神エホバは計画的な故意の殺人者は、死に処せなければならないことを民に命じました。また敷地の境界線をずらしてもならないことも命じておられます。神エホバは引き続きモーセを通して、イスラエル人に正しい裁きの在り方について次のように命じました。
「過ちや罪を犯したという1人の証人だけで有罪の宣告をしてはなりません。その件は2人か3人の証言によって確かめられるべきです。悪意ある証人が、ある人について証言し、何らかの違反で訴える場合、争っているその2人は、エホバの前、その時に務めを果たしている祭司と裁判人の前に立ちます。裁判人たちは徹底的に調査します。もしその証人が偽りの証言をしており、自分の兄弟に無実の罪を着せていたのであれば、その者が自分の兄弟に対してたくらんでいた通りのことをその者に対して行うべきです。イスラエルの中から悪を除き去らなければなりません、ほかの人たちは聞いて恐れ、皆さんの間で誰もそのような悪事を二度と行わないでしょう。哀れに思ってはなりません。命には命、目には目、歯には歯、手には手、足には足です。」(申命記19:15~21)。
上の聖句に記されている通り、1人の証人のみで有罪の宣告をしてはならない、とエホバは命じています。2人か3人の証言によって確かめる必要があることを教えています。かつ裁判人は事実関係を徹底的に調べなければならないことも命じ、裁判は公正でなけえばならないことを命じています。現在の裁判もこの原則に従っています。さらに神エホバは偽りの証人には、その人が企てた通りのことを行うようにも命じています。神エホバは「命には命、目には目、歯には歯、手には手、足には足」、と、つまり等価の代価を支払う必要がある原則を教えられました。命を奪えば当然死罪になるのです。
引き続き神エホバはご自分の民が戦う場合の心構えを指示していますので、次回にお伝え致します。
WWW.JW.ORG
初冬の 空を大きく トンビ舞う 今日の一句
我が家の可愛い「ボタンちゃん」