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各専門分野の統計技術、方法、テクニックなどを気ままに分かり易く例題をもとに解説します。

ビジネスと統計(初めに)

2014-09-30 11:30:22 | 日記・エッセイ・コラム
ビジネスと統計(初めに)
 ビジネスにおいても、ビッグサイエンスの時代だとかで、統計分析力が必要だと盛んに言われだしました。
そでれは、ビジネスにおける統計とは、どのようなものを指すのでしょうか。
営業成績を競う棒グラフや売上高の推移を見る折線グラフとか、あるいは、円グラフとかで一喜一憂した集計も統計の1つに違いありません。しかし、
ここでは、このブロッグを見たビジネスマンに一歩上のスキルアップを期待し、出来る限り、MS-Excel を使って説明します。
それでは、
具体的な例題で統計の方法を経験して下さい。
例題の出典先は、
中四国農政局の「主要野菜の入荷量及び卸売価格の見通し」を引用させて頂きます。
URL:
http://www.maff.go.jp/chushi/seisan/vegetable/sijyou_mitousi/index.html

表1に、「平成25年11月下旬から平成26年8月中旬」の野菜価格(大根、人参、白菜)の一部を示しました。
ここでの野菜価格は図1のプロットの様なバラツキが見られ、この様なグラフをストリップチャート(StripChart)と言います。
大根価格の統計量は表2の様にまとめられ、これをグラフで表現すると図2(PlotMeans)と図3(BoxPlot)の様に表現します。
大根の様なバラツキのあるものは、図3のBoxPlot で表現すると良いでしょう。
小さいデータ(小標本)であれは、ストリップチャートで十分ですが、ビジネスデータの多くは大標本の場合が多いと思います。
大標本では、ここの図表の様な要約統計量をグラフで表現すれば良いでしょう。

図4の「PlotMeansとBoxPLot」の作り方(MS-Excel)は次回に説明します。

次回に続く!







記載者:
情報統計研究所