やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

気持ちを切り替えられない

2017年11月26日 | 日記(息子・小6)

勤労感謝の日、息子は、友達と家で遊ぶ約束をしていました。

その友達は中学受験をするらしく、学校が終わってからも毎日5時間くらい塾で勉強をしているのでなかなか遊ぶことが出来ず、23日なら12時から3時半まで遊べるということでした。

 

ばあばからのランチのお誘いも断り、早めに昼食をとらせ、じっと待っていましたが、友達は来ません。

「お昼時やから、1時頃になるんとちゃう?」

と、1時まで待たせて、友達の家に電話をかけさせましたが、留守電になっていました。

さらに1時間待ち、もう一度電話をかけさせましたが、やはり留守電だったようです。

 

「用事が出来たんかなぁ。残念やなぁ・・・。」

私がそう言うと、息子は何も言わずに自分の部屋に入ってしまいました。

 

「うわ~、うわ~!」

泣き顔を見せまいと自分の部屋に入って泣いているのに、泣き声(と言うより叫び声)が大きすぎて家中に響き渡っています。

 

気持ちが切り替えられず、昼から何も手に付かずにいる息子が不憫でもあり、2時半頃、今度は私が電話をかけてみました。

2回目で繋がり、その男の子が出ました。 

「お母さんに『家から出たらあかん』って言われてて・・・、〇〇君に代わってわってもらえますか。」

 

息子に電話を代わると、

「うん、分かった。それじゃあ・・・。」

文句の一つも言うことなく、拍子抜けする程あっさり話を終えました。

 

ところが、友達と遊べないことが分かってからも、息子の調子はよくなりません。

サッカーゲームを始めても、ゲームの設定がこれでよかったのかと不安になり、集中することが出来ずに泣きながらやめてしまいました。

 

「どうしたらいいか分からん。」

不安は募るばかりで、ついには、

「明日学校へ行けるかなぁ・・・。」

と、言い出しました。

 

結局、夜になっても息子の調子は良くならず、不安で自分の部屋では眠れず、その日は寝室にやってきました。

 

「せっかくの休みやのに、残念やったね。」

息子が落ち着くように、ハンドマッサージをしてあげました。

 

都合が悪くなって、遊べなくなってしまう。

連絡がないのはちょっと…、とは思うけれど、子ども同士ではよくある話です。

「遊ばれへんようになったんやな。」

と、気持ちを切り替えられればいいのですが、息子は、仕方のないことと分かっていても心が落ち着かなくなってしまうのです。

うまく気持ちの切り替えが出来たなら、もっと楽に過ごせるのに・・・。

  

その日の交換日記には、

「つかれた・・・何か分からんけど落ち着けへん・・・

どうすればいいのか分からへん・・・

どうしても先の事を考えてしまう・・・」

と、書かれていました。

 

この先のこととは、どれくらい先かというと、「今からやることをやったあと」だそうです。

つまり、今からやることがうまく出来るように思えなくて、自信がなくて不安になるということでしょうか

 

繰り返し繰り返し「だいじょうぶだ」ということを経験するしかありません

うまく出来ないことだって、なんとかなるものだし、そこから学ぶこともあるのです。

 

頭ではなく、心からそう思えるように・・・。 

 


「おもいのたけ」

2017年11月22日 | 読書・読み聞かせ

今週は、小学校で読み聞かせがありました。

 

11月の読み聞かせは、

1年生1組・3組が、

「くんくんふんふん」オスターグレン 晴子・文、 エヴァ エリクソン・絵

「ゆきがふるまえに」かじり みなこ・作

2組が、

「どんぐりとんぽろりん」武鹿 悦子・作、 柿本 幸造・絵

「おもいのたけ」きむら ゆういち・文、田島 征三・絵

 

2年生1組・2組が、

「どんぐりとんぽろりん」武鹿 悦子・作、 柿本 幸造・絵

「どんぐりきょうだい」中川 ひろたか・作、かべや ふよう・絵

3組・4組が、

「くんくんふんふん」オスターグレン 晴子・文、 エヴァ エリクソン・絵

「おもいのたけ」きむら ゆういち・文、田島 征三・絵

 

