城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

八朔の収穫 20.12.21

2020-12-21 19:23:50 | 野菜作り
 今日はおじさんの◯◯歳の誕生日である。毎年の娘からのプレゼントに感謝(息子からはいつものごとく何もない、やはり持つべきものは息子より娘かと強く感じる!!)し、家内が本巣市まで行って買ってきたオードブルに自分で買ってきた千円以下のスパークリングワインでささやかなお祝いをした!!

 昨日、八朔の2本の木のうち新しい小さい方の収穫をした。いつ植えたかは忘れたが、10年は経っていないと思う。数は全部で88個、実がとにかく大きい。色が鮮やか!


そして今日は、大きな方の木、植えてから20年以上経っている。山とものEさんに脚立つきで助っ人をお願いし、9時少し前から作業開始。まず、おじさんは背の届く範囲を収穫し、Eさんは脚立に乗って作業した。背の届く範囲の収穫が終わると今度は木に登って収穫作業。まわりからあまり見えないところに意外と沢山ある。

 木の中
木の高さが3m以上あるので、結構上の方まで登っていかなければならない。買い物袋に肩にかける紐をかけて、10個から15個になったら一旦下に降りる。だから何回も往復する必要がある。下のかごに一杯になったら、今度は車の中のかごに移す。途中、一回家に置きに帰る。箱が足りずにブルーシートにぶちあける。収穫作業が終了したのは11時過ぎだった。数はわからないが数的には去年(おそらく800個以上あった)よりも少ない(たぶん500個から600個くらい)が、実は大きくなっている。


 八朔のいわれを少し調べた。八朔とは旧暦の8月1日のこと、新暦で言うと8月25日から9月23日頃のことをいうようで、この頃から食べ始めたとある。しかし、この時期、実は堅く緑色をしており、とても食べることはできない。原産地は江戸時代末期の頃、尾道市で原木が発見されたとある。いずれにしても蜜柑や夏みかんなどを掛け合わした雑種であったことは間違いないようである。さらに、揖斐地域には八朔の木が家の敷地に沢山植えられている。おじさんの家のように、この時期全てを収穫するのは珍しく、大概1月、2月頃まで見かけることが多い。ある人が言っていたが、この辺は八朔にとって適地だそうだ。収穫後、最低でも一週間おくと、少し酸っぱさが和らいでくる。もちろん、酸っぱいのが好きならすぐに食べた方が良い。日にちをおけばおくほど、味はマイルドになってくる。収穫後3月施肥そして剪定を行う。5月柑橘系の香りが農作業をしていると漂ってくる。摘果は面倒なので行わない。病害虫にも強いので、農薬は使わない。そして12月下旬に収穫となる。

 収穫後、隣近所、親戚、友人などに配って歩く。家ではまずそのまま食べるか、蜂蜜か砂糖をまぶして食べる。あるいはジュースにして飲む。天然100%のジュースであり、風呂上がりに飲むと美味しい。家内は皮をむいた状態で瓶に入れて保存する。そして、マーマレードにする。我が家のジャム系は自家製のこのマーマレード、ブルーベリー等が中心となる。

 去年の八朔で使ったマーマレード



 
コメント
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