祭司ソロンは、神エホバの指示通り、いつもウリムとトンミムを入れた判断の道具を心臓の所に持ってエホバの前に出たことが記されていました。引き続き神エホバは祭司の袖なしの上着と額にまく純金の印章板をどのように作るかを詳細に指示され、その内容が次のように記されています。
「(祭司の)エフォドの下に着る袖なしの上着を青糸だけで作る。頭を通す穴を真ん中に開ける。穴の周囲には、織られた縁取りがある。よろいの首回りのようにし、裂けないようにするのである。青糸と紫の羊毛と緋色の糸でザクロの形を作って、上着の裾回りに付ける。間に金の鈴を付ける。金の鈴とザクロの飾りを交互に、上着の裾回りに付ける。アロンは奉仕するためにそれを着けなければならない。(幕屋の)聖なる所に入ってエホバの前に行く時や出て来る時に、鈴の音が聞こえるようにする。死ぬことのないためである。
輝く純金の板を作り、印章を彫る時のように、それに、「神聖さはエホバのもの」と彫らねばならない。それを青ひもでターバンに固定する。ターバンの前面に来るようにする。それは(祭司の)アロンの額の上にくる。アロンは、誰かが聖なるものに関して過ちを犯した場合、責任を負う。イスラエル人が聖なる供え物として捧げる物に関する過ちである。(イスラエルの)民がエホバに認めてもらうように、アロンの額の上に常にその板がなければならない」(出エジプト記28:31~38)。
上の聖句に記されている通り、祭司アロンの袖なしの上着は青糸で作り、裾には緋色の糸でザクロの飾りを作りザクロの間には鈴を付けるように指示されています。神聖な祭司の上着の裾にザクロの飾りと鈴が取り付けられたのは注目に値します。現在日本の神社で鈴が用いられているのはこの鈴に由来するのではないかと思います。
祭司の額には輝く純金の板を付けたはちまきを作り、純金の板には「神聖さはエホバのもの」と彫り、エホバの前に出て祭司職の務めを果たしたことが記されています。神エホバは神聖な神ゆえに、奉仕する祭司の着用物も極めて豪華であったことが分ります。
引き続き、神エホバは祭司として奉仕する者に求められた事項が記されていますので、次回にお伝え致します。
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水仙の 清けき香り 切り花に
玄関に咲いている「パンジー」
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