やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

地域猫ちゃん

2025年01月09日 | 猫の話

昨年から、左耳をカットした地域猫ちゃんが我が家にやって来るようになりました。

 

 

この猫ちゃんが来ると、相変わらず我愛羅はにゃんにゃん鳴きますが、まるちゃんのときほど激しくはなく、今のところおしっこをすることもありません。

この子が、女の子だからでしょうか。

 

ただ、年末から我愛羅が体調を崩し、体重が400gも減っていたので、ストレスになっている可能性はあって、猫ちゃんが我愛羅と同じエイズキャリアでも家族に迎えることは無理そうです。

 

 

寒さの厳しい季節、無事に生き延びてと願わずにはいられません。

 

カバーをかけた自転車と自転車の間に、大きめのキャリーバックを段ボールとプチプチ梱包材でくるんで、中に毛布とカイロを入れて寒さをしのぐ所を作ってみたのですが、1ヶ月経っても猫ちゃんが中に入った様子はありません。

 

避妊手術をされたときの怖い記憶が残っているのでしょうか。

 

せめて、猫ちゃんが顔を見せてくれたときには、栄養たっぷりのご飯を食べてもらうことにしています。

 

うちの市では、地域猫活動をするための資金を集めるためにふるさと納税のクラウドファンディングを行っています。

 

10月末から3ヶ月間で、目標額は300万円

全て地域猫活動に使われるため、返礼品はありません。

私も少しだけ参加させていただきましたが、現在270万円ぐらい集まっているそうです。

 

市の税金を地域猫活動に使うのは賛否両論があるのでしょう。

市政の行うべきことはたくさんあって、税金には限りがあります。

その中で、地域猫活動のためにと寄付されたお金で、捕獲器の購入や不妊・去勢手術をするための補助金、飼い主のいない猫の命と住民の生活環境を守る取り組みを行うとのことです。

 

猫は生後6か月ごろから妊娠可能で、一度妊娠すると2か月ぐらいで4~8匹の赤ちゃんが生まれます。

また、猫は交尾排卵動物なので、交尾するとほぼ確実に妊娠するのだそうです。

だから、野良猫を何もせずに放置していると、「1匹のメス猫が3年後には2000匹以上にも増える」と、環境省の試算で出ているそうです。

 

過酷な環境で生きる野良猫の寿命は5~6年。

市内で1年間に200匹以上の猫が交通事故等で道路で亡くなっていることが確認されているそうで、見えないところではそれ以上の命が失われていることでしょう。

 

誰もが少しでも生きやすい世の中になりますように・・・。

 

 


ストルバイト結晶が消える

2024年08月31日 | 猫の話

春先に「マンソン裂頭条虫」を吐き出した我愛羅は、動物病院で駆除してもらい、そのとき、おしっこに「ストルバイト結晶」が混じっていることが分かりました。

 

それから、「ロイヤルカナンのユリナリーS/O」という療法食を与えることになり、定期的におしっこの検査をしてきましたが、ようやく今回の検査で結晶がなくなり、尿phも6.0になって、完全にリセットできました。

 

このまま今の療法食を続けると肥満気味になる可能性があるそうで、我愛羅もとっくにシニア猫であるため、「ユリナリーS/Oエイジング」という療法食を勧められました。

しかし、そのエイジングの療法食は、初めの試食の時にあまり食いつきが良くなかった上に、楽天などの通販でまとめ買いが出来ないため、お値段がとても高いのです。

 

とりあえず、今の療法食を食べさせながら、3ヶ月後に血液検査をして、どうするか考えることにしました。

 

実は、「尿路に配慮している」と説明書きのある一般のシニアフードに変えたらどうなのかなと思って、我愛羅に与えてみましたが、今の療法食の方がおいしいのか、あまり食べてくれません。

色々試してみたら、我愛羅のお気に入りが見つかるでしょうか?

 

実際のところ、我愛羅の実年齢も分からないので、尿検査、血液検査の結果を見ながら体調管理をしていこうと思います。

 

 

 

台風のため、よしずをたたんでいるので、我愛羅的にはお外が見やすくていいようです!

