2020年10月5日(月)
曇天の富士山
時期も良くなり、高い山では紅葉も進んでいるようで、時間や天気が合えば出かけてゆきたい気持ちはあるのだが。 どうもバタバタしており今後もなかなか出られそうにない。 更には高い山に登れる自信も無くなってきた。 けど山にはもちろん行きたくて、せっかく休みの月曜日。 多少天気が悪くても雨が降らなければどこかへ歩きに行こうと思っていた。
以前12月に登ろうと出かけたら林道の雪が思った以上に多くすずらん群生地駐車場にたどり着けなかった御坂黒岳。 春のお花の時期に行けなかったので、この機会に行ってみることにした。 紅葉には早いだろうが行けるときに行かないと、ずっと行けないものだ。 幸い午後から晴れ予報も出ているので、先日冠雪したらしい富士山も拝めるかもしれない。
あまり早く着いても晴れてくるのは午後からだ、とわかってはいたが7時ごろに到着。 予報は前日と変わらず午後2時ごろから晴れるらしい。 それなら時間稼ぎに他でお花を見て行こう。 歩き始めるとさっそくレイジンソウ。
ツチアケビ
今日は富士山の天辺まで拝むことはできないかな、と思っていた。
ハクサンフウロ?
オヤマボクチ
シロヨメナ
コシオガマ?
ムラサキセンブリ
富士山山頂部の雲が取れてきた。 ここから白いものは見えない。
その代わりに随分と上部まで黄色く見える。
黄葉する植物が生息しているのかな。
砂れきの赤、黄葉、麓の緑、とこんな色の富士山を見たことなかった気がする。
そろそろ黒岳登山口の芦川すずらん群生地駐車場に向かおう。
途中、川口湖の大石公園に寄って一枚。
雲は多いが富士山山頂部の雲はすっかり取れた。
芦川すずらん公園駐車場には10時ごろ到着。
出発が遅くなったが予定通り釈迦ヶ岳から黒岳に向かうことにする。
調子が悪かったり写真を撮りすぎると、日没に間に合わない。
が、予定通りに行けば2時過ぎ晴れたころに黒岳到着となるのだが。 上手くいくか?
トリカブトが良く咲いていた。
良いタイムで稜線に上がった。
釈迦ヶ岳はスズラン群生地駐車場の北側。 釈迦ヶ岳まで登ったら一度ここまで戻り、
南側の黒岳へは日向坂峠をぐるりと回り込むようにして登り返しだ。 大丈夫かな。
稜線に出てからは府駒山を経て釈迦ヶ岳に登るため、
いくつかのアップダウンを超えてゆく。
思っていた以上に黄葉が進んでおり、曇りなので気温も低く快調だ。
府駒山到着。(11:04)
なんとか予定通り。
トリカブトの咲き始めは白っぽい?
「まだかな~」と思っていると景色が開けた。
中央辺りの高いピークが金峰山、左奥の方に雲を被った八ヶ岳。
釈迦ヶ岳山頂直下は岩登り。
釈迦ヶ岳と~ちゃ~く!(11:52)
良かった~! 富士山見えた。
山頂周辺の木々は既に黄葉、紅葉が進んでおりとてもきれい。
南アルプス方面。
中央が白峰三山、右奥に尖っているのが甲斐駒ヶ岳。
鳳凰は雲の中だな。
お地蔵様より先にこの山頂標識があった。
中央には金峰山、北奥仙丈ケ岳、国師ヶ岳。
左奥に八ヶ岳。 おそらくその手前は茅ヶ岳。
一番左の高いピークが大菩薩嶺。 そこから右に小金沢連嶺。
釈迦ヶ岳までは予定通りのタイムで来ることができた。
が、黒岳は御坂山地最高峰で登り返しに体力がもつかどうか。
お昼ご飯を食べ休んだら、またしっかり歩けるようがんばろう!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます