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2024年11月25日(月)
小楢峠からひと登りで小楢山山頂到着!
南側が大きく開け、広々とした山頂は開放感たっぷり!
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北東から南側の大展望は麓の甲府盆地、それを取り囲む山々、
その先に奥秩父、丹沢山地、御坂山地、天子山地、身延山地、南アルプス、そして富士山
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富士山
左裾野に高いのは御坂黒岳 右裾野辺りに鬼ヶ岳があるらしい
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南アルプスは木にかかってしまうが、良く見えている。
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中央白峰三山 北岳手前から右に鳳凰三山
左にちょこんと頭を出しているのが塩見岳
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左奥一番高いのが大菩薩嶺 右に小金沢連嶺が続く
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北西は木々が茂っており金峰山などは木々越しに見える。
広い山頂には東屋もあったが、日向の座りやすい岩に腰かけお昼ご飯を頂いた。
風はなく、ジャケットは必要だが寒くはなかった。
甲府盆地は少しもやっていたが、久しぶりに雲の無い空、遠くまで見渡せた山々に、
いつまでも見ていたい気持ちだったが、下山後の予定もあったので下山する。(11:48)
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母恋し路は小楢峠の後こそ急坂だが、比較的歩きやすいトレイルだった。
もう少し早い時期に来ればあの辺、カラマツの金色だったかな?
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少し紅葉・黄葉が残っていた。
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登山口駐車場近くになると良い色の木々も見えた。
駐車場には 13:40頃到着。
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次の目的地に向かう途中。 紅葉したブドウの葉越しの富士山。
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到着したのは「乾徳山恵林寺」
武田信玄が菩提寺と定めたお寺であり、信玄没後3年の秘喪の後(亡くなったことを3年間秘密にした)、
勝頼は快川国師の導師のもと盛大な葬儀を行い、こちらにお墓がある。
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その後武田家は勝頼自刃をもって滅亡するが、直後に恵林寺も織田信長の焼き討ちに会い、
快川国師ほか100名を越える僧侶や民がこの三門のある場所に建っていた山門で炎に包まれ亡くなった。
三門に掛けられた言葉
安禅不必須山水(安禅は必ずしも山水をもちいず)
滅却心頭火自涼(心頭を滅却すれば 火も自ずから涼し)
は快川国師の最期の言葉だそう。
その後恵林寺は「本能寺の変」で信長がたおれて後、徳川家康により復興される。
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三重塔
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今回は明王殿、お庭など内部を拝観させていただいた。
写真右に見える太鼓橋から先は撮影禁止。
太鼓橋の先に歩くと音がするうぐいす廊下があり、明王殿へと続く。
明王殿の不動明王様は武田信玄公が対面で模刻させたと言われており、
「武田不動」として尊崇されている。
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拝観後庫裡に戻ると白猫さん。
境内にはたくさんのネコさんがいるらしい。
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庫裡
武田信玄公墓所は月命日の12日のみお参りできる。
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恵林寺から歩いてすぐの岩波農園さんにやってきた。
この時期塩山に来たかった理由がこちら。 こういう文化、いつまでも残ってほしい!
柿はひとつひとつ手で剥き、ひもでくくられて干されている。
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11月に入ると徐々に軒に吊るされる柿の数が増えてゆくが、下旬から12月にかけては
手前のようにひもから外され平干しにされ、表面に粉が吹くまでしっかり乾燥させる。
それがころ柿なのだが、11月下旬ごろだとまだ乾燥しきっていないあんぽ柿を購入できる。
私はこのあんぽ柿が大好き。 しかも塩山の干し柿は百匁柿と言って巨大!
本当においしい~!! けどこちらはブドウ農家さん、だそう。w
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一日中お天気が良かったので、帰りはぶどうの丘に寄って夕景撮影も。
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日没には間に合わなかったが、良い色だった。
登ってみたかった小楢山も楽しみ、前週に続き武田家の歴史を訪ね、ころ柿撮影もできて満足な一日だった。
小楢山を歩かれ、途中の幕岩では八ヶ岳など、山
頂からは秀麗富士、南アルプスや大菩薩嶺・小金
沢連嶺などの大展望に恵まれ、最高でしたね。
山頂から眺める端正な富士山、秀麗富嶽ですね。
下山後の歴史散策、武田信玄が菩提寺と定めた乾
徳山恵林寺は趣がありますね~聞いたことのある
「滅却心頭火自涼」は焼き討ちで亡くなられたこ
この導師快川国師の最期の言葉でしたか~勉強に
なりました。
恵林寺は武田信玄公のお墓があるということで、
今までも何回か訪れていましたが、
今回はお寺の内部も拝観し、境内の色々なことも説明を読むと、
驚くことばかりでビックリでした。
「滅却心頭火自涼」は私も聞いたことがあるだけでしたが、
その場所で、その様な方が、その様な状況で言われたことと知り、
TVや本ではない、本当の話なのだと痛感しました。