神エホバは七年目の畑の栽培を休閑させ、貧しい人々がその休閑地を利用し食べることができるようにする福祉政策の律法を与えられました(出エジプト記23:10,11)。次いで神エホバは七日目に労働を休む理由を明らかにされました。加えて、人間の考えに基づく他の神々の名を唱えてはならないことを律法で命じられました。次ぎのように記されています。
「六日の間あなたは自分の仕事をする。しかし七日目にはそれを行わない。あなたの牛やろばが休み、あなたの女奴隷の子や外人居留者が身をさわやかにするためである。
そして、わたし(エホバ)があなた方に述べたすべてのことについて注意しているように、あなた方は他の神々の名を唱えてはならない。それ(他の神々の名)があなたの口から聞かれることがあってはならない」(出エジプト記23:12,13)。
神エホバは、健康な人は六日間働くように定め、七日目は労働を休む安息日を律法で定められました。七日目の安息日は神エホバの救出の業やみ言葉に思いを巡らし、爽やかにするためでした。その安息日には女奴隷の子や外人居留者たちも、イスラエルの民と同じように律法の適用を受け、身体的および霊的に爽やかにされるように配慮されました。この安息日の定めは農耕作業を行う牛やろばも休むためのものでもありました。この地方も私が子供の時代までは、農業の機械化の普及はなく、牛が農耕作業をしていましたが、七日目には牛も作業を休むようにする習慣が残っていました。この地方でも、神エホバが与えられた安息日の習慣が伝わっていたものと考えられます。
さらに、神エホバは、ご自分の民にモーセを通して述べたすべての言葉について注意しているように指示されました。つまりみ言葉を学び、その教えを守り行うように促されたのです。イスラエルの民が幸福に生きるためには、み言葉を学び、守り行うことは、必須の条件でした。それだけではなく、他の神々の名を唱えること、つまり偶像崇拝を禁じられました。偶像礼拝者が神の王国を受け継ぐことはないのです(ガラテア5:19~21)。
夕刻の 妻との奉仕 初時雨 今日の一句
和霊公園の美しい「黄葉・紅葉」
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