 

 

 


まるちゃん、家族に巡り合う

2024年04月17日 | 猫の話

去年の7月に入ったぐらい、うちの庭(駐車場)に野良猫ちゃんが来るようになりました。

 

息子が、お小遣いで、去勢手術をしたりワクチン接種や害虫の駆除等、出来ることはみんなしてあげたいというので、我愛羅を譲ってくださった猫保護団体さんに相談し、捕獲器を借りて捕獲することにしました。

 

尾っぽがうさぎのようにまんまるなので「まるちゃん」と呼び、ご飯をあげ、かれこれ4ヶ月ぐらい、まるちゃんとの日々を過ごしました。

 

結局、まるちゃんは捕獲器で捕まえることができず、11月3日、私が直接手で捕まえてキャリーバッグに入れ、猫保護団体さんに託しました。

手術後もシェルターで保護して、里親を探していただくことになりました。

 

我愛羅と一緒にうちで飼うことも考えたのですが、窓越しにまるちゃんに向かって犬のようにアオンアオンと吠えながら、おしっこをジャ~ッとする様子を見て、我愛羅のストレスになることはやめようと思いました。

 

結果的にそれが良かったのです。

我愛羅はエイズキャリアで、まるちゃんはノンキャリア。

 

あれから4ケ月あまり経って、この13日にまるちゃんは優しい里親さんに正式譲渡されました。

先住猫さんと仲良くなれるようトライアル期間1ヶ月を経て、今では先住猫さんと追いかけっこをしたり、楽しく過ごしているそうです。

 

まるちゃんが里親さん宅にトライアルに向かう前日、家族3人でまるちゃんに会いに行きました。

 

私たちのこと、覚えてる?

 

 

 

おめでとう! まるちゃん・・・。

 

ご家族に愛され、我愛羅に負けないくらい幸せになって、元気で長生きするんだよ。

 

 


我愛羅、食事療法を始める

2024年03月30日 | 猫の話

マンソン裂頭条虫を吐き出して、病院に通うことになった我愛羅。

 

1週間ほどですっかり元気になりましたが、尿検査の結果、ストルバイト結晶が見られ、尿phが8.0だということでした。

尿phの最適値は6.0~6.5ぐらいだそうで、アルカリ性に傾いているということでした。

 

我愛羅には、ピュリナワンの健康マルチケア7歳以上にカルカンパウチのマグロやチキンをトッピングして与え、おやつに乾しかまやチュール、蒸しカツオや蒸しささみ等を一日2~3個与えるようにしていました。

 

ph値を正常に戻し、ストルバイト結晶が形成されにくくするために、食事療法を勧められました。

いくつか試食品をいただき、試した結果、カリカリもウェットも「ロイヤルカナンのユリナリーS/O」という療法食に変更することになりました。

 

おやつを食べさせてもいいのか先生に聞くと、

「様子を見ながらになりますが、尿路に配慮したものをあげるようにしてください。」

と、言われました。

 

楽天でまとめ買いしたこれまでのフードは、我愛羅を譲ってくださった猫保護ボランティアさんに使っていただくことにしました。

 

ボランティアさんの猫ちゃんも同じ症状で療法食を食べるようになった子がいるけれど、完治して、今は市販のフードに戻っているそうです。

「我愛羅も、早期発見なので、良くなる可能性が高い。」

と、言ってくださいました。

 

マンソン裂頭条虫のおかげで、早期発見できて良かった!

と、思うことにしましょう。

 

でも、食事療法食というだけあって、お値段が高いなぁ・・・

 

 

 

 


我愛羅にマンソン裂頭条虫!?

2024年03月20日 | 猫の話

風邪気味なのか、少し食欲が落ちてきて、調子が悪そうな我愛羅。

 

 

病院に連れて行った方がいいかなと迷っていたところ、我愛羅がいきなり何かを吐き出しました!

 

ゴムのような、紐のような何か!

 

息子に、

「何これ~?」

と、見せると、

「カニカマちゃうん?」

と・・・。

 

丸飲みしてしまった異常に長い「乾しカマ」が消化されずに吐き出されたのでしょうか?

 

平たく細長いテープのようなそれは、びろ~んと広げると5~60cmぐらいありそうです。

 

嫌な予感がして、すぐさま我愛羅を動物病院に連れて行きました。

 

それは、「マンソン裂頭条虫」という我愛羅の小腸に寄生した虫だったのです!