そして、3・4年生の希望者と、5・6年生の希望者に読み聞かせたのは、どちらも

「しげちゃん」室井 滋・作、長谷川 義文・絵

でした。

 

さて、今回の読み聞かせで私が担当したのは、1年生と2年生の「おもいのたけ」

「オンドロロン オンドロロン」と不思議な音に誘われ、動物達が入り込んだ洞窟には不思議なキノコが生えていて、なんとそのキノコが、「言いたいことを言えないでいる相手の顔」に見えてくるのです。

 

タヌキは、自分のことをのろまだとバカにするキツネに、りすのこは、「おにいちゃんのくせに」と自分を叱ってばかりするお母さんの顔に、サルは言いたいことを言えない仲間の顔に、ブタのおんなのこは、好きで好きで仕方がないイノシシのおとこのこの顔に、それに、キツネは、のろのろしてイライラしてしまうタヌキの顔に・・・。

動物達は洞窟の中で思いっきり叫びながら、「おもいのたけ」をきのこにぶつけるのでした。

 

動物達の思いを浴びたキノコはどんどん膨れ上がって大きくなり、ついにお祭りの日に洞窟を飛び出して、広場に集まっていた動物達に襲いかかります。

そのキノコの怪物の顔は、洞窟で叫んでいた自分の顔! 

洞窟での自分の叫び声を発しながら自分を追いかけてきたかと思うや、シューっと空に昇って花火のように弾けてしまいました。

 

胸に閉じ込めていた思いを吐き出せた動物達は、すっきりした表情で、少しだけ勇気を持てたり、少しだけ優しくなったりして、お祭りは今までで一番楽しいものになりました。

 

思いを言葉にすることの戸惑いや難しさ。

時には相手を傷付けたり、自分も傷付いたりすることがあるかもしれないけど、自分の思いを言葉にしながら、仲良くやっていこうよ!

たとえ、面と向かって相手に伝えられないとしても、言葉にすることで解決への道が拓けるかもしれないよ。

・・・そういうお話でした。

 

8分30秒と少し長めのお話でしたが、子ども達はしっかりと聞いてくれました。

昼休みの短い時間の読み聞かせなので、お話が終わった後、子ども達はすぐに教室に戻らなければなりません。

もっと時間があったら、「こんな本、読んだことある?」とか、「好きなお話、教えて!」などと、子ども達とお話してみたいなぁ。。。

 

 


いい顔してる

2017年11月17日 | 日記(息子・小6)

昨日は、夫と息子、それぞれがいい顔をして家に帰ってきました。

 

夫は、まだ研修で仕事らしい仕事はしていないそうですが、

「いい人ばかりで、良さそうな職場だ。」

と、言っていました。

 

ただ、2か月後は別の倉庫に移動になる予定なので、そこも良い職場であるといいですね。

風呂上がりに体重を量ると、800gも減っていたそうで、こちらも順調みたいです。

 

さて、息子、修学旅行に出発するときはあまりに不安そうで、私も切なくなりながら「行ってらっしゃい!!」と送り出しましたが、帰って来たときは、とてもいい顔をして元気いっぱいでした。

 

木曜日はサッカースクールの日で、すでに5時を過ぎてしまい始まっていましたが、

「遅れても行く!」

と、やる気満々です。

 

ココアを飲んでサッカースクールに行く身支度をしている間に、修学旅行の話・・・

ピレネー以外の全てのジェットコースターに乗ったこと。

ジェットコースターに乗る前に、友達が緊張してトイレに行ったままなかなか帰って来なくて探しに行ったこと。

お昼ご飯は、5月の旅行で入ったお店で「ミートスパゲティ」を食べたこと。

朝の薬がなくなったこと。

荷物の整理を先生や友達に手伝ってもらったこと。

一日目にお土産をいっぱい買ってしまったので、スペイン村でサッカーグッズを見つけのにお金が足りなくて買えなかったこと。

みんなで政治家のポスターをまねてポーズをし、カメラマンさんに写真を撮ってもらったこと。

時間のない中でいっぱい話をしてくれ、思いっきり楽しんできたことが分かりました。

 

