今日からは「サムエル記第二」の紹介になります。次のように記されています。
「サウルの死後のこと、ダビデはアマレク人を打ち破って帰還し、2日間チクラグにとどまっていた。3日目に、サウルの陣営から1人の人がやって来た。衣服は引き裂かれ、頭に土をかぶっていた。その人はダビデに近づき、身をかがめてひれ伏した。
ダビデが「どこから来たのですか」と尋ねると、その人は「イスラエル陣営から逃げて来ました」と言った。ダビデは尋ねた。「戦いはどうなりましたか。話してください」。彼は言った。「(イスラエルの)兵士たちは戦場から逃げ、大勢が死にました。サウルと息子ヨナタンも死にました」。ダビデは、知らせを持ってきたその若者に言った。「サウルと息子ヨナタンが死んだことをどうやって知ったのですか」。若者は答えた。「私がたまたまギルボア山にいた時、そこにサウルがいて、やりにもたれ掛かっていました。兵車や旗手たちが彼に追っていました。彼(サウル)が振り向いて私を呼んだので、「何でしょうか」と答えました。彼(サウル)は「おまえは誰だ」と尋ねたので、「私はアマレク人です」と言いました。彼(サウル)は言いました。「そばに来て、私を殺してくれ。耐え難い痛みだ。死んだほうがましだ」。それで私はそばに行って彼(サウル)を殺しました。負傷して倒れており、もう助からないと思ったからです。そして、頭から王冠を取り、腕輪も外しました。それからここに、あなた(ダビデ)のもとに持ってまいりました」。」(サムエル記第二1:1~10)。
上の聖句に記されている通り、1人のアマレク人の青年がダビデに近づき、サウル王と息子ヨナタンが死んだことを伝えました。そるとダビデはその青年に、「サウルとヨナタンが死んだことをどうやって知ったのですか」と尋ねると、そのアマレク人の青年が負傷していたサウル王に頼まれて殺した、と経過を伝えています。さらにサウル王を殺害した、その青年はサウル王の王冠や腕輪を取り外し、ダビデの所に持って来ていました。この記録は、アマレク人の青年は神エホバが選んだ王に対する敬意の欠如を示しています。
さて、ダビデはこの1人の青年にどのように対応するでしょうか。次回にお伝え致します。
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