 

マンソン裂頭条虫を保有したカエルやヘビを食べたことが原因だろうというけれど、我愛羅が脱走して外に出たのは、去年の10月の5時間ぐらいだけ。

 

その間に、カエルやヘビを食べちゃったの~

 

カエルやヘビはマンソン裂頭条虫の第二中間宿主で、第一中間宿主であるケンミジンコというプランクトンが浮遊している水を飲んでも感染するそうです。

 

きっと水だろうと思ったけど、どちらにしろ、寄生虫を駆除する注射をすると1週間ぐらいで駆除されるそうです。

 

この日の我愛羅の体重は5.1kgと、ほぼ変動なしの体重でした。

食欲が落ちたり調子が悪いのは、寄生虫のせいではなく、他の感染症や病気の可能性があるということでした。

 

そのため、検便と検尿をすることになり、きちんと駆除できたか確認するために1週間過ぎてから動物病院にうんちとおしっこを持って行くことになりました。

 

 

 


まるちゃんロス

2023年11月26日 | 猫の話

もう三週間くらい前の話になります。

 

11月3日、ついに野良猫のまるちゃんを捕獲し、猫の保護団体さんに手術、里親探しを託すことになりました。

 

(9月頃のまるちゃん)

 

捕獲器を設置するとまるちゃんが警戒してうちに来なくなるので設置せず、手術日の2日前、いつものようにまるちゃんがご飯を食べた後に直接手で捕まえ、キャリーバッグに入れました。

 

キャリーバッグに入れられたまるちゃんは、びっくりして、しばらく暴れまわりましたが、やがて、にゃ~にゃ~と鳴くだけになりました。

 

「ごめんね~、怖かったよね~。」

私は布製のキャリーバッグを外側から撫でながら、主人の運転で、息子も一緒に家族3人で猫保護団体さんのシェルターに向かいました。

 

まるちゃんがもし猫エイズのキャリアなら、我愛羅と一緒にうちで飼うことも考えていましたが、我愛羅はそれを許さないようです。

窓越しにまるちゃんに向かって犬のようにアオンアオンと吠えながら、おしっこをジャ~ッとする様子を見て、我愛羅のストレスになることはやめようと思いました。

 

手術後にリターンされた後、もし、まるちゃんがご飯を食べにうちにやって来ても食べさせてあげることは出来なくて、それは辛いな~と思っていました。

 

5日、まるちゃんは去勢手術を受けました。

同時に、ワクチンや害虫駆除など、まるちゃんにしてあげられることは全てお願いしました。

 

幸いにも、猫エイズも白血病も検査は陰性で、検便もきれいだったということでした。

とても人懐こい子なので、リターンせずに保護して里親を探していただけることになりました。

 

病院代の16300円は息子が、養育費の一部として30000円は私が出すことにしました。

 

(10月頃のまるちゃん)

 

出会った頃から体の模様も変わってきて、愛らしかったまるちゃんは立派な大人猫になった気がします。

 

もう、うちに来てくれることはないけど、この数ヶ月のまるちゃんとの日々は忘れないよ。

 

あれから、ふと、まるちゃんのことを思い出して寂しくなることがあります。

 

元気で幸せにね!

いつか優しい里親さんに巡り会えますように・・・。

 

 


我愛羅、脱走する!

2023年11月16日 | 猫の話

少し前に遡って、10月22日、日曜日の朝10時頃のことでした。

 

空き缶を裏のダストボックスに入れようと、勝手口を開けた瞬間、猫ベッドで寝ていたはずの我愛羅がピュッと外に飛び出してしまいました。

 

「我愛羅~!」

と、私も慌てて飛び出すも、我愛羅はものすごい速さでご近所を走り抜け、遠くに消えてしまいました。

 

我愛羅を譲り受けたときに、脱走には気を付けるよう言われ、玄関を開けるときは必ず内にある扉を閉めてからにするよう気を付けていました。

勝手口を開けるのは月に3回ぐらいですが、必ず我愛羅が眠っているのを確認してから行っていました。

 

