城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

雪の城台山・城ヶ峰3 20.12.19

2020-12-19 19:37:48 | 山登り
 また城台山かと思われるかもしれないが、これで終わりとしたい。雪のたっぷりあるうちに城台山を越えて、城ヶ峰まで登っておきたかった。幸い今日は良い天気だったので、朝8時35分に家を出発した。コースタイムの予想は雪の無いときなら2時間程度であるから3時間、雪が深い場合それ以上と予想した。三輪神社から登り始めると、思った以上に雪どけが進んでいた。
8時50分城台山に到着、意外と早く着いた。問題はここからだと思ったが、先行者一人の足跡を見つけ、一番乗りの野望?はあっさりと崩れた。

 城台山城跡から見る町の様子

 昨夜はスノーシューを持って行こうかと考えていた。しかし、この重い雪で倒木や枝が登山道をふさいでいることも考え、機動的でないスノーシューを止め、ワカンをザックに入れてきた。思った以上に雪が少なく、おまけに先行者の足跡をたどることになったので、最後までワカンの出番は来なかった。

 反射板を過ぎた地点から城ヶ峰を望む

10時に城ヶ峰(351.5m)に到着。家から1時間25分かかった。先行者の足跡は城ヶ峰から北の方向の東ノ山方面に向かっていた。山頂の二等三角点(点名「深坂」)は雪をかぶったままの状態であった。おそらく、先行者は三角点に興味が無いとみえ、そのままにされたと推測される。おじさんも大垣山協に入会していなければこうした三角点に興味を持つことはなかったであろう。今や山に登ると必ず三角点を探し、ホットスポットであるかのようにタッチするのが癖となってしまった。このため三角点がない山(例えば11月5日に登った「三国岳」)だと損をしたような気持ちになる。

 今日の城ヶ峰

 掘り出した三角点 

 10分ほど休憩して下りにかかる。下りやすいところを歩くため、後から登る登山者にはわかりにくくなると思うが、仕方ない。反射板のあるところの手前で若い男性の二人組に遭遇した。つい嬉しくなって、話をした。聞けば、この近くに(仁坂峠の近くだと言っていたので有鳥か?それとも西若松か)住んでいて、城ヶ峰は今回が3回目だそうだ。ワカンの話、そしてついでにこのブログの宣伝(あなたたちのこと書きますよと言っておいた)までしておいた。

 2時間40分ばかりの山行であったが、やはり雪の道を歩くことは楽しい。きついのだが、何故かまた行きたいと思わせる。この冬はこうした山行を数多く楽しめそうである。もし、貴方がこの楽しさを味わったことがないのなら、池田山あたりが初心者向けの最高の場所となるであろう。この山はとりわけ山頂に至る前に長い林道歩きがあり、雪が多いとここを壺足で歩くことは結構しんどいが、できればスノーシューかワカンのチカラを借りて歩くともう雪の中のハイキングという感じとなる。
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雪の城台山2 20.12.18

2020-12-18 19:10:42 | 山登り
 昨日まで降っていた雪が止んだ。昨日は車庫や玄関そして庭木の雪どけで大変疲れた。やっぱり肉体労働はきつくて休み休みでないと持続できない。それでも昼からは冬靴を履いて、城台山まで登った。30cmを超えるような雪の道はさすがに疲れて、途中で立ち休憩を繰り返す。帰りは、一心寺までの町道を下って行った。一心寺下の竹藪の竹の何本かが道路をふさいでいる。さらに白山神社の下の大きな竹藪(ここはかつて竹の「写真家高間」が良く撮影した場所だ)の沢山の竹が道路をふさいでいた。こういう場合、除去する義務は本来どこにあるのだろうか。竹藪の所有者か町道を管理する役場か。このままでは白山神社で行われる元旦祭の準備、本番ができないと思い、区長にメールするとともに一心寺の竹藪の所有者である財産区(おじさんはその管理委員の一員)の委員長に連絡した。

 昨日は一昨日に続き、ハッサクの枝についた雪を落とした

 そして、今日は長靴で城台山に出かけた。観音様の広場からは昨日は見えなかった池田山、小島山、そして大垣方面まで広がる雪景色を見ることができた。年末までに、池田山か小島山をスノーシューで登ってみよう。

