2018年7月26日(水) 5:23
前日10時過ぎにはベッドに入りましたので、5時に起きることはそれほど難しいことではありませんでした。
まだほかの誰も起きている気配がないので、再び必要機材をもってそぉ~っと部屋を出てテラスに出ると、
天の川が見えることはなかったものの、月はなく星が輝いていました。
ただ夜明けまで1時間という所ですから、期待していたほど星は写りませんでした。
それでも目を凝らせば水面にも星が輝いています。 良かった、良かった。
6時前ごろになると何名かがテラスに荷物とザックを持ってきて荷物整理を始めたので、
わたしも三脚などをしまい、荷造りを始めました。 顔を洗ったり、着替えをしたり、などは既に済んでいました。
そこへTL北島さんが来て「裏の山に上がると小屋、湖、ピック・ドゥ・ミディ・ドッソオの画が撮れますよ。」
とおっしゃるので、急いで登る。
6:35
肉眼ではもっと空が紅かったのだけど、なんで白っぽくなるのだろうなぁ。
ピック・ドゥ・ミディ・ドッソオのピックは尖っている物、ミディは正午。
フィリップさんが「ドッソオ山の尖がった先に、12時になると太陽が来るから」と教えてくれました。
7時から朝食なので、ボチボチ下る。
空の紅みが増してきた。
日の出は6時半ごろ。 7時近くなってもまだ太陽が見えない。
「7時から朝食だけどもう少しで太陽が出そうだな。 ここに居ても大丈夫かな。」と思っていると、
北島さんもカメラを構えているので、安心して居すわる。w
7:03
おはようございます。
photo by TL北島さん
山小屋の朝食はどこも同じように、パン、シリアル、ヨーグルト、飲み物(ジュース、コーヒー、紅茶、チョコレートなど)
やっぱりお皿はない。w 娘が言うには「山小屋でなくても、そもそもお皿使わない。」だそうだ。
7時45分ごろ、小屋前で記念撮影をして出発しました。
写真中央少し右辺りにアユー小屋が見えます。
前日は写真左奥の方から来ました。 この日は周回で昨日の起点に戻ります。
ウシさんたちも活動を始めました。
この音、いつもあちこちで鳴り響いていました。
朝のアユー湖
湖から流れ出す川に沿って下ってゆきます。
川沿いにはいろいろなお花。
バラも良く見かけました。
ナデシコも多かったです。
これはジギタリス。
イワシャジンのような花の下にはヒース。
ちょっとチョコレートがかったピンクのユリ。
ピレネーにはこのような形の黄色い固有種のユリがあるらしい。
草原のような所ばかりでなく、美しいブナ森もあるのです。
そんな林床にはコケも乗っていて、八ヶ岳など似てるけど、やっぱりなんだかヨーロッパ。
登りは大変でしたが、下りはあっという間の2時間ほど。 駐車場に戻ったのが午前10時前。
思えば飛行機で具合が悪くなり不安な幕開けとなったこの旅行でしたが、最初のトレッキング アユー小屋泊での1泊2日を元気に楽しく歩けて、たくさんのお花を見ることもでき、三脚を持参した価値のある風景にも出会え、とても感動的な、充実した二日間となりました。
また最初からツアーの皆さんと仲良く打ち解けられたことも大収穫でした。 皆さん旅慣れた方ばかり、山にも良く登られているようでしたから、変なストレスは全く感じない。 むしろこちらが迷惑かけないよう気を付けないと、と思いましたが、皆さん親切にしてくださるのでそんな心配もあまり起きませんでした。 良かったなぁ~。
この後はバスで山越えをして小さな町のレストランでお昼ご飯を頂き、 世界遺産のトゥルモース大圏谷に立ち寄り、ガバルニーの町へ。
直ぐにでも行って見たくなるほどのレポです。
こんど皆さんにも声かけて貰って誘って下さい。
ツァーリーダーの北島さん日本から同伴でしたら心強いですね。
フランスって料理は有名なのに使える食器の生産がないんですよね。
鍋やコップでは、staub,LeCreuset,duralex,Bormioli Rocco等、日本でも有名ですが食器(陶器)がほとんどない。
まな板を使わない国ですから食器にこだわりはないのかも知れません。
Laylaさん早起きして朝焼け写したりしてツアー元気に過ごす事が出来て良かったですね!
一応ツアーパンフレットにはTLが最初から一緒でない場合もある、
という旨書かれています。
今回も関西発の皆さんとはドバイでの初顔合わせでした。
帰国時もドバイでお別れ。
東京発でもそういうことあるのかなぁ、と思うとちょっと不安ですね。
あれ? 素敵なフランス料理はどんなお皿にのっているのでしたっけ?
あまりカシコまったところでは料理も味わえないので、
適度に日本と違う、くらいが面白くていいですね。
フランス、イタリア、スペインでは山小屋でもみんな美味しい料理を出してくれたので、
そう言う意味でもいいですよ~。
シャモニーも楽しかったですが、ピレネーの方が好みかなぁ、という気がしました。