やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

癒されているようです

2023年02月25日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

今日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうですか?」

と、先生に聞かれ、

「一日10分走るようにしているけど、それ以外は、猫がいるから、猫と一緒にゆっくりしてしまって何も出来へん感じです。」

というようなことを、息子は言っていました。

 

「癒されますか?」

 

「はい。」

 

「猫って、懐くのに序列とかあるんですかね?」

 

息子が何も答えないので、

「やっぱり、ご飯をあげる人が一番みたいです。

でも、懐っこい猫で、息子にもよく懐いていて、膝の上に乗ったりしています。」

と、私が言いました。

 

「どんな猫? 何色ですか?」

 

「黒白。」

と、息子。

 

「かわいいんでしょうね。」

 

「はい!」

 

猫の話が終わったようなので、

「学校が長期休みに入ったので、電車とか乗らないのですが、それでも、『誰かが見てくる』とか『威圧してくる』みたいなことを一日に何度も言ってるのですが・・・。」

 

「リスパダールを増やしますか?」

 

「液状の即効性のあるリスパダールをもらってますが、外出しているわけじゃないからか、飲まないんです。」

と、私が言うと、

「リスパダールを飲む感じではないから。」

と、息子は言いました。

 

「もしかして、言うのが癖になってる?」

と、思わず私。

 

「被害関係念慮なら、リスパダールを飲めばましになると思いますよ。」

と、先生。

「調子が悪いときに飲んでみて、それで良くなるか、そうじゃないか試してみてください。」

 

次の診察は4週間後で、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、」を処方されました。

 

息子が言う「猫と一緒にゆっくりしてしまって何も出来へん感じ」って、よく分かります。

我愛羅が膝に乗ってきて、なでなでしていたら一時間ぐらいあっという間に過ぎてしまいます。

 

その我愛羅、右目だけなんだか目やにがすごくて、我愛羅の預かりボランティアさんに相談したら風邪のひきはじめらしいのですが、息子があんまり心配するので、動物病院に連れて行きました。

 

可能性としては、風邪かアレルギーか、犬歯が折れているのでそこからばい菌に感染してしまって、折れてる側の目からだけ目やにが出るか…ということでした。

 

とりあえず、抗生物質を飲ませて様子見です。

 

猫エイズで免疫が少なく抵抗力がないため、元気な猫ちゃんには何でもないことで重症化してしまう可能性があると聞いていたため、早めの受診に越したことはありません。

 

幸い、我が家から動物病院まで徒歩3分。

往診もしてくださるそうです!

 

 


うちの子になりました!

2023年02月14日 | 猫の話

保護猫譲渡までの2週間のトライアル期間が終わり、11日、我愛羅の正式譲渡の契約を結びました。

 

譲渡に関する一部負担金(保育費、駆虫、去勢、ワクチン、検査等)があり、寄付扱いとなって、他の保護猫ちゃんのために使われるそうです。

譲渡金27000円は、息子が貯めていたお年玉から支払いました。

 

我愛羅は、うちに来て数日は怖がってケージから出られなくて、夜泣きをしたり、ご飯の食べる量が少なかったり、目の上や鼻の横をかきむしって剥げてしまったり・・・。

 

心配事がある都度、預かりボランティアさんにLINEで相談にのってもらいながらの2週間。

 

息子が話しかけるたび、怖がってケージに駆け込んでいた我愛羅も、今では息子の膝の上でゴロゴロゴロ・・・。

 

 

足元にまとわりついたり、抱っこをせがんだり、本当に人懐っこい猫です。

 

野良猫になる前は、飼い主さんにどれ程かわいがられて生きてきたのでしょう・・・。

 

どうして、野良猫になったのかな?

飼い主さんが亡くなられたのかな?

引っ越しで置いて行かれたのかな?

いやいや、お家から脱走して帰れなくなってしまったのかも・・・。

 

この日、一年間我愛羅をお世話してくださった預かりボランティアさんが我愛羅の名前を呼んでも、我愛羅はこたつの中に隠れたまま、出てきませんでした。

いや、一瞬、出てきたと思ったら、ピューッと階段を駆け上がって逃げてしまいました。

 

「寂しいなぁ・・・。

寂しいけど、すっかりこの家の子になったってことですね。

最後に写真撮りたかったけど・・・。」

 

我愛羅の命を繋いでご縁をくださったボランティアさん方々には、ただただ感謝です!

 

LINEで我愛羅の写真を送りました。

 

 

 

 

 


保護猫譲渡前のトライアル開始

2023年02月01日 | 猫の話

1月28日、我が家に保護猫ちゃんがやってきました。

 

譲渡前のトライアル開始です。

息子に猫アレルギーがあるので、通常一週間のトライアル期間が二週間になりました。

 

保護猫ちゃんの名前は「我愛羅(があら)」君。

預かりボランティアさんのお孫さんが名付け親だそうです。

 

ちょうど1年ぐらい前に餌やりボランティアさんのところにご飯を食べにきていた猫ですが、ケガをしているため保護したそうです。

右上の犬歯も折れて歯髄が露出し、さらに猫エイズキャリアだということも分かって、外の世界では長くは生きられません。

人懐っこい猫で、元は恐らく飼い猫だったのだろうということでした。

 

保護当時5~7歳と診断されたので、今は6~8歳ぐらいになるのでしょうか。

 

 

 

実家で17年飼っていた愛猫のジャスティが亡くなってからは、「ジャスティ以外の猫なんて…。」と、思っていましたが、息子が「保護猫を飼いたい。」と言い出したのなら、話は別です。

 

闘病や別れは辛かったけど、ジャスティから楽しかった思い出やあったかい気持ちをたくさんもらいました。

何より今でもジャスティは私の心に存在するので、そんな大切な経験を息子にもしてほしいと思いました。

 

保護猫の里親探しのサイトを回って、大阪南部で保護猫活動をされている団体さんにたどり着きました。

子猫を譲渡してもらうつもりで面会に行きましたが、息子は別の部屋で一匹だけで保護されていた我愛羅君を迎えることを望みました。

 

運命の出会いなのかもしれません。

 

息子のお陰で、保護猫のこと、猫エイズのことを知りました。

 

出来るだけストレスのない環境をと思い、2段式のケージを用意しました。

猫って、自分の好きな場所で好きなことをしているものだと思っていましたが、保護猫ちゃんは人との関りにストレスを感じる場合があるので、自分だけの居場所を作ってあげることが大事なのだそうです。

 

今は、ケージの扉は、私が出かけるときと寝るときだけ閉めています。

それ以外は開けっ放しにしていますが、我愛羅君はずっとケージの中にいて、たま~にしか出てきてくれません。

出たと思ったら、何かに怯えてすぐケージに戻ってしまいます。

 

我が家が我愛羅君の安心できる場所になるまで、まだまだ時間がかかりそうです。

 

ちょっと寂しいけど、こんな寝顔を見られるだけでも幸せ

 

 

我愛羅君のペースで「うちの猫」になってくれたらいいからね!