 小島山

 池田山

 池田、大垣方面

 城台山城跡 昨日に続きダブルストック 夏道はストックは地面に軽く置くだけだが、雪道は推進力として使う

昨日よりも歩きやすくなっていたが、やっぱりきつい。帰りに昨日と同じ町道を歩いた。すると城台山公園まで車があがってきたことをしめす轍が残っていた。では、竹藪はどうなったのか。降りていくと車が通れる幅くらいに竹が除かれていた。

 撤去された竹

すぐ下の家のご主人に尋ねると今朝N区長(私のすぐ後の区長)さんと元旦祭担当のK班長(この方はチェーンソーを持ってみえる)さん二人で除去されたとのこと。そのご苦労に頭が下がる。役場がやるとしたら、もっと時間がかかるだろうし、お金がないといって断られる可能性もある。草刈りもそうだが、所有者の高齢化に伴ってますます地域さらには役員等への負担は増えてくる。我が地区ではこうした使役に参加してくださる住民が多いことは幸いである。
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雪の城台山 20.12.16

2020-12-16 17:38:01 | 山登り
 揖斐川町は昨日から本格的な雪となった。今朝の仕事はまず雪どけ、5cmくらいだが重い湿雪だ。こうした雪が降るとバラ、庭木さらに畑のハッサク等に被害がでるかもしれないので、朝食後畑に出かけ、雪の重みと果実の重みでたれてきている枝の雪を落とす。先日不織布で覆ったスナップエンドウも雪の重みでひしゃげている。さらに家のバラ、庭木の雪を落とす。そして昼からは城台山に出かける。長靴を履いて、上だけカッパを着て出発。雪は降っているものの、道路の雪は溶け始めており、ぐちゃぐちゃ。


 三輪神社 まだ茅の輪が置いてある(コロナ退散の祈りは届くのであろうか)

 池から城台山 お地蔵さんも凍えそう

 いよいよ誰の足跡もない新雪を踏む

 一心寺

 雪が深くなってきた この辺りで20cm以上

 城台山に到着 積雪は25cmくらいか 通算回数3206回目となる

 本日の長靴と手袋 長靴はモンベルのディスカウントで買ったが、サイズが少し大きいので歩きにくい
 そして手袋は今やおなじみのテムレス(防寒用、面白い商品名だと思う、手むれなし(英語レスless)だと思うが違うかもしれない)本来は作業用だが、その高性能、低価格(1500円 前後)ゆえに登山用にも普及してきた 少し大きめを買い、下にウールの手袋を着ければ完璧

 奥揖斐の山々は今も降り続く雪のため、完全に冬の山となった。いよいよ冬靴、ワカン、スノーシューの出番となる。 
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ぼけ防止のための語学学習? 20.12.14

2020-12-14 19:38:56 | 地域のこと他
 今は小学校でも英語が教えられるようになったが、日本の英語勉強は会話という面からすると失敗し続けていると思う。少なくとも中高で6年間英語を勉強しても、ちゃんとした会話すらできない人が多い。最近の英語学習の状況は知らないので間違っているかもしれないが、若い人でもやはり英語となると苦手意識が強いと思う。国内で暮らしている限りでは、英語を話せなくとも全く支障がないことが、日本人の英語能力が高まらない一つの理由となっている。もちろん、外国人は身の回りでは随分見るようになってきたが、よく見るのは中国人やベトナム人であり、彼らは英語を話さない。フィリピンから来る人は英語を話すかもしれないが。中小企業でも親会社の都合で突然外国に赴任する人が身近にいたが、このようなケースは増えていくかもしれないので、話すことができるに越したことはない。

 おじさんは英語学習歴、6年どころか数十年にもなるが、今かりに目の前に英語を話す外国人がいた場合、どこまでコミュニケーションできるか実に心許ない。こんなはずではなかった。若い頃、30代~40代くらいで英語をマスターし、できれば第二外国語もマスターしたいくらいに思っていた。30代終わりになって少し英語学習に本腰を入れた。ヒアリングマラソンやリーディングマラソンほか様々な教材を買い求めて、それなりに努力した。もちろん仕事は英語とはほとんど関係なかったし、たまに外国人と会話等することはあっても、それ以上はなかった。BSでABC放送やBBC放送、理解出来るところは少なかったが聞き続けた。さらに、今に至るまでNHKのラジオ英会話そしてビジネス英語は聞き続けている。おじさんの努力が足らなかったのか、もともと語学的センスがなかったのかどちらかだと思う。65歳を過ぎて、耳がかなり悪くなってきた。もともと苦手なリスニングがさらにハンディを負うことになった。このため、衛星放送は聞くのを止めてしまった。スペイン旅行を夢見て、スペイン語にも挑戦してみた。しかし、リスニングはもちろんのこと単語が覚えられない。結局、5年間くらい初級のスペイン講座を聴いていたが、これも止めてしまった。