春の遠足の時は、家にたどり着くなり熟睡してしまったので、帰って来たらぐったりだろうと思っていたのに、息子は着替えてすぐにサッカースクールへと行ってしまいました。

 

一回のハグもなし。

それはとてもいいことなんだけれど、拍子抜けというか、なんかちょっとさみしい。。。

 

とはいえ、二人のいい顔を見るのは、やっぱり嬉しいですね。


行ってらっしゃい!!2

2017年11月16日 | 日記

今日、夫は採用された会社の入社式で、久々に朝の6時45分に家を出ました。

小さな会社ですが、夫一人のためにきちんと入社式をしてくださるそうで、着慣れないスーツを着ての出勤です。

 

夫は前の会社を8月に退職しましたが、有休消化のために7月半ばから休みに入り、それから約4ヶ月間。

その間、毎日のお昼ご飯がず~っと私の中で気になっていました。

私一人だと、「ご飯に納豆」とか「トーストにコーヒー、ヨーグルト」で充分ですが、そういうわけにもいきませんし、献立を考えて作って、何よりお昼前後には家にいなければなりません。

 

それも、昨日で終了。

今日は、久しぶりにお弁当を作って夫に持たせました。

 

「行ってらっしゃい!!」

 

また倉庫の仕事で体を使うので、4か月の間に12kg増えた体重も少しずつ元に戻っていくでしょう。

頑張ってね~!

 

実は今、私はテレビドラマの「陸王」にはまっています。

主人の勤める会社が「こはぜ屋」さんのように、何より人間関係に恵まれ、やりがいを持って仕事に励むことが出来ますように。。。

 


行ってらっしゃい!!

2017年11月15日 | 日記(息子・小6)

今朝、息子は修学旅行で伊勢志摩へと出発しました。

 

早朝からサッカー日本代表強化試合のベルギー戦があって、どうしても生で試合を観るんだと、息子は4時半に起きてきました。

私も同じ時間に起きて、朝食を作った後、旅行の準備は昨日に終わっているにもかかわらず、着せていく服や持って行かせる服をどうしようかと、出発の時間ぎりぎりまで迷っていました。

 

今日の夕方から気温が下がり、この土日は年末年始並みの冷え込みになるのだとか。

明日の朝一番から昼過ぎまではスペイン村(パルケ・エスパーニャ)で過ごすことになっていて、息子が気温に合わせて上着を着たり脱いだりするとは思えず、出発前に「これを着てね。」と指定しておく必要がありました。

 

とはいえ、実際の体感温度までは分からないので、

「寒かったら、上着をこれに変えるんやで。」

と、ダウンジャケットを余分に一枚持たせるしかありません。

 

持ち物の準備は昨日息子と一緒にしましたが、「おふろセット」「2日目の着替え」「2日目寒かった場合の上着」など、それぞれの袋にラベルを貼っておきました。

 

サッカーの試合が終わって、5分後に出発です。

 

「明日、必ずまた会えるよなぁ。」

心配そうに言う息子。

「当ったり前やん! 

会われへんかったら、大変やで。」

 

ハグしてハイタッチを繰り返す息子を送り出します。

 

「さぁ、7時集合やろ。

楽しんどいでや~!

行ってらっしゃい!!」

 

曲がり角に消える息子を見送り、後は、息子と友達、先生方に任せるしかありません。

 

だいじょうぶ! 

何かあっても、何とかなる!!

きっと楽しんで帰ってくるはずです。


自分だけじゃない!

