out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

池の平湿原に道草

2020-09-26 10:41:28 | 山登り in 長野県
2020年9月21日(月)
 
 実はムラサキセンブリの高原は山に登った後に散策するつもりだった。 が、到着した時点で駐車場付近まで時々霧が降りてくるような天気。 曇り予報ではあったが、山も登り始めたらすぐに真っ白に囲まれる感じ。 最初駐車場がわからなくて、地元の方らしいジェントルマンに場所を伺うと「クマに気を付けて。私なんかこれ持ち歩いてるんだ。」と見れば小脇に手作りのバッグ。 中には小さな消火器。 いざとなったらそれを噴霧するそう。 そんな話を聞いていたら山に行く気持ちが萎えてきた。 先に高原で花を撮って、山にかかる雲が流れたら登ろうかと思ったのだが、山の雲は取れず、私は写真を撮ってかなり時間が過ぎてしまった。
 どこに行っても天気は良くないだろうし、もうそれ程時間はないので、あまり登らない場所に行こう。 と思い着いたのが池の平湿原だった。 篭ノ登山に雲が掛かっていなければそちらに行ってもいい。 もし林道の駐車場が空いていなければ地蔵峠から湯ノ丸山辺りを歩けるところまで歩いてもいい。 そんな気持ちで向かったら、12時ごろ、人は多かったが幸い駐車場は空いていた。
 
雲上の丘に向かって歩いてゆくとまだ残っていたハクサンフウロ。
 
なんと! カラマツが黄色くなり始めている!
 
けれどまだイワインチンが残っていた。
 
天気は大分良くなってきて時々陽も射してきた。
 
 
 
村境の丘から黒斑山、浅間山方面。 やっぱり山は雲だ。
 
時折湿原にも雲が降りて来る。
今日こそ放開口(写真左奥。湿原が切れ落ちたように見れるところ)の方へ歩いてみる。
 
オヤマリンドウ
 
西、東篭ノ登山、水ノ塔山はこの時は雲が掛かっていたが、
概ね雲が掛かっていなかった。 少し登りたい気持ちになっていた。
 
シャジクソウも少し残っていた。
 
見晴台に向かっていると、コマクサ群生地の柵内にカモシカがたたずんでいた。
私の他に二人ほど人がいたので様子を伺っていたようだ。
が、その後トレイルを横切って行った。
 
見晴台付近にはタカネナデシコも数輪。
 
 
 
三方ヶ峰を省略すれば東篭ノ登山くらい登れるかな、などと目論む。
しかしそこで。。。
 
なんとカモシカに遭遇!
草を食べているので静かに拝見。 すると。。。
 
子供カモシカまでやってきた。 先ほどの子かな?
 
私の他数人が見ていたので、子供カモシカは気になる様子。
 
可愛い。 けれどそろそろ行こうか。
 
湿原に下りてきた。
放開口を辞めてまっすぐに戻り東篭ノ登山を登るか?
いやいや、カモシカを見てまた時間が過ぎてしまったし、
この日放開口に行かないと、また当分行くことがないだろう。
 
草紅葉が始まった様な湿原の色。
カラマツは黄色く見えたが全体的にはこんなものだ。
 
さて、いよいよ放開口。
 
で、想像していたほど崖っぷちではなかった。w
 
その後外周の山の中、東歩道を歩いて駐車場に戻った。
イワインチンがまだ咲いていて良かったな。
カモシカの親子もラッキーだった。
 
車で街へ下りる途中、アトリエ・ド・フロマージュでチーズを購入。
ケーキもいただきたかったが大変な混雑ぶりだったのでやめておいた。
その代わりお庭の羊さんとハッピータイム。
 
そうか。 コスモスも時期だったな。
大きな牧場のコスモス畑を見に行く、とかもありだったかな。。。
 
けれど畑には真っ白なそばの花が咲き、こちらの方が好みかもと思う。
 
稲もすっかり黄金色。 もう稲刈りも始まっていた。
そうか、すっかり秋なんだなぁと実感する。
 
青空のもと紅葉を見に行ける機会があると良いなぁ。
 
コメント (2)
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