神エホバはモーセを通し、野原で殺された人が見つかり、犯人が誰だか分からない場合の裁き方について指示を与えていました。そのような場合はレビ族の祭司が公正な裁きを行い、無実の人が罪を負うことがないように配慮されました。引き続き神エホバは民・イスラエル人に次の律法を与えられました。
「あなたが敵と戦うために出掛け、あなたの神エホバが敵を打ち破ってくださり、あなた(イスラエル人)が捕虜を連れてきた場合、捕虜の中に美しい女性がいるのを見て、好きになり、その女性を妻にしたいなら、家に連れていくことができます。その女性は頭をそって,爪の手入れをすべきです。そして捕虜になった時の服を脱いで、あなたの家に住むべきです。彼女は自分の父と母のために丸1ヵ月泣き、その後、あなた(夫になる人)は彼女と関係を持つことができます。あなたは彼女の夫になり、彼女はあなたの妻になります。もしその女性が(夫を)気に入らないなら、彼女の望む所に行かせてあげなさい。彼女を金銭で売ったり厳しく扱ったりしてはなりません。彼女を辱めたからです。」(申命記21:10~14)。
上の聖句に記されている通り、捕虜の中に美しい女性がいた場合の規範が記されています。結婚し妻に迎える場合のみ、家に捕虜の女性を連れて帰ることができました。夫婦の関係を持てるのは1カ月後のことでした。このようにして弱い立場の女性の人格の尊厳が守れる内容が指示されています。今日戦争が生じると勝者が敗者の女性をしばしば強姦する事態が生じていることが報道されますが、そのような強姦を神エホバは決して許されません。しかるべき時に悪行者を処断されます。
引き続き神エホバが与えた律法が記されていますので、次回にお伝え致します。
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干し柿の 甘さ広がる 午後のお茶 今日の一句
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