2017年11月11日 | ソーシャルスキルトレーニングとその他支援

8日に行われた市のソーシャルスキル・トレーニングは、「大縄跳び」「気持ちサイコロトーク」「ロールプレイング」「へびにょろ陣取りゲーム」でした。

 

この日の「ロールプレイング」は、うまく出来ないときの伝え方です。

まず、先生方がロールプレイングを行います。

 

図工の時間の工作で、台紙にこよりをくっつけようとしているのですが破れてしまいました。

ていねいに気を付けているのに、なかなかうまくいきません。

困ったAさんは、

1、「なんや! こんなもん、もうやめや!」と叫び、周りの友達はびっくりしてしまいました。

2、じっとして固まってしまい、友達が声をかけても返事もしません。

 

4年生から6年生の6人でトレーニングを受けているのですが、

「こういう状況になったことがある人?」

と聞かれ、5人が手をあげ、

中でも息子は、「しょっちゅうある。」と、答えたそうです。

 

「Aさんの気持ちを考えてみよう」との問いには、

「自分だけ作品が完成出来へんように思えて、イライラしてしまう。」

と、息子は答えたそうで、他にも

「うまく出来ないことをバカにされて、悲しい。」

「どうやったらいいか分からない。」

などの意見が出ました。

 

「では、こんな時はどうしたらいい?」との問いに、

息子は、

「先生にやり方を聞く。」

と、答えました。

「友達に教えてもらう。」

と、答えた子。

「僕は出来る!僕は出来る!って、言う。」

と、答えた子。

そして、

「頑張るしかない。」

と、答えた子。

 

2年ぐらい前までの息子なら、恐らく、「頑張るしかない。」と、答えていたかもしれません。

中学年の頃、手伝おうとしてくれた友達をひっかいてしまったことがあります。

自分で出来ないことは格好悪い、そう思っていたからだと思います。

 

頑張ることはもちろん大切ですが、出来ない・分からないことを伝えてアドバイスをもらうことは、重要なスキルです。

トレーニングのお陰か担任の先生のお陰か、5年生になった頃からは、困ったときに先生に聞くことが出来るようになりました。

 

子ども達は交代でロールプレイングをしながら、

一生懸命頑張っているけどうまくいかないことはある。

先生や友達にアドバイスをもらったり、手伝ってもらうことは、悪いことではない。

一番大切なのは、自分の気持ちをきちんと伝えること。

そう確認し合いました。

 

このソーシャルスキル・トレーニングを境に、息子の表情が少し柔らかくなったように思います。

トレーニングの前にも、通級や担任の先生に温かい言葉をかけていただいたのかもしれません。

 

けれど、トレーニングで、うまく出来なくて悔しく悲しい気持ちを言葉に出してみんなで共有し、うまくいく方法を再確認出来たことや、「自分だけじゃないんだ」と思えたことは、息子にとって大きかったんじゃないかな、と思います。

 

一足飛びには乗り越えられない、それどころか、繰り返し繰り返しこれでもかという程、悩んで心を鍛えていくしかないのかもしれません。

ただでさえ、傷付きやすい心をしているのに・・・。

 

息子が大人になるまでは、一緒に前を向きつつ悩んでいこうと思います。

 


色々積み重なって・・・

2017年11月10日 | 日記(息子・小6)

運動会が終わってからずっと調子が良くない息子。

 

先日、子育て支援センターでプレイセラピーがあり、先生(4月から女性の先生が担当してくださっています)から、

「不安の原因を考えてもし分かったとしても、どうすることも出来ないこともあるから、無理して探さなくていいよ。

それより、楽しいことやリラックスする方法を考えよう。」

と、言われたそうです。

 

けれど、リラックスできない息子は、いつも夕食を食べ終えたぐらいから調子が悪くなってしまい、翌朝学校に行くまでが本当にしんどそうで、見ていて辛くなります。

 

「図工は、今、何作ってるの?」

「委員会って、どんな仕事するの?」

「お笑いの打ち合わせはいつするの?」

「ナップサック出来た~?」

 

そんなことを、息子がハグしに来た時に、少しずつ聞いていくと、息子の答から思うことがありました。

一つずつは、本当に些細なことなのです。

 

