 

「リスパダール、飲んでみる?」

 

最近は夜中に落ち着かなかったりもして、この3日間、連続でリスパダール内服液を飲ませることになりました。

 

「宿題したいのに、出来へん・・・。」

苦しそうな息子。

代わってあげたくても、出来ないのです。

 

「そっか。。。

そのうち薬が効いてくるわ。

それまで本でも読まへん?

ママ、読むから聞いててや。」

 

図書館から借りてきたばかりの本を1冊取り出して、読みました。

 

「ばあばは、だいじょうぶ」 楠章子 作 いしいつとむ 絵

 

それは、認知症になったばあばのことを、孫の視点から描いた絵本でした。

読み進めるうちに、眼底検査のために赤かった私の目がさらに真っ赤になって、涙がこぼれてしまいました。

 

「じいじのことを思い出してな・・・。

じいじも脳の病気で、記憶がなくなったり、病院や施設から出ていって行方不明になって何度も探したりしたから・・・。」

 

この話のつばさ君のように、私も父に感じてしまった戸惑いや苛立ち、そして、消えてしまう記憶をなんとか留めようとして、父が子どもや孫の名前・誕生日などを書き記したメモを見て泣いた日。。。

 

色々あるね。

生きていると、色々あるんよ。。。

〇〇は、小さな時から不安と闘うことになったけど、だからこそ、きっと強くて優しい大人になると思う。

〇〇のように心の病気と闘う子。体の病気と闘う子。

この前、テレビの番組に、生まれてから一度も口から食べ物を食べたことがない子が出てた。

その子は、腸の病気で、腸から栄養を取ることが出来へんねんて。

だから、ご飯の代わりに点滴で栄養取ってるねん。

病気じゃなくても、お父さんやお母さんがいなくなって、不安や寂しさと闘ってる子もいる。

子どもの時には大きな悩みがなかっても、大人になって悩む人。

30代とか、40代とか、・・・じいじみたいに60代になって急に病気になる人もいる。

生きていたら、どっかで大きな困難が出てきて、どっかで闘わなあかん。

そうして、乗り越えていくねん。」

 

気が付けば、息子も泣いていました。

 

「〇〇は、何でこんな不安なんやろって、子どもやのに大変やと思うけど、その代わり、〇〇にはママや父ちゃんがいつでも付いてる。

だいじょうぶやで。

だいじょうぶ、って、心から思えるようになるで。」

 

もう1冊、本を読みました。

 

「生きる」谷川俊太郎 詩 岡本よしろう 絵

 

「生きていること

いま生きているということ・・・」

あの有名な谷川さんの「生きる」という詩に、岡本さんが丁寧に描いたありふれた日常の一コマ一コマ。

いま生きていることが、大切で愛おしくなってきます。

 

「〇〇が不安なのも、生きてるってこと。

こうして一緒に涙を流すのも、生きてるってこと。

〇〇が生きててよかった

こうして一緒におれるもん。

ママも生きててよかった。

今ここに〇〇と一緒におれるもん。」

 

息子が大きくなったので、最近は読み聞かせをすることはほとんどなくなってしまいました。

それでも、毎週必ず図書館から数冊の本を借り続けてきました。

息子が興味を持てば、自分で読んだり私が読み聞かせたりするのですが、そんなことは、月に一度、いや2ヶ月に一度もなかったかもしれません。

それでも、こんなことが起きるのです。

 

これらの本を借りていてよかった。

大切なことを、息子に伝えることが出来てよかった。

 


息子の成長

2017年06月15日 | 日記(息子・小6)

息子は、週に1回、通級教室に通っているので、通級ファイルを通じて通級の先生、担任、私と、息子の情報を共有しています。

学校では普通に問題なく過ごしている時でも、家では不安で落ち着かないことがあり、ファイルを通じてのやりとりによって、息子の状態を先生方に知っていただき、そういう時は注意して見守っていただくようにしています。

 

息子が5月に確認行為が出てしまうほど調子が悪くなってしまったので、その原因の一つかもしれない「笑い係」のネタ合わせを、学校で担任の先生のいる教室で行うようになりました。

そうして、5月の終わりには、コント(本人は漫才と言っていましたが)を無事にみんなの前で披露することが出来たようです。

 

