out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

馬頭刈山に登り馬頭刈尾根を踏破する

2021-10-01 23:40:33 | 山登り in 東京都
2021年9月27日(月)
十里木から馬頭刈山と高明山を望む。
 
 東京都の感染者数も随分減り、いよいよ緊急事態宣言も解除になりそうだ。 ちょっとフライングして県境越えして紅葉を見に行こうか、と言う気持ちにもなったのだが、今のうちに東京の行きたい山に登っておかなきゃ、という気持ちが湧いてきた。 冬になればいくらでも登れるのに。
 
 三頭山から良く見える馬頭刈山には是非登ってみたかった。 「駐車場はあるかな」、「五日市駅からバスに乗る?」、と考えているとちょっと面倒だったが、登山口に良い駐車場があることが分かった。 ただ週末は登山客だけでなく秋川周辺でのBBQ客も多そうで、やはり平日が良さそう。 9/27(月)は雲は多そうだが陽が照る時間もあるとのことで登山決定。 せっかく行くなら、以前白倉の登山口から馬頭刈尾根に登り大岳山に登った続きを歩き、馬頭刈尾根の踏破を目指そう、と言う予定だ。
 
 
 6:30前、十里木駐車場(無料)に到着。 トイレもあり30台ほど停められるようだ。 周辺には河原にBBQや川遊びの施設を伴った施設があり、そういう施設の有料駐車場もある。 が、この日は開いている様子はなかった。
 
駐車場から馬頭刈尾根への登山口はいくつかあるのだが、まずは集落内を歩き、
あまりアップダウンがなさそうなルートを選択。
 
民家の間を縫うように歩いてきたが、標識があっても「ここ?」と思うような道もあった。
 
高明神社到着。 ここでご挨拶をしてからまずは高明山を目指す。
道の奥に見える道標を沢に沿って左に入ってゆく。
 
沢沿いにはたくさんのツリフネソウが咲いていた。
先日の鷹ノ巣山道中では既に傷んだ花しかなく、
今年は見られないかと思っていたので、うれしかった。
 
 
 
 
 
しばらく林道を歩き、その後登山道に入ると急登が続く。
 
この分岐で別の登山口からのトレイルと合わせる。 帰路は向こうのルートを行ってみる。
ここまで1時間半ほどかかった。
ほぼCT通りなのだが、地図で見ると「ここまで来るのにこんなにかかるか」とがっかり。
しかも結構しんどい。
 
植物でも撮りながらのんびり行こう。
分岐の後2つの鳥居を経て。。。
 
高明神社跡到着。(8:53)
とても立派なお社があっただろう、という感じがする。
 
カシワバハグマ
 
神社跡から少し登ったところに高明山山頂。
展望はない。
 
この先も急登が続く。
 
 
コウヤボウキ
 
 
 
 
 
急登や階段を経て馬頭刈山に到着。(9:33)
「いやいや、今日はしんどい」と感じる。
気温は涼しいくらいで過ごしやすいのに。 標高 884mでなめていたからか。(;^ω^)
 
ベンチや地面が湿っているが、雨が降ったわけではない。 時々雲が通過してゆくので湿っぽいのだろうと思う。
陽射しが、と言っていたが天気はどんどん雲が多くなってきていた。
せっかく山頂に到達したが、そもそも木に囲まれ展望もなく、ヤレヤレと言った感じ。
 
少し休憩をして、この先は馬頭刈尾根の軌道をつなぐため、
前回下山した「つづら岩」までは歩きたい。
出来ればその先の富士見台(大怒田山)まで行ってお昼にしたいが。
 
何の実? クモが捕食中だった。
 
次の鶴脚山へはまた随分登る。
 
岩も多くなってきた。
 
鶴脚山山頂とうちゃく。
 
鶴脚山の少し先、ようやく展望が開ける場所があった。
歩いてきた馬頭刈尾根、一番奥に馬頭刈山。
 
馬頭刈尾根はきっと冬なら樹間越しにチラチラと良い景色が拝めるだろうが、
この時期は展望はまったくだ。 
一応馬頭刈山周辺は「関東の富士見百景」に指定されているのだが。
 
そんなことで、岩に気をつけながら、足元の草や少し色づいた木々の葉などを眺めながら、
もくもくと尾根歩き。 つづら岩を目指して。
 
つづら岩に到着。(11:27) クライミングのゲレンデだがさすがに誰もいない。
ここまでの行程でも大岳山方面からの2人とすれ違ったきり。
 
雲で展望もないし、この先富士見台に行くのはヤメにした。
何より復路の時間が気になった。
つづら岩のすみの方の岩場に腰かけお昼ご飯を食べた。
 
これはフモトスミレ?
あちこちで葉っぱを見かけた。
 
富士見台まで行かなかったので、ややゆったりした気持ちで下山。
 
ツツジ類は色づきが早い。
 
が、ホツツジがまだ咲いている。
 
紅葉の葉にバイカツツジも咲いていた。
 
展望の岩場まで戻ると朝よりは遠くが見えていた。
 
鶴脚山近くには少し木々の薄い所がある。
右の山頂、木々がまばらなのが御岳神社の辺りだと思うのだが。
 
都心方面も随分見えるようになってきた。
 
高明山近くに立派な杉。
それにしても下りも堪える。
 
朝見た違う登山口へのルートをとり下山。
こちらの方が駐車場へは直線的なのだが、最後まで尾根道。
小さいながらアップダウンがあり、そろそろ民家も見えるのにまだ着かない?、と疲れに輪をかけてきた。
 
ツチグリ
 
「ふ~、まだか~。」と思い来た道を振り返る。
こんな時間になってとても良い天気になってきた。
 
先日の鷹ノ巣~六つ石山に比べたらこんなに疲れるはずないのにな~。
お天気とかやる気とか、色々影響するんだろうなぁ、と思う。
 
登山道は本当に「瀬音の湯」の敷地内で終わった。
これでは朝こちらに来たらわからなかったろう。
というか、朝からあの尾根道を登らず正解だった。
瀬音の湯から石舟橋を渡り駐車場に戻る。
 
橋の上から秋川の流れ。
 
 まずは馬頭刈山に登り、馬頭刈尾根をつなげ、踏破することができたのはうれしかった。 そして馬頭刈山、高明山ともに多摩百山なので2座ゲット。 奥多摩もまだ行きたい所はあるが、あちこち行けるようになるとどうかな。。。冬のトレーニングにまた来るかな。
 
コメント
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