「版画をするんやけど、俺だけまだ下書きが出来てない。」

「お楽しみ朝会でやること考えて、修学旅行の翌日までに企画書を出さなあかんねん。」

「お笑いの打ち合わせは、中休みにしようと思ってる。」

「ナップサックな、失敗して下に重ねて縫ってって、だいぶん解かんなあかんねん。

修学旅行まで間に合うかな~。」

(家庭科で作ったナップサックを背負って、修学旅行に行くそうです。)

 

しなければならないことが積み重なって、しかも、自分だけうまく出来ていないことがあって、それが息子を落ち着かなくさせているようです。

 

水曜日の朝、それはそれはしんどそうな顔をして、息子が言いました。

 

「1時間目終わった休み時間に版画の下書き仕上げて、中休みはお笑いの打ち合わせをして、3時間目終わった休み時間だけ休憩して、昼休みは委員会の打ち合わせするわ。

出来るかなぁ、だいじょうぶかなぁ・・・。」

 

「あれもこれも考えたらしんどいから、今せんなあかん目の前のことだけ考えて一生懸命やった方がいいで。

出来へんことは、先生に相談したら、出来る方法を一緒に考えてくれるから。

それに、休み時間はゆっくりして、気分を切り替えることも大事やで。」

 

息子を送り出した後、息子がすでにいっぱいいっぱいになってる様子なので、先生にフォローをお願いしようと思っていたところ、通級の先生からお電話がありました。

その日は、放課後に市のソーシャルスキルトレーニングが行われることになっていて、その確認でした。

 

通級の先生から息子の様子を尋ねられ、すごく調子が悪いことを伝えました。

息子からちょくちょく聞いた話から、しなければならないことが積み重なっていっぱいいっぱいになってしまっていること。

修学旅行の班分け後に学校で調子が悪くなったことや、家ではカーペットが真っ直ぐかどうかとか、イスの角度が気になり出していること。

そして、今朝、聞いた話など。。。

 

通級の先生は、

「パンパンで、爆発寸前ですね。

担任と相談して、フォローできるところはフォローさせていただきます。

ナップサックは、また、通級で見させてもらってもいいかなと思います。

今日は、ソーシャルで〇〇君とも話す時機会があるので、話を聞いてみますね。」

 

息子が学校へ登校してからは、私に出来ることなんて限られています。

先生にフォローをお願いするしかありません。

 

「もうすぐ修学旅行なんで、学校ではいつも普通に友達とも楽しそうにしているとは聞いていますが、2日間もだいじょうぶなのかな、と、不安に思っているのですけど・・・。」

 

「連絡ファイルにも書いてくださってましたね。

だいじょうぶですよ。

帰って来た時は、疲れて、がくってなってしまうかもしれませんが、行ったら向こうで何とかなるし、結構楽しんでくると思いますよ!」

 

少し、心が軽くなりました。

学校や修学旅行先のことは先生にお任せして、私は、無事に送り出すことを考えようと思いました。

 


ルヴァンカップ優勝!

2017年11月04日 | 日記

今日は、Jリーグのルヴァンカップ決勝戦がありました。

息子達の応援しているセレッソ大阪と川崎フロンターレとの一戦。

セレッソ大阪の初タイトルがかかった大事な大事な試合でしたが、埼玉スタジアムまで応援に行くわけにもいかず、家族そろってテレビで観戦していました。

別居のばあばも、テレビの前で応援していたはずです。

 

13時5分キックオフ。

試合が始まり1分と経たないうちに、早くも杉本健勇選手が相手のミスしたボールを奪ってそのままゴ~ル!

幸先がいいスタートだと思いきや、試合は終始川崎フロンターレに押される展開でした。

 

川崎ホームのリーグ戦では5-1と大敗しているだけに、ドキドキドキドキしながら試合を見守っていました。

けれど、何度攻め込まれても跳ね返し、凌いで凌いで、後半アディショナルタイム2分にソウザ選手のダメ押しの1点!