本人は、「すべらんかった!」とだけ言っていましたが、

「それは、成功やな!」と、私が言うと、とてもいい表情をしていました。

 

以前、調子が悪くなった息子に、「(笑い係のゲスト出演は)今回限りにしいや。」と、私が話したときには、

「次も、その次も参加する!」

と、反発していた息子でしたが、

「ゲストって毎回違う子が出なあかんから、次は出られへんねん。」

と、すんなり納得している様子で、担任の先生のご指導のお陰で、いい経験、いい終わり方をすることが出来ました。

 

私が言い聞かせるよりも、親でない他の人からの言葉の方が素直に聞けるようです。

そういう年頃になってきたんだなぁと、息子の成長を認め、これまでのように息子に手取り足取り「あ~しなさい、こうしなさい」と言うのはやめるようにしようと思いました。

 

今までは、少しでもうまく出来るようにと教えたり練習させたり、 言わば、みんなと合わせる努力を息子にさせてきましたが、これからは、息子が自分らしく生きていくための努力をしていくのです。

うまくいかないことも多いでしょう。

うまくいかないからこそ、その中で自分を生かす方法、そして、気持ちを切り替える方法を学んでいくのだとも思います。

 

私がしてあげられることは、息子を取り巻く環境をほんの少し整えてあげることと、後ろから見守ること。

そして、共に不安と戦い続けることなのかもしれません。

 

幸いにも、息子は、学校、塾、サッカースクールと、温かく関わってくださる方達に恵まれていて、友達とも日々関わりながら生きています。

こうした人との関わりの中で、これからも息子が一歩一歩成長していくことを願っています。


スマートフォン安全教室

2017年06月10日 | 日記(息子・小6)

今日は土曜参観で、1時間目に「スマートフォン安全教室」がありました。

NTTドコモからゲストティーチャーを招いての授業で、親である私達もとても勉強になりました。

 

最近、息子が私の携帯を使って友達とメールのやり取りをするようになったのですが、なかなかやめられず、注意ばかりしていたので、そろそろこういう勉強も必要だと思っていたところでした。

親の言葉より、NTTの先生から教えていただいた方が、息子も素直に聞けるのではないでしょうか。

 

安全教室では、インターネットでは簡単に世界中の人と繋がることが出来る反面、自分の発信した情報が悪意ある人に利用されるかもしれないことや、写真や文面から個人を特定され犯罪に巻き込まれるかもしれないことを、分かりやすいドラマ仕立ての動画を交えながら教えてくださいました。

 

・掲載した写真のお饅頭の包み紙からお店を特定され、その近くで待ち伏せされて顔写真からあっさり自分だと特定され、事件に巻き込まれることがあるかもしれない。

・ゲームの対戦を通じて仲良くなった女の子とデートをすることになり、待ち合わせ場所に行くと複数の男がいて、お金を巻き上げられたリすることがあるかもしれない。

・最初は仲良く情報のやりとりをしていたのに、けんかをしてから、

「言うことを聞かなければ、お前の情報をネットに流してやる。」

と、強迫されることがあるかもしれない。

 

インターネットは世界中と繋がっていて、当然良からぬ人もその中には存在し、嘘や悪意が混じっていることを改めて思い知らされるようでした。

安易に個人情報を載せてはいけない。

また、著作権や肖像権のお話もあり、写真を載せることも充分に注意しなければならない、と思いました。

 

次に、ラインを通じての短い言葉のやり取りの中で生じる誤解

例えば、

「明日、何して遊ぶ?」との問いかけの返答に

「なんでもいい」と、答えて、

いつの間にかグループラインから外され、学校でも無視されるようになった女の子の話。

 

「なんでもいい」は、「どうでもいい」時の返事にも使われることに気付いた女の子が、2週間後、勇気を出して友達に話しかけ、

みんなと一緒だったら、何して遊んでも楽しい、という意味だったの。」

と説明し、仲直りをします。

 

他にも「いいよ」という言葉が、イエス、ノー、どちらにも使われることなどを通して、顔を見ながらだと簡単に分かることでも、言葉だけでは誤解を招きやすいことから、送信前に読み返し、誰が読んでも伝わる文章なのかもう一度考えてみる必要があることを教えてくださいました。

