2024年11月25日(月)
牛奥みはらしの丘から甲府盆地と南アルプスの夜明け (6:34)
農鳥岳 間ノ岳 北岳 鳳凰三山
以前から登ってみたかった小楢山にようやく登ってきた。 紅葉にはもうすっかり遅いことは分かっていたが、この日は晴天予報が出ており展望が期待できそうだし、この時期に行きたい所もあったので。
小楢山は山梨県、塩山駅北の方にある山だ。 甲府盆地を取り囲む、街に近めの山なので、アクセスも良いし山頂からの眺めも素晴らしい。
赤石岳 悪沢岳 農鳥岳 間ノ岳 北岳 (6:36)
登山後行きたい所もあったので早目到着を目指して登山口に向かったが、中央高速勝沼ICを降りる頃ちょうど夜明け時間少し前。 これは南アルプスのモルゲンロートを逃す手はない、と牛奥みはらしの丘へ。
左奥に金峰山 中央は北奥千丈岳辺り? 右は乾徳山かな? (6:38)
小楢山はこちらの方なのだが、よくわからない。
小楢山フフ山梨登山口 (7:26)
以前フフという宿泊施設があったようだが現在は閉館。 登山口前の駐車場とトイレが使えるようになっている(冬季は使用できなくなるらしい)。 この動物除けの門を開けて入るのだが、手元当たりのチェーンをはずし、足元の排水溝にさしてある棒を引き上げる。
小1時間ほど林道歩き
林道は崩れたようなアスファルト面や土らしい面、そしてこの時期は葉っぱがいっぱい。
割と急な斜面もある。
途中富士山が見えたのでパシャリ。 見えるうちに撮っておかないと。
しばらく見ないうちにすっかり白くなった。
ここで分岐。 右は「母恋し路」左は「父恋し路」(8:21)
これも戦国時代の悲しいお話から。
「父恋し路」は急登で岩場もあるとのことなのでこちらから登り、下りは「母恋し路」を下りる。
急登を登り始めると一本だけ紅葉のきれいな木が。
岩が多く露出した急な斜面に落ち葉が積もっておりなかなか手ごわい。
基本大石が無い斜面にトレイルがあるのだが、落ち葉で見えないため小さな石でも踏むとヨロヨロしてしまう。
父恋し路分岐からなんとか30分ほど登ると白雲の滝。
小さな滝ではあるが上の方から何段にも落ちている。
「はて、この先どこへ?」と見回すと滝の横の斜面、ほぼ垂直に上るような踏み跡があった。
滝横を登った後も急な登り、歩きにくい岩と葉っぱの斜面。
時折コケのついた岩の涸沢を渡る。
屏風岩到着。 (9:28)
まだ稜線に出ないかなぁ~。。。
まだ登るのかなぁ~、とピンクテープを頼りに少し心細くなってくる。
ようやく空が近づいてきた。
稜線に登り上げた。(9:46)
木の向こうには富士山が見える。
ここからは平坦な稜線歩きか、と思っていたら大岩の裏側を周りながら、
アップダウンが結構あった。
羅漢岩
大沢ノ頭到着。(9:59)
周囲の景色は良いのだが、木々の枝が高い。。。
なんとか富士山。 あぁ、やっぱりきれい。
コメツガのマツボックリがクリスマスオーナメントみたい。
大沢ノ頭から5~6分歩くと幕岩。
わかりにくいがここに鎖が設置されているので上に登ることができる。
写真で見るとそうでもないが、結構スリルがある上りで、
最後は右側と左側の大岩をつなぐように乗っている岩の下を潜り抜けた。
右の岩には行きやすかったが、左の大岩に行くのが怖かったので行かなかった。
登って右側の岩からだと南アルプスに木がかかってしまう。
八ケ岳
左の大岩に行けば山に木が被らず、金峰山なども良く見えるようだが、
ちょっと怖くて行けなかったなぁ~。 他の人はどう上ったのだろう。
残念だったが、まぁそれでも良い景色を拝んで慎重に下りた。
幕岩から先は歩きやすい尾根道。
どこかで展望が開けないかと期待したが、木がいっぱい。
この先に棚根入ノ頭があり、少し下って右に見える小楢山に登って行く。
棚根入ノ頭到着。 (10:35)
下って下りた所が小楢峠。(10:49)
母恋し路とここで合流。 ここからひと登りで小楢山山頂へ。 つづく。
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