25日の木曜日は、息子のメンタルクリニックの日でした。
この日のカウンセリングは、息子が1時間5分。
息子の話が長くなってしまい、時間がなかったのですが、私にも10分だけ時間をいただきました。
息子は、この一週間で、他校での試合を含む土、日の公式戦(息子は応援のみですが)と平日の放課後の練習に2回参加しました。
無事に試合に行くことが出来た報告と、まだ授業の時間には登校出来ないこと、家で勉強することさえ出来ないことを話しました。
「まだ、授業の時間に学校に行くように、背中を押す必要はないですよね?
実は、6月に校外学習があって、飯盒炊爨をすることになっています。
息子が嫌なら参加しなくていいとは思っていますが、もしも、クラスに早く戻れて、みんなと楽しく参加出来るなら、経験させてやりたいという気持ちもあります。」
息子が少し前に進むと、嬉しくなって、「次はこれは?」という気持ちが湧いてきます。
「〇〇の早さで回復していけばいい」と言いながら、心のどこかで出来るだけ早く復帰することを願ってしまうのです。
「彼次第ですが、今は、部活のことで精一杯のようです。
彼の中で『こういう風にした方がいいんじゃないか』とか、色んな思いが出てきているようです。
今日は、自分でも『話し過ぎた』と言うぐらい、思いつくまま次から次へと話をしてくれました。
お母さんは、今のままの対応で寄り添っていかれたらいいと思います。
校外学習に行くのかどうか確認するのも、しばらく様子を見て、もう少し後の方がいいかと思います。」
カウンセリングの先生と話すのはわずかな時間ですが、「これでいいのか?」と悩んでいることを、先生に話して承認してもらうと心が軽くなります。
一人で悩まなくていいことに、どれだけ救われていることでしょう。
続く医師の診察では、
「落ち着かないことが多い。」
と、息子は答えていました。
「眠れてる?」
と、聞かれ、
「リスパダールに変えてから、夜は早く眠れるようになった。」
と、言っていました。
「お母さんから見てどうですか?」
「他校の試合に参加することが出来ましたし、少しずつ、クラブには参加出来る日が増えてきました。
ただ、クラブで思ったように動くことが出来ないせいなのか、疲れのせいかもしれませんが、不安で落ち着かないときが多いです。」
「ぼちぼちいかないとね。
連休に入ると、少しは落ち着きそう?」
「落ち着くかなぁと思います。」
「連休が明けるまで、このままの薬で様子を見てみましょう。
ゆっくり過ごしてください。」
次の診察は連休明けの7日となり、引き続き「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)を一日4錠まで」を処方されました。