そのゴールの瞬間には、息子も夫も、そして私までもが大声をあげて喜んでいました。

 

2-0、セレッソ大阪初優勝

24年目にして初めてタイトルを手にした瞬間は、息子もそうですが、息子の何倍も長い時間を応援し続けてきた夫にとっては、感無量! 格別の思いではないでしょうか。

 

私のように息子の笑顔が見たい理由でセレッソ大阪を応援している人間であっても、こんなに嬉しい気持ちでいっぱいなのに、二人にとってはどれほどのハッピーなのでしょうね。

 

明日は、ばあばとランチを食べに行く予定になっています。

ばあばは息子と話がしたくて、一生懸命試合を観てくれていたはずです。

なので、きっと今日の試合の話で盛り上がることでしょう。

  


カウンセリング治療始まる

2017年11月02日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

10月30日、メンタルクリニックで息子のカウンセリング治療が始まりました。

心理の先生は、優しそうな女の方でした。

まず、最初に私との面談が20分程あり、その後、息子のカウンセリングが始まりました。

息子が心理室から出てきたのは、30分後ぐらいだったと思います。

 

まず、私との面談の時に、

「お母さんが、今一番心配に思っていることはなんですか?」

と聞かれたので、次のようなことをお話しました。

 

・もう2年半ぐらい薬を飲み続けているのに、息子の不安がなくならないこと。

・最近は、ますますハグをしにくる回数が増え、その上「ゆらゆらして!」と、退行症状まで出ていること。

・一番は、「ハグの回数は減らしていくように」と先生に言われているのに、何度もハグしにくる息子をどんな風に受け止めてあげればいいのか分からないこと。

 

心理の先生は、

「ハグの回数を減らしていくために、一回のハグを充実させてあげてください。

不安でたまらなくて、ハグによって心のバランスを保とうとしているのだと思います。

しっかり受け止めてあげてください。

そうすることが不安をなくし、ハグの回数を減らしていくことに繋がります。」

と。

 

それを聞いて、なんだかほっとしました。

不安解消がず~っとハグのままというわけにはいきませんが、今は、回数を減らすために、息子のハグをしっかり受け止めてあげればいいのです。

 

ぎゅ~っ!って、思いっきり受け止めてあげよう。

「もう小学6年生やのに・・・。」と、躊躇する素振りを見せなくていいのです。

私の迷いが、〇〇のハグの回数を増やしていたのかもしれません。

 

心理の先生は、

「息子さんの中で何だか分からずもやもやしている不安を、カウンセリングによって少しずつ解きほぐしていきたいと思います。」

と、言われました。

 

月に一回、月曜日のカウンセリング。

まだまだ時間がかかりそうですが、一歩前進です。

 

息子のカウンセリングの後、いつもの先生の診察がありました。

先生に調子を聞かれ、息子は、

「あんまり良くなくて、学校に遅れて行ったり、授業の途中で通級教室に行って休むことがある。」

と、答えていました。

 

「原因は何か思い当たりますか?」

と、先生に聞かれ、

「学校の係の仕事を、休みの日とかにしようって友達に誘われ、『しんどいから無理』って断っても聞いてくれないこと・・・。」

と。

 

「それは、本当にしんどいね。」

と、言われ、

「でも、担任の先生が、『疲れてたり、用事があったり、人それぞれやから、無理して誘わないように。』って、クラス全員に話してくれたから、もうだいじょうぶやと思う。」

と、言っていました。

 

例の「笑い係」のネタ作りのことです。

家でワイワイ遊びながら楽しく作りたいという友達の気持ちも分かるのですが、息子は疲れやすい上に、何かをしながら他のことをするということが難しく、どこから遊びでどこからネタの話なのか瞬時に理解することは大変だと思います。

なので、担任の先生に、

「学校の係のことですし、出来れば学校の中で作るようにしていただけないでしょうか。」

と、お願いしました。

担任の先生は、すぐに動いてくださったようです。

 

とりあえず、今回も、「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠7.5mg(3/4錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)」それプラス、最近また飲むことが多くなった「携帯用のリスパダール内服液」を処方してもらいました。

 

次のカウンセリングは1か月後で、その間に修学旅行があります。

無事に参加し、楽しんで帰ってくること。

それが、今一番の願いです。