 ラジオ英会話(月~金放送) 最近の中身はかなり昔に比べると充実し、レベルが上がってきていると思う
 一度アメリカ人に発音の良いのを褒められたことがあるが、この番組を聴き続けたおかげであろう

 実践ビジネス英語(水、木、金放送)  講師の杉田敏さん、随分長いことやっておられる
 上の英会話に比べると難しいが、会話の内容がなかなか興味深い
 いずれも録音で聞いている

 若い頃、スキーやテニスも随分したが、なかなか上達しなかった。今から考えてみると、もっと他に自分の才能を伸ばすことがあったかもしれない。それが何だったかなんて結局わからないままに大部分の人は老いてゆくのかもしれない。英語も記憶力抜群だった20代までに集中して学習しておれば、状況は変わったのかもしれないが、後の祭りである。今や英語学習は趣味であるとともにぼけ防止でしていると思うことにしている。
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大野アルプスの知られざる魅力 20.12.12

2020-12-12 19:16:54 | 山登り
 今日は、月1健康山歩クラブの12月例会。大野アルプスを知り尽くす当会の代表Kさんがリーダーとなって案内する大野アルプスの知られざる魅力に迫る。ただし、あらかじめ、ご承知おき願いたいのは、大野アルプスは町が整備する「森林浴コース」、「古墳コース」、「こならコース」、「城跡探索コース」等々の他、個人が様々に開拓した道があるが、今年の春に高校生がその個人が開拓した道で遭難騒ぎを起した。このため、正規のコース以外はその入口にテープが張られており、歩くことは推奨されない。ただし、今回K代表はこの地区の関係者全てに対し、登山計画書を出して、雁又山からの下りにおいて通行の承認を得た上での登山であったことを念のために書いておく。

 緑色の線が今日のコース

 9時過ぎに32名の大集団(8人ずつの4パーティに分割)は運動公園を出発。「憩いの散策エリア」から「森林浴コース」を横切り、「古墳コース」に出た。古墳コースを登り切ったあたりは、町の発行するマップによれば様々なコースが入り乱れている。11月21日に運動公園~花立峠~牛洞峠~城ヶ峰を歩いた時の道に出て、仏塔、東屋のあるところから少し下り花立峠に到着。ここから大谷山、滝谷山、雁又山までは説明する必要がないであろう。

 運動公園

 散策エリア

 とりで跡コースで花立峠に向かう

 大谷山から滝谷山に向かう

 同上

 滝谷山到着

 雁又山は近い

 大人数のため時間はかかる。少しリーダーは12時前に雁又山まで着けるかどうか心配げであった。幸い12時10分前に雁又山に到着した。ここで30分ほどお昼の休憩。

 雁又山到着

雁又山から少し北東に進み、落ち葉で埋め尽くされ、滑りやすい急な道を下って行く。登りよりも下りの方が登山経験の差が出てくる。基本は足指でしっかり地面をとらえることにより、安定した下りができる。下りの達人(もちろん登りもうまい)を見ていると実に危なげない。やがて鉄塔が見えてきた。

 鉄塔
今回のハイライトの始まりである。鉄塔から次の鉄塔に向かう巡視路からの眺めは息を飲むほどだった。大野アルプスにこのような展望場所があったのか!!

 知られざる展望

 巡視路の道
次の鉄塔に向かう道はトラバース道で金尾滝の直下に出る。そこから登り返して再び鉄塔に出る。やがて今朝通過した憩いの散策エリアに出て、駐車場まで戻ってきた。

 きつい登り返し

コースタイム 運動公園9:05→雁又山11:50~12:20→鉄塔12:27→公園13:45 

 今年の月1の例会はこれで終わりである。来春の初登りは恒例どおり百々ヶ峰が予定されている。 
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