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2024年10月21日(月)
八方尾根 八方池から白馬三山方面を望む
前週は腰、膝が痛く志賀高原の紅葉を見て回った。 できる事なら10月第1週の週末か前週辺りは高い山に登り紅葉を撮影出来ればと思っていたが、天候や体調が悪くなってしまったのでそれはかなわなかった。 この週末も土、日曜日はあまり良い天気ではない? どうやら月曜日の日本海方面は天気が良さそうだったのであちこち探ってみたのだが、高山山頂付近の紅葉は既に終わっていそう。 自分の体調は良くはなってきているが、それ程登れる気はしない。 そんな中、八方尾根~唐松岳の天気が良さそうで、無性に行きたくなった。 八方尾根なら歩き始めて腰・膝が痛んでも、リフトを下りた場所で充分美しい景色が拝める。 もし青空の中、八方池まで歩ければ御の字だ。 紅葉はアルペンライン2番目のアルペンクワッドリフトを下りた黒菱平付近までと読んだが、それでも行ってみようと思った。
天気が良いならゴンドラに乗る前に白馬大橋からの写真も撮りたいと早朝張りきって出発し 7:00頃には到着したが、白馬岳に雲がかかり、東の空上空に雲が張り出していたので松川がすっかり日影に入っていたため写真はボツ。 けれど撮影を早く切り上げコンビニでアルペンラインの前売り券を購入したのは良かった。 割引があるだけでなく、平日なのに乗車券販売窓口とゴンドラ乗り場には随分と人が並んでいた。 ひとつづつ並んでいたら随分と時間がかかっただろう。 この日ゴンドラ始発は 8:00。 8:10頃乗車。
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ゴンドラ「アダム」を下りた兎平。 先に見えるのがアルペンクワッドリフト。(8:23)
美しい紅葉の斜面の上に月。 とてもきれいに見えたが上部の葉は既に茶色い。
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それでもリフト脇の紅葉がきれい!
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黒菱平到着。(8:40)
黒菱ラインのリフトの方まで歩いてみたが、
この辺も既に葉が褐色~枯葉になっていた。
けれど朝雲がかかっていた白馬岳もすっかりクリアになっていた!
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黒菱ラインは前日 10/20で終了。
やはりリフト下の木々がきれいに見える。
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少しはきれいな木々も残っている黒菱平を抜けて
最後のグラートクワッドリフトに向かう。
奥の遠見尾根と鹿島槍ヶ岳も良く見えている。
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黒菱平の湿原から白馬三山方面。
湿原の木道も少し歩いたが霜で白くなっており転ばないようソロリソロリ。
池塘の水も凍っていた。
朝は寒かったので長袖Tシャツにフリース、ダウンを着ていたが、
陽射しのせいかそれ程寒くは感じなかった。
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ダウンをザックにしまい、八方池山荘から尾根道の方を進む。
所々紅葉の木々が見られた。 麓には雲海が残っていた。
雲海の先、左の方には八ヶ岳、右の方に南アルプス。
実は八ヶ岳の向こうに富士山が見えている。
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腰・膝の調子は良く、問題なく登って行ける!
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振り返って、八方池山荘。
奥には頚城山塊から高妻山、飯縄山など。
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遠見尾根から五竜岳、その背後に鹿島槍ヶ岳
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鹿島槍ヶ岳~五竜岳、かっこいいなぁ~。
鹿島槍ヶ岳の左後ろに見えるのは常念岳、らしい。
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良い調子で登ってきた。 あの上が八方池かな。
大きく顔をのぞかせる不帰ノ嶮が迫力満点。
第2ケルンでフリースも脱いだが、汗だくと言う事はなかった。
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八方池到着。(10:09)
ここまでの山々の姿にも感動だったが、やはり八方池から望むこの景色は最高だ。
カンバの黄色が残っていたらなお良かっただろうが、これだけ山が見えていれば文句はない。
更に、池のほとりまで下りると水面は風で波立ちリフレクションも見られなかったが、もう充分。
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何度かきている八方池だが、実は北側に周るのは初めて。
池塘があり、紅く色づいた木々も見られ、なかなか良かった。
良い景色を眺めながらおやつ休憩。
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調子が良かったので、一応登山計画に入れておいた丸山ケルンを目指して更に登る。
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登って行くと谷底の方まで見えるが、やはり標高の低い所の紅葉がきれい。
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ナナカマドの紅い実と少し残った葉。
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八方池から扇雪渓まではCT55分。 あのピークの下が扇雪渓かな。
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ナナカマドの紅葉が残っていた。
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扇雪渓到着。(11:41)
ここから丸山ケルンまでのCTは20分。 ちょうどお昼ご飯だ。
がんばろう~!
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もうあとひと登り、という所がきつかったが本当にあと少し。
紅が褐色気味になっているが、チングルマの群落。
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丸山ケルンと~ちゃくっ!(12:08)
計画通りここまで来れて良かった! 天気もずっと良い!
さすがにそれでも大汗をかくことはなく、気持ちよく登ってくることができた。
休憩中は再びフリースを着て、レインウェアのジャケットも羽織った。
これでちょっと曇ったり、風が出ればすごく寒いのだろうな、と改めて感じた。
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コーヒーとパンで昼ご飯をいただき、周囲の景色を眺める。
東側、左奥に高妻山、飯縄山など、右奥には四阿山、浅間山。
四阿山左の方に並ぶのが志賀の山々だ。
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南には手前に遠見尾根、奥の方に金峰山などの奥秩父、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス。
右端の方には常念岳、有明山なども見える。
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八ケ岳~南アルプスをアップにすると、八ヶ岳の後ろに富士山。
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鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳へ続く稜線。
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北には白馬三山~栂池、右奥には雨飾山、焼山が見える。
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そしてこの先を上れば唐松岳。 右に不帰ノ嶮Ⅲ峰、Ⅱ峰。
唐松岳はもうなかなか行けないなぁ。
充分休憩し、下山する。
下山時は脚を着くと少し膝が痛い時があったが、それほど問題なく歩くことができた。
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扇雪渓を上から眺める。 扇雪渓の雪は例年溶けてしまうのかな?
ずいぶん昔、7月に登った時には雪があった。
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扇雪渓の入り口にはナナカマドが沢山。
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下りも紅葉を見つけては写真を撮りながら歩く。
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八方池が見えてきたらもうあと少し。
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谷底の方の紅葉・黄葉が美しかった。
この後無事 14:38ごろ八方池山荘に到着。 紅葉・黄葉を眺め、惜しみつつリフト、ゴンドラで下山した。
久しぶりに訪ねた八方尾根、今年はハッポウセンブリが咲いているうちに訪ねたいと思っていたがそれを逃していた。 なので今回お天気の良い日に登ることができ、少しは紅葉も楽しめ本当に良かった。
体調や目的に合わせてどこでストップしても満足できていいですね。
もちろん唐松岳稜線まで上がればなお壮大な景色が見られますが、
なかなかそうも行きません。
けれど東側に連なる北アルプスの眺めも素晴らしいですね!
膝の件、ありがとうございます。
筋力や体幹を強化するよう、日頃からトレーニングすることが
やっぱり大事ですね~。
下の方や谷底の紅葉、何と言っても五竜岳、鹿島
槍ヶ岳、白馬三山や秀麗富士まで素晴らしい展望
のオンパレード、最高でしたね。八方池越しの
白馬三山の眺め、素晴らしいです。
久しく歩いていない八方尾根、素晴らしい写真の
数々、大いにに楽しませていただきました。
膝の具合も良かったようで、何よりでした。