今までそれで事なきを得ていたのですが、起きていたのですね、我愛羅・・・。

 

我愛羅を譲ってくださったボランティアさんに連絡すると、インフルエンザに罹患されていて、それでも、誰か他のボランティアさんに来ていただけるよう連絡してくださるとのことでした。

 

玄関や勝手口、掃き出しの窓を開け放しにして、ご飯やチュール、かにかま等我愛羅の好きなものを置いておきました。

さらに、自分の家が分かるようにと、庭に我愛羅のトイレの砂を巻きました。

 

家族総出で探していると、数時間後には、我愛羅はうちの住宅地まで戻ってきました。

 

家と家の間に柵があるので、すぐ傍に我愛羅がいるのに捕まえることが出来ません。

柵から手を延ばそうとしても、すぐ逃げてしまうし、先回りして捕まえようとしても、別の所に行ってしまいます。

 

チラシを作ってご近所に配るよう言われたので、急いでインターネットで書式をダウンロードして作成し、LINEで繋がっている方にはLINEで、そうでない方には、チラシを持って行って、もしかするとお庭に入って捕まえさせていただくことがあるかもしれないと、お願いしました。

 

 

まるちゃんをはじめ何匹かの野良猫や地域猫がいるので、もし、我愛羅と鉢合わせになってけんかになったら大変です。

 

我愛羅脱走から約4時間後、譲渡会を終えたボランティアさんが中学生の娘さんと一緒にうちまで来てくださいました。

我愛羅のことをよく知っていらっしゃるようです。

 

「我愛羅! 我愛羅!」

と、呼びかけながら、娘さんと一緒にチュールやかにかまでおびき寄せようとするのですが、うまくいきません。

 

我愛羅に帰って来る意志がなければ、捕まえられそうにはありません。

 

「遠くに行く感じでもないし、お腹が空いたら帰ってきそうですね。」

 

ボランティアさんは、まるちゃん捕獲用に預かっていた捕獲機に我愛羅の好きなご飯を入れ、家と家の間の通り道にセットしてくださいました。

 

「夕方様子を見に来ます。」

と、彼女たちが帰られた数十分後、我愛羅は、いつも昼寝をしている窓から入ってきて、そこに置いていたご飯をきれいに平らげました。

 

我愛羅が脱走してからの5時間、私にとっては生きた心地がしませんでしたが、我愛羅はお散歩を十分満喫したようです。

 

 

 

無事に帰ってきてくれて、本当に良かった!

 

 

 

 


ぶう参上で捕獲失敗!?

2023年10月04日 | 猫の話

10月1日の地域猫の避妊去勢手術の日に合わせて、まるちゃんを捕獲しようと、捕獲器をお借りして、29日からうちの庭に捕獲器を設置しました。

 

28日木曜日、ボランティアさんが捕獲器を2つ持ってきてくださり、設置の仕方を教えてくださいました。

 

29日はボランティアさんが朝からお仕事なので、まるちゃんが捕獲器に長時間入ったままになるとかわいそうだということで、捕獲器は昼から設置することになりました。

それまでにまるちゃんがやって来ても、ご飯は与えず、もし、ご飯をもらえるまで帰らないようだったら、チュール1本のみ与えてもいいと言われました。

 

捕獲の数日前から、なぜかまた太ったボス猫ちゃんがやってきて車の下で寝そべっています!

 

あんまり太った猫ちゃんなので、「ぶう」とか「ブッチャー」とか呼んでいるのですが、まるちゃん捕獲のために、ぶうには家に寄り付かないようご飯をあげていません。

まるちゃんがご飯を食べ始めたら、横取りしようとでも思っているのでしょうか?

