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各専門分野の統計技術、方法、テクニックなどを気ままに分かり易く例題をもとに解説します。

統計のコツのこつ(43)

2017-05-10 13:29:08 | 日記・エッセイ・コラム
前回の例題「Excel_Sample(1).xlsx」について、ピボットテーブルを「R」で作って見ましょう。
インターラクティブ(ブラウザ上で操作)でピボットテーブルを作成できる便利なツールです(筆者おススメ)。
それでは、前回と同様に「情報統計研究所」のホームページ(Top)から、「Excel_Sample(1).xlsx」をダウンロードして使用しましょう。
 
「R」の実行
***
dat<- read.delim("clipboard", header=T)
 # 前回と同様にして取り込みます
head(dat) # データの確認
 
 # 事前に "rpivotTable" をインストールしておいて下さい。
library(rpivotTable) 
 
  # Age(年齢)とTG(中性脂肪)で試してみましょう。
rpivotTable(dat, row = "Gender", col = "TG") # たったこの一行でOKです。
***
 
実行結果:
 
図1:Age と TG のピボットテーブル
 
 図1の[Count]を変えてみましょう。
 ・[Count as Fraction of Total]      →全体の%
 ・[Count as Fraction of Rows ]     →行  の%
 ・[Count as Fraction of Columuns]→列  の%
 
また、
図1の[Table]を変えてみましょう。
 ・[Horizontal Bar Chart]      :ヨコ棒
   ・[Horizontal Stached Bar Cart]    :積み重ねヨコ棒
 ・[Bar Chart]            :タテ棒
 ・[Stacked Bar Chart]       :積み重ねタテ棒
 
その他にも、
 [Line Chart]や[Area Chart]などがあります。
 
また、
変数も自由に変えられます。
「Age」を「Gender」に変えてみましょう。
 
灰色エリアの「Gender」をクリック保持し、青色エリアに移動させ「Age」を灰色エリアに戻せば
図2のテーブルが得られます。
 
図2:Gender と TG のピボットテーブル
 
如何でしょう・・・、Excelのピボットテーブルより使いやすいかも知れませんね・・・!?
 
情報統計研究所はここから!
 
 
 
 
 
 


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