情報統計研究所のご紹介:
ISL
私はは定年退職後に故郷である本県で研究所を立ち上げました。本県は全国一小さい県ですが、やたら溜池が多く、本県で一番大きい市街地には自転車があふれています。朝夕の通勤時に商店街のアーケードを疾走する無数の自転車には驚愕です。昔は品の良い落ち着いた商店街だったのに・・・。
私ががもっとも驚いたのは、溜池や自転車ではなく、本県庁の××課を訪ときのことです。
私の名刺(情報統計研究所)を見ての第一声は「何だ・・、民間か・・」でした。
何か奇異に感じたのですが、また、別の日にも、本県庁の××部で「民間ですか・・」と言われ、周りの職員の話に耳を傾けてみると、やたら”民間、民間・・、民間”と言っているではありませんか。
もちろん、悪意は無いと思いたいのですが・・・、現役時代に本県以外で”民間か・・”と言われた覚えは40年間ありませんでした。
そんな民間の情報統計研究所ですが、衛星画像の分析を研究するためにGIS研究会に参加しました。そこで、県内の溜池情報を研究する研究班に入りましたが、3年間総会で議題の確認をするだけでした。
そこで、私は研究会の実力者と言われる人物に”GISによる溜池研究をやりましょう”と研究の具現化を働きかけました。
その実力者は”ご高齢なのにバイタリティーがありますな、熱意はかいますよ”ですっ~て。
だったら、他県に”溜池研究”を持ち込んでみようと思いました。
独立業務(研究)請負業ってなに?
「人生いろいろ、出会いもいろいろ」だと思います。
情報統計研究所の前身は「専門統計研究所」、その前身は「ICC」(インターネット・コミュニティー・クラブ)でした。「何をしているの?」ってよく聞かれるのだけど、なんでも屋にちがいない。
腕に自信のある輩が会社などの組織の束縛を離れ、いや、そ~でない、組織の枠を越えて個人と個人の出会いの場を提供したのがICCでした。会社同士の利害や競争を越え、個人間の交流を通して技術や技能や知識やビジネスのスキルアップを目指しての情報の共有を目的としたのです。
バブルの崩壊とスポンサーの撤退によってICCは「専門統計研究所」に変身し、インターネット上でのデータ解析や統計分析の依頼を引き受ける「独立業務請負業」としてやって来ました。
周りの人々は統計ソフトを使えば良い時代に、統計分析を依頼する人などいないだろうに・・。と言っていましたが、色々な研究現場の人々からの相談や分析依頼がありました。そして、研究がうまく行った時とか、学位がとれた時とか、看護師学会での発表が好評だったとか、審査の厳しい米国の学術誌に掲載されたとか、中学校の教育指導に役立ったとか、経営方針に自信が持てたとか・・・、銭金には代えられないものを頂いたと思います。
そうこうしている内に統計分析だけでなく、研究に関する相談とか、起業化の相談とかで、いつの間にか何でも屋になっていました。そこで「情報統計研究所」と名を改めたのですが、何でも出来るわけではありません。
どうしても専門の知識や技術を持った人材に仕事を引き受けてもらう必要があります。
いるのですよ!
中高年齢のキャリアーアンカーでした。だけど、大手の有名会社や公務員を定年された人はだめです。だって、沢山の退職金や年金をもらっていますので、退屈なほど暇でも”晴耕雨読”だっと言っています。畑を耕しても家族では食べ切れないし、「百姓」を肩書きにした名刺を配っても専業農家の経験や知識には敵いません。
私にとっての優れた中高年齢の人材者、すなわち「キャリアーアンカー」とはチョットばかり、会社と言う組織からはみ出した一芸の達人かも知れません。定年後にこそ、その個性を大いに発揮して「レジャーjob」を楽しみませんか。
そうそう、そうでした、
ここでは「情報統計研究所」と”一期一会”を話題にするのでした。
情報統計研究所(URL)はここからどーぞ。
http://www3.ocn.ne.jp/~stat