 

最近は日に2~3回ご飯を食べに来るようになっていたまるちゃんは、ぶうが待ち伏せするようになってから、明け方にそそくさとご飯を食べて、すぐ帰るようになりました。

 

29日金曜日、早朝5時頃まるちゃんがやってきたので、チュールを1本だけ与えました。

 

午後2時、いつもご飯を食べているよしず前と玄関前の2ヶ所に捕獲器を設置。

 

 

まるちゃんが捕獲器のご飯スペースまで進むと、入り口がバタンと閉まるようになっています。

 

捕獲器の中に入れるご飯は、ボランティアさんの持ってきてくださった子猫用のドライフードとウエットフードで、数時間おきに取り換えます。

匂いのきつい方が捕獲しやすいとのことでした。

 

ところが、捕獲器の中にご飯を入れたとたん、ぶうがやってきて、捕獲器前にどしんと座ってしまいました。

 

ぶうは以前に捕獲され手術を受けたさくら猫なので、捕獲器の仕組みが分かっています。

さすがに中に入ろうとはしませんでしたが、なかなか立ち去ろうとはしません。

仕方なくぶうを追い払いました。

 

ぶうの匂いのせいなのか、捕獲器を警戒しているのか、まるちゃんは姿を見せません。

 

「捕獲器を布で覆うと安心して入ってくるかもしれない。」

と、ボランティアさんに言われ、前もって用意していただいていた白い布を掛けました。

 

 

けれど、まるちゃんは来ず。

最近よくやって来る明け方になっても姿は見えませんでした。

 

30日土曜日、この日は実家の弟のところへ行く日だったので、朝8時でいったん中止して、夕方5時頃帰って来てから再び捕獲器を設置。

 

タイムリミットは夜中の12時。

 

時々庭に出て見回るも、まるちゃんが来る気配はなし。

 

うちには、まるちゃんとぶう以外にも2匹の猫が立ち寄ることがありますが、まるちゃん以外の3匹は手術済みのさくら猫です。

 

今までまるちゃんだけ捕獲されていないのは、よほど警戒心が強いのか、賢いからなのか?

あんなに人慣れしているのになぁ・・・。

 

12時、とうとうまるちゃん来ずで、捕獲作戦終了。

 

雨も降りだし、捕獲器を家の中に引き上げました。

 

翌朝、1枚の白布に小さなおしっこ染みを見つけました。

 

「ぶうやで!

ボス猫やから、捕獲されへんように、誰も近寄るなって、匂いつけたんや!」

と、息子。

 

そうなの!?

 

次回の避妊去勢手術は一か月後。

それまで、捕獲器慣らし作戦ということで、雨の日以外、捕獲器の扉を開けたまま外に出しておいて、まるちゃんが来たら捕獲器の近くでご飯を与え、徐々に捕獲器の中でご飯を食べるように誘導していくということになりました。

 

お世話になったボランティアさん、夜中までLINEでアドバイスしてくださったりと、本当にありがとうございました!

 

 


野良猫まるちゃん

2023年09月24日 | 猫の話

野良猫のまるちゃんがうちに姿を見せるようになって2ヶ月余り。

 

 

尾っぽがうさぎのようにまんまるなので、「まるちゃん」と呼ぶようになりました。

 

 

私が触ろうとすると逃げますが、窓のすぐ傍までやってきて、すごく人慣れしている感じです。

 

一方、我愛羅はまるちゃんが来ると落ち着かなくなり、アーオンアーオンと鳴いて、カーペットでガリガリ爪をとぎ始めます。

一時、食欲が落ちたり、吐き戻したりすることもありました。

 

我愛羅を譲ってくださった保護猫活動をしているボランティアさんに相談すると、まるちゃんは町内のえさやりボランティアさんがよく見かける野良猫で、男の子だということでした。

耳カットしていないので、去勢手術はしていないようです。

 

我愛羅はエイズキャリアなので、まるちゃんがエイズキャリアでなければ一緒には飼えないし、我愛羅が嫌がっているなら、そもそも無理な話です。

 

ただ、息子が、

「まるちゃんに、せめて(去勢)手術とワクチン接種だけはお小遣いでしてあげたい。」

と、言い出しました。

 

ボランティアさんに相談し一月後のTNR活動の日に合わせて、まるちゃんを捕獲し手術してもらうことになりました。

 

ところが、耳カットしている手術済みの太った野良猫ちゃんが家に来るようになり、しばらくまるちゃんは来なくなってしまいました。

まるちゃんが来なくなる直前、家の外で猫の争う声が聞こえ、まるちゃんのものらしき毛の束が落ちていました。

 

恐らくこの地域のボス猫で、えさ場をいくつも持っているから太っているのだろうし、その猫の匂いが残っている間はまるちゃんは来ないので、えさをあげないようにと、ボランティアさんにアドバイスされました。

 

そして、半月あまり・・・。

また、まるちゃんがやって来るようになりました。

 

我愛羅はまるちゃんが来るのを嫌がっているようなので、よしずを設置し、まるちゃんには少し距離をとってもらうことにしました。

 

 

微妙な距離を保ちながら、まるちゃんと我愛羅が一緒にお昼寝をしていることもあります。

 

 

もし、まるちゃんがエイズキャリアで、うちで飼うことになったら、我愛羅と仲良くなることもあるのかな?