 

最後に、スマホを使っていて、寝不足で体調が悪くなったり、勉強に集中できなくて成績が落ちたり、トラブルに巻き込まれないよう、場所、時間、ルールを、家族間、友達の間でしっかり決めて使うようにし万が一トラブルが起こった場合は、自分だけで解決しようとせずに、必ず親や学校の先生など周りの大人に相談してください、という話でした。

 

いずれは、息子もスマホを持つことになるでしょう。

その時には、もう一度今日教えていただいたことを親子で再確認しながら、使わせるようにしたいと思います。

 


大きくなあれ

2017年06月08日 | 日記

大阪もいよいよ梅雨入りです。

この時期は調子が悪くなりやすいのか、息子も気持ちが不安定で、月曜日の3~4時間目は保健室で過ごしていたようです。

主人のお母さんも1週間前から肩や背中の調子が悪くなり、「普通じゃない痛さ」だそうで、病院で色々な検査を受けている最中です。

かくいう私も、右腕に力が入りにくくて、ここ1ヶ月程はパソコンを触る機会を減らすようにしています。

 

そんな中で、元気に咲いているのが、我が家のあじさい「ダンスパーティ」

 

昨年より一回りも二回りも大きくなって、たくさんの花を咲かせています。

 

かわいい八重の花が人気があるようで、挿し木にしてもらうために一朶二朶とご近所さんに持って帰ってもらっていますが、それでも花の輪がどんどん増え続けています。

 

わが家の挿し木ちゃん(実家から持って帰って来た手毬のようなまん丸の花が咲くあじさい)は、こんな風に成長しました。

 

去年に比べると随分大きくなったけれど、花芽が見えません。

今年もまだ花は咲かないのでしょうか?

挿し木にして、何年ぐらいで花が咲くのかな?

いつかはちゃ~んと咲くよね!?

 

2016年6月9日、赤ちゃんみたいに小さかった・・・。

 

まだまだ成長真っ只中。

じっくり待つとしましょう。


行きつ戻りつ良くなっていく!・・・はず

2017年06月03日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

今日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

診察は、息子の状態を確認する良い機会です。

 

「調子はどうですか?」

と、先生に聞かれ、息子は長い長い時間考えた末、

「あんまり変われへん。」

と、答えました。

「確認行為は?」

と、聞かれ、

「増えてる。」と・・・。

 

「また出てきた~?」

と、先生は少し驚かれ、

「学校は? 行けてる?」

と、さらに質問されました。

 

「学校は楽しい!!」

と、即答する息子。

 

「お母さんから見て、どうですか?」

と、問いかけられ、

「5月の中頃は、イスと畳の目の角度が気になって、『これでだいじょうぶ?』と何度も聞いてきたり、朝も不安が強くて登校時間に行けないことが何回かありましたが、ここ数日は落ち着いているように思います。」

と、答えました。

 

「う~ん、難しいところですね。

レクサプロを1錠に増やすという選択もありますが・・・。」

と言われ、息子には、

「朝ごはんしっかり食べて、太陽の光を浴びて、しっかり運動するようにしてね。」

と、言われました。

 

「朝ごはんは、しっかり食べている方だと思います。

サッカースクールを週2回に増やして体もよく動かしているし、塾にも通い始めて、委員や係の活動とかにも意欲的で、そのせいもあるのかすごく疲れていて、頑張り過ぎているんじゃないかと心配しています。」

と、私が言うと、

「今は夏に向けて夏の体になろうとしていて、普段より疲れやすかったり、風邪をひきやすい時期でもあります。

そのせいの不調も考えられますし、学校が楽しくて、今は落ち着いているようですから、もうしばらくこのまま様子をみていきたいと思います。」

と、言われました。

 

今回も、「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠7.5mg(3/4錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒2.5g」の処方。

 

薬は出来るだけ増やしたくないし、このまま様子をみるしかないかなぁ・・・。

という気はします。

 

思っていたよりも、本当になかなか良くなりません。

丸2年・・・。

でも、一番酷かった時期を考えると、不安も確認行為も格段に少なくなってはいます。

行きつ戻りつする症状に左右されず、良くなっていく!と、信じるしかありませんね!!