令和6年度全国高等学校定時制通信制体育大会第34回サッカー大会!
今年も、息子達の学校が大阪代表として参加することになりました。
8月2日から、静岡県清水市へ。
息子の場合、大会に参加する前から不安が強かったので、長い期間、私も少なからず緊張していたのか、無事に帰宅後は、ほっとして疲れが出てしまい、親子共々しばらく動けずにいました。
やっとブログに記録する気力が戻ってきました!
息子達のチームは、大会前の練習でケガ人が出るなどして、11人ぎりぎりで参加することになりました。
息子も、フル出場を覚悟して、毎日、少しでも走る、リフティングをするなど、無理しない程度に暑さに慣らす練習をしていました。
本当に暑くて暑くて、身の危険を感じる程の暑さの中での大会でした。
新大阪駅の待ち合わせ場所までは息子と一緒に、その後、私は別の新幹線(こだま)でゆっくり静岡に向かいました。
開会式の最寄り駅である清水駅を出た所で、息子が一人佇んでスマホを見ていました。
自由時間なので、みんなはどこかへ行ってしまったと・・・。
集合時間までまだ30分以上もあったし、とにかく外は暑いので、カフェで一緒にお茶することにしました。
「喋りかけられたら、うんとかそうとか一言ぐらいは返事するけど、あとは何喋っていいか分からへんから、みんなとおるのがしんどい。」
と、息子。
「一人が気楽やったら、それでいいやん。
そういう人も多いよ。」
と、私。
今回、息子達は、静岡ナショナルトレーニングセンターで試合をするグループに入ったので、宿泊も清水駅すぐ近くのホテルになり、私も開会式の日と3日目は同じホテルに泊まることができました。
息子は一人部屋でしたが、私から息子の部屋に行くことはありません。
息子が不安なときに、私の部屋に来るという感じです。
顔を見るだけで安心するのか、ちょくちょく私の部屋に来ていましたが、食事やミーティングなど集団行動の時間はみんなと過ごしていました。
翌日、一回戦は9時半キックオフなので、息子達は7時半にホテルを出発しました。
私は、8時半頃、車で来た主人と合流して、静岡ナショナルトレーニングセンターに向かいました。
試合は、飲水タイムありの30分ハーフで60分。
アスリートの尊厳を守るためとかで、この大会は撮影許可が下りていないらしく、「写真も動画も撮影禁止です」と、何度も大会スタッフさんに念を押されました。
息子の雄姿を写真に残しておきたいという気持ちはありましたが、集中して試合を観ることができ、これはこれで良かったのかもしれません。
日陰がなくて、日傘をさして観戦していても暑いのに、選手は激しいプレーをしているのです。
前半で相手チームの選手の一人が熱中症で倒れ、首や脇などを氷で冷やされながら、救護室に運ばれて行きました。
後半が始まり、終盤にもなると、息子は苦しそうで全然走れていませんでしたが、それでも最後まで戦おうとしていました。
1-0で勝利した後、ピッチから引き上げると、一気に息子の具合が悪くなってしまいました。
横になったまま起き上がることができず、息が苦しそうで、氷をいただいて、息子の首や脇、足の付け根などを冷やしました。
息子は、少しパニックになっていましたが、しっかり意識はあり、しばらく日陰で休むとだんだん落ち着いてきました。
ただ、これから宿舎に帰って昼食をとるなど、みんなと同じペースで行動するのは無理だと判断し、親子で過ごすことにしました。
息子のペースで行動するようにし、落ち着いてからスーパー銭湯に行って汗を流し、昼食を食べて、仮眠部屋で休むことにしました。
そんなに時間が経たないうちに、息子が、
「もうだいじょうぶやから、ホテルへ戻る!」
と、言い出しました。
「ママ達は別のホテルやで。
今日は一緒に泊まって、明日の朝のミーティング前にホテルに戻ってきてもいいって、先生に言われてるで!」
と、言いましたが、
「疲れて、すぐ寝れると思うからだいじょうぶ!」
と、息子。
息子がしっかりとした顔つきをしていたので、これはだいじょうぶだなと思い、息子をホテルまで送っていきました。