 

無理なら、里親を探してあげなければと考えています。

 

次の手術予定日は10月1日。

 

今度は無事に手術をしてあげられますように・・・。

 

 


猫のお留守番

2023年08月08日 | 猫の話

息子の定時制通信制サッカー大会出場のために、私は開会式の行われる先月28日から静岡県に来ていました。

 

お留守番をしている愛猫の我愛羅の様子を確認するために、我愛羅が一番長く過ごしている掃き出しの窓のある和室に「tapo」というペットカメラを設置しています。

設置といっても、天井に穴をあける道具がないため、テレビ台に置いているだけですが・・・。

 

 

 

こんな感じで24時間ライブ視聴して、画像や映像として残しておくことが出来ます。

 

29日、主人は我愛羅にご飯をあげ、朝7時頃に家を出発しました。

しばらくカリカリだけになるので、我愛羅にチュールや煮干しなどのおやつもたっぷり与えたそうです。

 

そのせいでしょうか、主人の出発直前に、我愛羅が吐き戻したそうです。

元々、我愛羅はお腹が空きすぎて食べたときにはすぐ吐き戻す子なので、主人からそう聞いても、あまり心配はしていませんでした。

 

ところが、我愛羅が全くtapo(ペットカメラ)に映らないのです!

 

tapoは、水平方向360°、上下方向114°首振りをして見渡すことが出来るのですが、見渡せる範囲に我愛羅はいません。

和室内に、2ヶ所、我愛羅が吐いたと思われる痕があるだけです。

 

内蔵マイク・スピーカーを通して、こちらから「我愛羅!我愛羅!」と呼びかけましたが、我愛羅の返事は聞こえてきませんでした。

 

吐いた物がある部屋に入るのが嫌なのか?

別の場所で寝ているだけだと思うけど・・・。

 

もしかすると、最近うちに来るようになった野良ネコちゃんと何かあったのか?

 

 

我愛羅は、野良ネコちゃんが来ると、いつも激しくにゃんにゃん鳴きます。

 

窓が閉まっているので接触はあり得ませんが、窓越しにも会いたくないとか・・・?

 

心配すると、きりがありません。

この日、全国大会初戦で、ぎりぎりのところで頑張っている息子を応援しなければなりません。

 

息子を応援しながら、時々tapoを観るのですが、我愛羅は全然映りませんでした。

 

試合が終わって、息子達と別れてからは、ずっとtapoを見続けていました。

たとえ、何か異変が映ったとしても、すぐに駆け付けてやれるわけではないのに・・・。

 

tapoには動きを検知して通知する機能があります。

なので、カメラが動きを捉えるとすぐに分かるのですが、何度もカメラを動かして我愛羅を探さずにはいられなかったのです。

 

夕暮れ時は、我愛羅が家じゅうの窓の見守りをするとき。

それなのに、一度も和室に来ないなんておかしい!

 

主人は、我愛羅がtapoに映らなければ、明日起きたらすぐに帰ると言い出しました。

 

その頃、息子からは財布がなくなったと連絡があり、LINEでやり取りをしていました。

財布には14000円程入っているらしいですが、忘れてきたと思われる銭湯に確認して、なかったら仕方がないと思っていました。

 

息子からもしばらく連絡が途絶え、ただただ祈るばかりの時間・・・。

 

9時過ぎ、息子から、

「見つかった!」

と、連絡がありました。

 

そして、我愛羅も・・・!

 

 

この後、我愛羅は頻繁にパトロールを繰り返していました。

 

そして、翌日は、いつものように和室に我愛羅の姿が映っていました。